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4立地条件に適した選定が必要です・風当たりの強い立地条件(超高層の谷間、崖縁、海岸線等)の住宅については、より水密性能等級の高いものをご使用ください。・暴風雨の多い地域の住宅については、雨戸やシャッター、ひさしを併用してください。グレイジングチャンネルの巻き方にご注意ください。巻き方が以下のような場合には、水が入りやすくなりますのでご注意ください。①コーナー部が丸くなっている場合②継ぎ目を下桟側にした場合③収縮して継ぎ目に透き間がある場合なお、長期間ガラスを確実に保持し、透き間からの水の浸入を防止するため、巻き方は、継ぎ目は上桟側とし、経時収縮を考慮して、引張らずに巻くことをおすすめします。詳しくは、アルミサッシ三性能解説ビデオ(巻末を参照)をご覧ください。シール施工は確実にサツシ枠やドア枠と外壁仕上げ材および躯体との取合い部は、水密保持するためシール施工を確実に行ってください。切り詰め方により水は浸入しやすくなります切り詰め加工品は、加工寸法や部品の取り付ける状態によって性能に影響が出る場合があります。以下の内容に注意してください。①内レールの水抜き穴が内障子の下にくるような切り詰めをしないでください。②上下桟の気密材が端末まで挿入されていない場合、また、途中にヨレや切れがある場合は、気密材を交換してください。③商品によっては、切り詰め不可のものがあります。グレイジングチャンネル框下桟サッシ防水テープシーリング外壁4ワンポイントアドバイス
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5気密性とは、サッシ・ドアセットの枠と戸の透き間から、どれくらいの空気(すきま風)がもれるかを表す性能です。冷暖房時の熱損失を少なくする、騒音の侵入を減らす、又、砂やほこりの侵入をおさえるために、気密性の高いサッシ・ドアセットが求められています。気密性は面積1m2・1時間当たりどれくらいの空気がもれるかを基準とした等級で表し、空気のもれはm3/h・m2で表されます。1気密性とは気密性2性能等級と居住環境例えば、気密性能等級A−3のサッシとは、窓の内外圧力差10Pa{1.02kgf/m2}のとき、面積1m2・1時間当たり、最大8m3の漏気量(空気が漏れる量)が許容されているサッシ・ドアセットをいいます。これは、サッシ各部の透き間の合計が、引違いサッシの4560であれば、直径約54mm、6060であれば、直径約64mmの穴の面積に相当する透き間があることになります。一般的には、つぎのような事が言えます。同じ気密性能等級のサッシでも、同一構成のサッシ(例えば、引違いサッシの2枚建て)であれば、サッシサイズが大きいよりも小さいほうが、気密の実力値は悪くなります。また、異なる構成のサッシ(例えば、引違いサッシと片引きサッシ)であれば、同一サイズであっても片引きサッシよりも引違いサッシのほうが、気密の実力値は悪くなります。これらのことは、高気密高断熱サッシが必要な寒冷地住宅のサッシの選択のされ方を見るとよく分かります。(1)気密性の等級気密性には、JlSA4706・J1SA4702の規定により、下表の等級が決められています。低い高い等 級A-1A-2A-3A-4(旧等級)1203082A-3サッシ2∼8m3/h・m2圧力10Pa

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