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NorihikoNagase長瀬徳彦LIXILWaterTechnology浴室開発部28
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お湯を愉しみ、時を味わう。日本人にとってのお風呂の在り方をシステムバスルームで表現した「スパージュ」、発売以来そのコンセプトは大きな共感を得ています。商品企画に携わった中野、デザイン・開発を担当した長瀬が、スパージュを生み出してきた背景を語ります。いままでのシステムバスルームの機能だけの競争を超える。中野:お湯が冷めにくい、床が早く乾く、お掃除がしやすい、こういうバスルームでの利便性や基本性能を向上させていくことは、もちろん重要なことです。しかし、あらゆるシステムバスルームメーカーが、その目的に向かってしのぎを削るなかで、大きな差は正直生まれにくくなっているのも事実です。私たちは、まず、ユーザーへのインタビューや様々なデータの蓄積から始めました。ユーザーの意見もそれが個人の意見なのか、世の中全体のトレンドなのかといった緻密な検証を積み重ね、そこから「お風呂本来の楽しみ」を基本から見つめなおそうという方向が浮かび上がってきました。お風呂本来の魅力を深く掘り下げる。長瀬:幾度もワークショップを重ね、コンセプトを明確にし、結果、お風呂には、お湯があって、お湯で何を提供できるか?という所に立ち返って考えられたことがよかったのだと思います。お風呂本来の魅力。そこに磨きをかけていこうという想いは以前から持っていました。お湯や水をコントロールするというのはLIXILの得意とする技術のひとつなので、その方向とも合っている。そこで、本当にお湯を楽しむ事を深く掘り下げ、かなえてみたいと思いました。それが、新しい機能やデザインの源泉ですね。これからも夢のある商品をお届けしたい。中野:システムバスルームという空間の中でお湯と人との新しい関係を目指したスパージュとしては、次の展開では、「お湯を愉しむ」はもちろん、バスルームでの過ごし方、「時を味わう」くつろぎの提案を、さらに見つめていきたいと思います。長瀬:また、今回グローエと一緒になったことで、欧米が培ってきたシャワー文化を、日本のお風呂文化に昇華、取り入れていくことも新しい可能性を広げていくことになるかと思います。中野:やはりスパージュの進化の先というか、商品の開発ということでは、夢のある商品をお届けしていきたいですね。「お風呂とは、お湯を愉しむ場所」。そのことを見つめなおしました。GowaNakano中野悟和LIXILWaterTechnology浴室商品部商品企画グループチームリーダーシステムバスルームの動作検証を行った実物大のモデル。29

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