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15 INAXユニバーサルデザイン人とモノの位置関係が検証可能このUD検証スペースでは、機器の高さや場所を自由に変えることができるので、使い勝手を納得いくまで体感することができます。カタログや図面で見るイメージだけではなく、実際に自分の目で見て、実際にふれて確認できるのが何よりの魅力ですね。なかでも天井に設置したカメラでのモニタリングは、ほかにはあまりない機能で、これによって空間内での人とモノの位置関係がよりはっきりします。例えば、ひとくちに車いすといってもたくさんの種類がありますし、ひとりで動かすのか、介助者がいるのかでも必要なスペースが違います。実際にいろいろな車いすで、距離はどうなのか、どこに問題があるのかを、データとして検証することも可能です。最近では、個々のユニバーサルデザイン商品の質はかなり良くなっていますが、それを空間内に配置したとき、全体としてはどうなのかを考えないとだめなのです。お客さまの「こうしたいんだけどな」という想いを、リアルに再現できる場が必要なのです。ユーザーだけでなく、設計者にも役立つスペース使う人に合わせるという発想。それはユニバーサルデザインの考え方そのもので、この検証スペースには「もっとあなたの生活に近づきたい」という意欲を感じます。「形だけではない、もっと血の通ったユニバーサルデザインへ」という企業姿勢です。それはユーザーだけでなく、設計者にも役立つ場になります。私は仕事柄さまざまな企業のお手伝いをさせていただいていますが、INAXはそのあたりの感度がとても高いと思います。先をきちんと見据えていて、今後がさらに楽しみな会社だと思っています。「血の通った」ユニバーサルデザインへの企業姿勢数多くの家づくり業務にたずさわり、専門的な知識と現場での豊富な経験をもつ福祉環境アドバイザーの矢作さんに聞いてみました。矢作聡やはぎあきら1960年埼玉県生まれ。「住まいづくりねっと」主宰。バリアフリー住宅に関する相談・提案を住まい手、つくり手の双方に行うことをおもな活動とし、さらに、企業・団体・行政などへ高齢者や障がい者に対応した商品・サービスの開発・考案など、ソフト重視のサポートをユーザーの立場で展開中。3天井に設置したカメラで検証の様子をモニタリング。実物の商品を使用した設置位置や空間サイズなどをトータルに確認できます。(車いすから大便器への移乗の様子)3.検証データの提供 検証データの提供 ご要望に応じ、天井カメラで撮影した動画や、検証によって導き出された最適な空間プランなどを図面や提案書にて提供します。 検証の際は、何度も器具を付け替えて商品ひとつひとつの位置を決めていくため、商品の取り付け位置もどんどん変わっていきます。 こうして決めることができた設置位置を間違いなく施工していただけるように、要望に応じて提案書を準備します。また、関係者間で検証結果が共有できるよう、撮影した画像もご希望を伺ってお渡しします。ご相談内容に応じ、プラン作成や各種資料を提供します。多目的トイレご提案2010/01/29No.UDK09-050(編集済みデータ)多目的トイレご提案2010/01/29No.UDK09-050(編集済みデータ)
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INAXユニバーサルデザイン 14 コンサルティング コンサルティングでは、体格に違いがある場合、大きな荷物をもっている場合、お子さまと一緒に使う場合、要介護者と介助者が同時に使用する場合や車いすで使用する場合など、身体状況やシチュエーションの違いをひとつひとつシミュレーションしながら提案します。 たとえば、商品だけでは補いきれない空間としての要素を落とし込み、使用する方にとって使いやすい空間を一緒に考え、提案します。水まわりの商品は毎日、そして永く使うものなので、実際に事前確認ができると安心です。 ﹁いま﹂を改善するだけでなく、﹁これから﹂のことを考えてプランニングをしていくことが大切だと考えています。22.コンサルティング専門担当者がご相談に応じます。空間の広さや身体状況の違いなど、 状況に応じたシミュレーションができます。専門担当者と一緒に使いやすさを確認できるユニバーサルデザイン検証スペース。検証事例①対 象:総合病院、外来「多目的トイレ」 来館者:病院関係者・設計者・工事店・設備設計者特に車いす使用者の動線を考慮し、空間の確保と商品の配置を中心に検証を実施。大便器、洗面器へのアプローチと介助のしやすさについて、車いすを使用して確認。天井カメラによる検証で、空間と商品設置位置の一部に改善点が見つかったので、プランに反映した。検証事例②対 象:個人住宅、トイレ 来館者:建主(片マヒ70代の女性と40代男性)使用者は片マヒの症状があり、車いすを使用。大便器へ移乗の際に使用する手すりの位置を確認し、手すりの形状と設置位置を確定。高さの異なる大便器で足の着く高さと安定感を比較し、将来に備えた介助スペースの広さを実際に体感したうえでプランを決定した。

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