第2回トステム設計コンテスト 受賞作品集 60-61(62-63)

概要

  1. 玄関ドア部門 銅賞 竹 風 大宮の家/松下邸 新築工事/K邸 新築工事
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  2. 61

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縦格子が美しく調和する“和モダン”のエントランスK邸新築工事アトリエリーフ一級建築士事務所石田晶久玄関部門銅賞60The2ndTOSTEMArchitect&SupplyContest
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美しい景観に自然に馴染む“和モダン”の家甲府盆地の北西部に位置する韮崎市近郊に新しく整備された住宅地。比較的大きく区画された宅地で、K邸の敷地も約80坪とゆったり。まだ家が建っていない区画も多く、なおさらのこと広々と感じる。周辺には豊かな緑が広がり、さらに富士山や南アルプス、八ヶ岳など美しい山々を一望できるという絶好のロケーション。このような条件だから、住宅地とはいえプライバシーばかりを重視せず、シンプルでおおらかなプロポーションの2階建とした。1階は木の質感を大切にした和の趣、2階は白い壁が軽やかなモダンな雰囲気として、全体的に過剰な装飾感のないシンプルな“和モダン”を表現した。主張ではなく調和を大切にしたエントランスエントランスを含む1階壁面と袖壁は、木とサイディングの異素材を組み合わせ、縦格子の意匠で統一して構成。玄関には彫りの深い縦のラインや木質調の渋い色合いが印象的な玄関ドア「フォラード23ナチュラルモダンタイプ」をセレクトした。ドアのデザインが外壁を構成する縦格子とうまくマッチしてあたかも連続面のようになり、落ち着きのある統一感が出せた。格子の色調と玄関ドアの色合いも美しく調和して、さりげない品位を感じさせる雰囲気の良いエントランスになったと思う。また踏み石や石段を経て玄関へと至る通路は、前面道路との距離もさほどなく真っ直ぐで単純明快な動線だが、石や植裁の配置によって心地よいリズムが生まれたうえ、深い軒や格子の袖壁などの効果で意外なほどの奥行きが感じられるアプローチになった。エントランスまわりや外構部には、天然木や自然石の他、金属やコンクリートなどそれぞれ特徴を持つ素材を使用したが、全体としてバランス良くまとまるようそのコンビネーションに工夫をした。近隣に開かれたアプローチとリビングのデッキ61

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