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水がかかった瞬間に汚れが浮いてしまうんですね。中村「トイレの汚れには原因の違いによって4つの種類があるというのはご存知でしょうか。まず、キズが原因となる汚れ、2つ目が微生物や菌の繁殖による黄ばんだ汚れ、3つ目が便が付着してしまった汚れ、そして4つ目がトイレの掃除をさぼってしまった時にできる、水アカを原因とするリング状の汚れ。これらすべての汚れを防ぐことが出来るのが、このトイレのための新素材・アクアセラミックなのです」。中村は、これまでの陶器とアクアセラミックの両方のサンプルに油性マジックで線を引き、水に浸し始める。すると、アクアセラミックに書かれた赤い線がフワッと浮かび上がり、みるみるはがれ落ちていく。新品のときの輝きが100年以上つづく。トイレに新世紀を告げる新素材。トイレのエリアを案内するのは、LIXIL衛生陶器の開発のトップを務める中村祥一。商品を紹介する前にまず中井さんをお連れしたのは、衛生陶器のために開発された新素材「アクアセラミック」の実演コーナー。2016年LIXILのエポックメーキングともいえるその実力を、実際にご覧いただきました。ぐエアシールド脱臭、さらに、キメの細かい泡で男性の小便時のハネを防ぐ泡クッションなど、LIXILのトイレ一押しの清潔技術を解説する。中井「汚れを浮かび上がらせる素材だけでもすごいですけど、他にもトイレの清潔を保つための技術がこんなにあるんですね。トイレがずっとキレイなままでいてくれる、というのは精神的にも良いですし、掃除の時間を短縮してくれるので、その分余った時間を自分の好きなことに使えますものね」。中村「水がかかると陶器の表面と汚れの間に水が入り込み、汚れを浮かび上がらせるんですよ」。中井「すごい、本当ですね!水がかかった瞬間に汚れが浮いてしまうんですね!私は、LIXILといえば抗菌というイメージはありましたが、こびりついた汚れにも大丈夫なんですね」。清潔へのこだわりがこんなにあるんですね。中村「LIXILはINAXの時代からトイレの汚れに対する取り組みを続け、1996年に抗菌技術を、1999年にはプロガードという、水アカ汚れを防ぐ技術を商品化しておりましたが、このアクアセラミックはそれら陶器の素材技術の集大成とも言えるものです。アクアセラミックの水アカを寄せつけない効果、汚れを浮かび上がらせる効果は100年経っても劣化しません。これが2016年のトイレの目玉なのです」。中村は続けざまに、鉢をすみずみまで洗い流すパワーストリーム洗浄や、便器の鉢内に気流のフタを作りニオイを防[TalkSession]中村祥一LIXILWaterTechnology衛陶開発部部長INAXの頃から続く防汚・抗菌へのこだわりを語る中村。アクアセラミックはそうした歴史の積み重ねによって生まれた衛生陶器技術の結晶である。油性マジックで書かれた線が浮かび上がるアクアセラミック。中井さんも驚かれた様子。6
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新しいサティスは、デザインが素敵。LIXILが提案するトイレ空間を再現した展示ブースに場所を移し、中井さんに2016年最新のタンクレストイレ、GタイプとSタイプの2つのサティスを見ていただきました。中村「サティスのデビューは2001年、その時のキャッチコピーが『世界最小・満足最大』。圧迫感のあるタンクをなくし、コンパクトかつ最新機能を詰め込んだトイレを目指しました。2016年の新商品では5世代目へと進化しました。初代からサティスはトイレを応接間にというコンセプトを掲げており、お客さまをもてなし、ゆっくり寛いでいただけるトイレ空間を目指し、トイレ単品だけではなく手洗器や収納も含めて、トイレ空間全体での提案を続けております」。中井「デザインが素敵ですね。私は、サティスSタイプのスッキリしたデザインが好きかな。それにトイレって意外とたくさんの物を置くので、収納まで考えられた空間提案というのは良いですね」。トイレは一番日本らしい場所。中井「外国でトイレに行きますと、いまだに便座がヒンヤリ冷たいとか、ひどいのはもう壊れてしまいそうなトイレというのをたくさん見かけますよね。日本ではそういったことはほとんどありませんね。その上さらに、汚れを寄せつけない新素材とか、目に見えない菌までにも配慮している。トイレというのは、日本人の清潔への意識が最も表れた、一番日本らしい場所かもしれないですね」。中村「LIXILは世界の水まわりメーカー・グローエやアメリカンスタンダードと一緒になりました。我々が日本で磨いてきた技術を、中井さんのおっしゃる日本人の清潔への心と一緒に、もっと海外に広めて行きたいと思います」。汚れないトイレが、美しいデザインをまとう。トイレって、クールジャパンですね。中井美穂さん×中村祥一つなぎ目がなく、掃除のしやすい便座を確かめる中井さん。2001年の発売以来、世界最小を保ち続けるサティスSタイプ。7

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