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開口部まわりは、建物の工法、求められる性能、立地条件などを考慮して適切な施工をおこなってください。住宅サッシの施工では気密性の確保や漏水防止対策などが重要になります。適切な対策がおこなわれないと、隙間が生じたり、また漏水の原因にもなりますのでご注意願います。ここに掲載している施工手順は、透湿防水シート後張りタイプの参考例です。10●住宅サッシの施工手順について●基開口部まわりの気密化と漏水対策通気工法・サイディング横張りの場合間隔500mm以下見付45mm以上見付寸法45mm以上見付寸法45mm以上外壁下張材(開 口)外壁下張材と同厚の面合せ材外壁下張材外壁下張材外壁下張材外壁下張材外壁下張材●複層ガラス入サッシの重量は単板ガラス用サッシの約2倍。荷重を支えるため、・間柱、まぐさ、窓台の見付寸法は45mm以上とする。・間柱は間隔500mm以下で配置する。1.開口を造る。2.外壁下張材を張り、左右柱に下張材と同厚の「面合せ材」を取付ける。
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11(先張)防水シート(幅300mm以上)●柱に沿って窓台見込み寸法分 切り込む。●窓台に向けて折り込む。●角部を防水テープでコーナー貼り をする。窓台端部(角部)のコーナー貼りの例100mm以上200mm以上柱防水テープによるコーナー貼り(隅角部は入念に圧着)窓台(先張)防水シート窓台端部(角部)のコーナー貼りの例①・・・横方向伸ばし②・・・縦方向伸ばし柱防水テープによるコーナー貼り(隅角部は入念に圧着)窓台(先張)防水シート●サッシ枠の取付け ・左右のクリアランスを均等にとる。 ・枠のねじれ、水平、垂直を確認。●防水テープは幅75mm以上。 貼る順序:①→②→③→④(4隅貼り)サッシ枠12234444防水テープ(先張)防水シート3.窓台に防水シートを張り、窓台端部に防水処理を施す。4.サッシ枠を取付け、サッシ枠廻り4辺に防水テープ(両面タイプ)を貼る。●サッシ枠4辺(①②③)に防水テープを施工する。※テープはサッシ枠の釘打ちフィンを覆うように、強く押し付けて貼る。●サッシ枠(④)に防水テープを貼る。※サッシ枠の角部が完全に隠れるように、サッシ枠に強く押し付けて貼る。注)防水テープの重なり部分およびサッシ枠との貼り合わせ部分は、十分に強くこすりつけて、ピンホールが生じないように注意する。これが十分になされている場合は、④(4隅貼り)を省略してもよい。●重なり部分はハクリ紙をはがして貼る。●気密住宅としない場合は、サッシ下枠のテープ貼りは省略することができる(上図①)。5.透湿防水シートを施工する。重なりしろ90mm以上重なりしろ150mm以上防水テープ防水シート透湿防水シート透湿防水シート透湿防水シート防水テープハクリ紙●防水テープのハクリ紙をはがして その上から貼る。※防水テープ周辺は、シートにシワが 生じないように丁寧に施工する。●シート重ねしろは縦90mm以上、 横150mm以上を目安とする。(窓台)防水テープ(先張)防水シート透湿防水シート断面詳細(下枠)断面詳細(縦枠)防水テープ(両面粘着タイプ)(柱)透湿防水シート●下枠部(窓下)には、透湿防水シートを防水シートの下に差し込む。

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