第2回トステム設計コンテスト 受賞作品集 30-31(32-33)

概要

  1. サッシ部門 銅賞 K-HOUSE/K邸
  1. 30
  2. 31

このページのトップへ

このページに含まれるテキストデータ(PDFから抽出された内容)

左ページから抽出された内容
穏やかに人生を楽しむ、やさしい住み家Kさんの住家(大津)建築工房なかしま一級建築士事務所中島謙一郎サッシ部門審査員特別賞30The2ndTOSTEMArchitect&SupplyContest
右ページから抽出された内容
和室。そしてメインフロアからステップを上がるとトイレや浴室、寝室のフロア、さらに最上部には書斎があるというプランだ。あえて小さな段差を設けることで生活時間ごとに空間的・立体的な動線変化が生まれ、身体動作にもリズムを与える。平板になりがちな日常生活に楽しいアクセントをつけることができるのではと考えた。各フロアをつなぐステップ(階段)はすべて5∼6段ほどで、適度な身体機能維持装置としての役割も果たす。それでもふつうの2階建における階段の昇降に比べたら、体の負担は3分の1程度に軽減できる。生活時間ごとにフロアを構成することで、一見2階建に見える家も住まい手の感覚としては限りなく平屋に近いものになった。あえて名づけると、“時間帯別平屋感覚”という感じだろうか。暮らしに変化とリズムを刻む“ステップフロア”琵琶湖の南岸大津。歴史的な名橋瀬田の唐橋を渡って数分車を走らせると、水と緑に恵まれた高台の住宅地にK邸がある。子供が独立して夫婦二人で暮らす建て主のリタイヤ後も想定し、ゆったりと穏やかに日々をおくってもらえる住まいにしようと考えた。当初は加齢とともに進む身体的な衰えに備えて、段差を無くしたバリアフリーを考えたが「年を取っても楽しく暮らしたい」という要望もあり、各フロア間に一定の段差を設け、それをステップでつなぐ“ステップフロア”を提案した。全部で5フロアの構成とし、真中のフロアに暮らしのメインステージとなる主室・キッチン・和室を配置。そこからステップを降りると玄関があり、もうひとつ下方に小さな主室からの眺望隣地隣地寝室3F書斎4F水廻り3F廊下3F家庭菜園デッキデッキ和室2F主室2F台所1F玄関和室-1F中庭車庫歩道隣地緑地帯道路隣地1階平面図2階平面図S=1/300寝室・水廻り書斎和室和室主室・台所デッキ各部屋の構成図31

このページのトップへ

  • キーワード検索

    • 全てを含む
    • いずれかを含む
    • 全て
    • 現在のカタログから
  • マイバインダー

    マイバインダーは空です。