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8夏の断熱効果Summer※掲載データは、一定の仕様・条件下での一部であり、住宅の仕様・生活スタイル・測定条件によっては異なったデータとなる場合があります。Qエアコンの設定温度をかなり低くしても、部屋が涼しくなりません。『ココエコ』で、エアコンの効きは良くなりますか?Aエアコンの設定温度通りに、しっかり部屋が涼しくなりました。リフォーム前に比べリフォーム後は、同じエアコン設定温度なのに室温が2.5℃改善しました。エアコン設定温度を2〜3℃上げても同等の室温が保てるので、省エネにもつながりました。●測定物件 千葉県T邸●測定日時 リフォーム前:8月13日15:00リフォーム後:9月10日15:00●エアコン運転時間 8:00〜0:00●エアコン設定温度 24℃夏の室温測定温度差2.5℃改善温度差3.3℃温度差0.8℃エアコン設定温度24℃エアコン設定温度24℃外気温:34.2℃外気温:33.2℃室温27.3℃室温24.8℃内観写真内観熱画像室温27.3℃内観熱画像室温24.8℃Afterデータ解説部屋の断熱性が低いと、外から入る熱気が多くなるため、エアコンを運転しても部屋がなかなか涼しくならず、エアコンの設定温度と室温の差が大きく開きます。データ解説断熱性が高まることで、外から熱が入りにくくなり、エアコンの効きが良くなります。そのためリフォーム後は、エアコンの設定温度と室温との差が縮まりました。リフォーム前リフォーム後エアコン設定温度を下げなくても快適!部屋の断熱性が低いと、実際の室温を24℃にするためには、エアコン設定温度を24℃よりも下げなければなりません。『ココエコ』によってエアコン設定温度と室温のギャップが小さくなれば、むやみに設定温度を下げる必要がなくなり、エアコンの消費電力の削減にもつながります。
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9※掲載データは、一定の仕様・条件下での一部であり、住宅の仕様・生活スタイル・測定条件によっては異なったデータとなる場合があります。Qエアコンをかけると、足元だけが冷えて、上半身は暑いままです。『ココエコ』で、暑さ・寒さのムラは解消できますか?A室内の温度差が解消されて、ムラなく快適になりました。リフォーム前は3.3℃差もあった室温と床付近の温度差が0.7℃差に。室内の暑さ・寒さのムラが軽減され、お部屋全体を均一に快適な温度に保てました。●測定物件 千葉県T邸●測定期間 リフォーム前:8月13日15:00リフォーム後:9月10日15:00●エアコン運転時間 8:00〜0:00●エアコン設定温度 24℃夏の室温・天井付近温度・床付近温度測定外気温:34.2℃120㎝10㎝室温27.3℃床付近温度24.0℃温度差3.3℃外気温:33.2℃120㎝10㎝室温24.8℃床付近温度24.1℃温度差0.7℃データ解説暖かい空気は、部屋の上の方にたまる性質があります。そのため、上半身の方が暑く感じやすいのですが、上半身が快適になるまでエアコンの設定温度を下げると、足元が冷え過ぎてしまう状況が生じます。データ解説リフォーム後は、エアコンから出る空気が部屋中にまんべんなく行き渡り、部屋全体の室温が均一化。室内の温度差が解消されることで、足元だけが冷えてしまうこともなくなります。リフォーム前リフォーム後芝浦工業大学教授 秋元孝之夏季に住宅で快適に過ごすためには、日射や外気温度が室内の環境に影響しないような工夫が必要です。そのためには開口部や壁などに断熱をしっかり施して、特に日射を遮ることに注意します。このとき室内のブラインドやカーテンを使用するのも良いですが、室外の簾やオーニングによって日射を遮断する方がより効果的です。部屋の断熱や日射遮蔽が不十分な場合には、エアコンをフル稼働した状態でも室内の熱を排除することができないため、エネルギー消費が極端に増加するにも関わらず、エアコンの設定温度の環境を実現することができません。外出中に室内に熱がこもってしまうようなことも起こります。開口部や壁などの適切な断熱リフォームを施すことによって、エアコンを停止した後も室内空気の温度が上昇するのを抑制することができるため、就寝時にも快適に過ごすことができます。猛暑時に問題となる熱中症による健康被害も避けることができるわけです。

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