第2回トステム設計コンテスト 受賞作品集 48-49(50-51)

概要

  1. 玄関ドア部門 銀賞 JointCube#02
  1. 48
  2. 49

このページのトップへ

このページに含まれるテキストデータ(PDFから抽出された内容)

左ページから抽出された内容
玄関ドア部門銀賞エントランス正面プライバシーへの配慮から生まれた豊かなアプローチ空間JointCube#02ラッツ・アーキテクツ株式会社古後信二48The2ndTOSTEMArchitect&SupplyContest
右ページから抽出された内容
リビング・ダイニング畳コーナー浴室キッチン坪庭廊下室.1玄関▼駐車スペースアウトドアリビング室.2吹抜ベランダキューブの意味するところ「JointCube#02」は、山口県宇部市に計画された3人家族のための住宅である。敷地は遠くに周防灘を望む高台にあり、東に隣接した畑地は、秋になると一面コスモスで埋め尽くされるといった豊かな自然環境に恵まれている。施主は、当初から自分たちの住む家に対する基本的なイメージを持っており、ASJという建築家のネットワークを通じて設計者を指名してきたという経緯もあり、我々の過去の作品についても認識していた。施主に同行して敷地を見学に行き設計案を提示したが、いくつかの変更はあったものの、結果として最初の提案が最後まで踏襲されることになった。「JointCube#02」は二つのボリュームをつなぎ合わせて構成するというプロトタイプの住宅シリーズで、その名が示すとおり、以前に手がけた「JointCube#01」が基本形になっている。#02はいわばその進化形であり、先の作品では、メインのボリュームと水周りのボリュームをジョイントしたが、今回はメインのボリュームと主寝室のボリュームをジョイントしている。この大小のボリュームは、キューブというミニマムな要素から成り立っているが、もっとも原始的な形態にもかかわらず合理的であり、総2階にすることで高いコストパフォーマンスを発揮する。このキューブの明快さが、外観のシンプルでモダンなイメージづくりにも大きな役割を果たしている。我々の基本姿勢は、スタイリッシュなデザインと居住性の両立。そのために、仕様や内部の仕上げには細かい気配りが必要になってくる。当社で手がける住宅の場合、外張り断熱・通気工法が標準であり、素材はできるだけ自然のものを用いるように配慮している。今回も、断熱性の高い複層ガラスのサッシや、居室部分の床に採用した無垢のナラ材など、快適な居住性の追求には余念がない。1階平面図2階平面図S=1/25049

このページのトップへ

  • キーワード検索

    • 全てを含む
    • いずれかを含む
    • 全て
    • 現在のカタログから
  • マイバインダー

    マイバインダーは空です。