左ページから抽出された内容
12(2)騒音と居住環境の関係日常耳にする騒音の環境と感じ方(感覚)を右表に示します。例えば幹線道路の交差点は、感覚では”極めてうるさい”80dB(A)ですが、T−1(25)の性能を持つ遮蔽物を介することにより”日常生活で望ましい範囲”55dB(A)まで下げることができます。さらに”静か”のレベルにするには、T−4(40)の性能が必要になります。人の感じ方によって騒音感覚は変わってきますが、一般的に騒音レベルが10dB(A)さがると、うるささは半分になると言われています。●騒音のめやす騒音レベル感 覚騒音レベルdB(A)身近にある騒音環境昼間の住宅環境騒音感覚110自動車の警笛(1m前)、プレス機の音聴力機能障害100電車が通る時のガード下、ピアノの音90電車の中ボーリング場極めてうるさい80幹線道路の交差点バス程度70街頭、タクシー程度うるさい60デパートの中普通の会話50静かな事務所日常生活で望ましい範囲40静かな公園30郊外深夜静か20ささやき電車通り市内住宅ビル街郊外住宅地自動車通り60dB(A)50dB(A)1/240dB(A)1/4
右ページから抽出された内容
13(3)選定のめやすサッシ・ドアセットの遮音性は、求める居住環境により選定します。基本的には、下表及び次項「当社商品の特徴」を参考に選定します。ただし、音源(例:交通騒音や犬の鳴き声)、壁構造(例:木造、コンクリート)の違いにより、防音効果が大きく変化します。●使途別必要遮音等級内部騒音レベル外部騒音レベルdB(A)202530354045505560657075808590うるささ無音感 非常に静か 特に気にならない 騒音を感じる 騒音を無視できない会話・電話への影響5m離れてささやき声が聞こえる10m離れて会話可能 普通会話(3m以内) 大声会話(3m)電話は支障なし 電話は可能 電話やや困難スタジオ無響室アナウンススタジオラジオスタジオテレビスタジオ主調整室一般事務室作業場・一般的な街頭地下鉄内・幹線道路の交差点騒音東海道線新幹線180km/h集会・ホール音楽堂劇場(中)舞台劇場映画館・プラネタリウムホールロビー病院聴力試験室特別病室手術室・病室診察室薬剤室待合室ホテル・住宅書斎客室宴会場ロビー一般事務室重役室大会議室応接室小会議室一般事務室タイプ・計算機室公共建物公会堂美術館博物館図書閲覧公会堂付体育館屋内スポーツ施設学校・教会音楽教室講堂礼拝堂研究室・普通教室廊下商業建物音楽喫茶宝石店・美術品店書籍店一般商店レストラン食堂(15等級※)(20等級※)T−1(25等級)T−2(30等級)T−3(35等級)T−4(40等級) ( )内は旧等級 ※参考のための等級である。T−1(25等級)T−2(30等級)T−3(35等級)T−4(40等級)(表の見方) 外部騒音レベル70dB(A)の街頭に位置する建物の一般事務室の小会議室の室内騒音レベルを表の推奨値に従い45dB(A)にしたい場合、T-1等級の建具が望ましく、外部騒音レベルが80dB(A)の場合はT-3等級の建具が望ましいことを示す。

お探しのページは「カタログビュー」でごらんいただけます。カタログビューではweb上でパラパラめくりながらカタログをごらんになれます。