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防火性 建築物の火災の拡大や類焼を防止し、火災に対する安全性の性能 「耐火建築物」または「準耐火建築物」の「延焼のおそれのある部分」の外壁の 開口部(建築基準法第2条第9号の二ロ、第2条第9号の三) 防火地域・準防火地域に建設される建築物の「延焼のおそれのある部分」の外壁 の開口部(建築基準法第62条、第64条)「防火設備」は、国土交通大臣の認可団体 である(社)カーテンウォール・防火開口部協会により運用されています。 運用にあたっては、開閉形式別に認定番号が付与され、構造、最大寸法、ガラス 種類などが定められています。防火性は、建築物の延焼のおそれのある開口部に関して、室内または室外の周囲で発生する火災からの延焼を防止する性能として、火災による火炎を加熱面以外の面に出さない(遮炎する)時間で表されます。建築基準法では、下記の ・ には「防火設備」を設置するように定めています。窓の性能10項目(詳細)防露性 建具室内面およびガラス表面における結露の発生を抑える性能防露性能についてのJIS等級などの基準はありません。結露とは、サッシの表面または室内の温度が周辺の空気の露点温度以下になると、空気中の水蒸気が水滴になることであり、防露性とは結露の発生を防ぐことを意味します。防露性が高いということは、結露が発生しないということではなく、結露の発生を抑えたり、結露の発生を低減するという意味です。窓の防露対策としては、断熱サッシおよびPGを用いることや、カーテンなどを開けてサッシおよびガラス表面温度を上げ、高く保つことが重要です。また、除湿器などを設置し、室内の相対湿度を下げることも大切です。遮熱性 日射などによる熱量の侵入・放出を遮る性能また、住宅サッシの遮熱性を向上させるために、下記商品との組合せで、より高い効果が発揮されます。 ルーバーを窓外部面へ設置することによって、 遮熱性能は飛躍的に向上します。 室内側カーテン、ブラインドの設置。ひさしなどの設置による、 太陽光の日射制限。住宅サッシの遮熱性は、使用するガラスの種類によって大きく異なります。夏期日射侵入率は、一般のSG3∼5ミリフロートガラスでは0.88∼0.85、PG(3+A+3)で0.79、Low-E遮熱PGでは0.41程度のものもあります。その他、インナーブラインドサッシなどもご用意しています。延焼のおそれのある部分3階2階隣地境界線道路中心線建物相互の中心線1階5m3mガラスの日射侵入率(%)●SG(3∼5mm)●Low-E遮熱PG●インナーブラインドサッシ●PG(3+A+3)1008812100792110041591003268(当社比)121212室内屋外室内屋外室内屋外室内屋外窓の性能について264
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バリアフリー 高齢者や身障者などの移動・介助に対する幅員・段差・手すり設置などの配慮の度合いバリアフリー性とは、サッシ・ドア等の性能を意味するものではなく、有効開口幅(幅員)、段差、高さ等の寸法で示されるものです。寸法基準は「長寿社会対応住宅設計指針」などで示されており、住宅性能表示では、等級1∼等級5まで区分されています。住宅サッシは、メーターモジュール(MM)シリーズにて有効開口幅(幅員)を確保しています。バリアフリーの出入口ドア等では、車イスでの移動を考慮した有効幅員の確保や下枠段差解消のフラット構造を採用し、ハンドルの大型化による操作性も向上させています。なお、電動シャッターや玄関セキュリティシステムなどの電装商品も操作性を補助する意味では、バリアフリー商品の一環といえます。最近では、使う人の年齢、性別、能力、経験などの違いに関係なく「どこでも、だれでも、自由に、使いやすく」というユニバーサルデザインの思想が採り入れられてきています。官民合同会議と関連5団体の役割について近年の侵入窃盗(強盗)事件の増加は、大きな社会問題として注目されています。この侵入窃盗に対する手段の一部として「防犯性能の高い建物部品」の早急な開発が強く求められることとなり、警視庁、国土交通省、経済産業省の支援のもと、平成14年11月に行政、住宅生産者団体、防犯建物部品関連団体等からなる、官民の垣根を外した「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」が組織化されました。防犯建物部品商品とは、抵抗時間5分以上をクリアした防犯性能の高い開口部ゾーンの建物部品のことをいいます。防犯性に関する基準としては、官民合同会議が定めた以下3つの対象に対し、該当部位が防犯に配慮されているかどうか(判断基準としては“防犯建物部品”の使用有無など)を確認します。a)住戸の出入口b)地面やバルコニーなどの足場部分から、所定の水平垂直距離に位置する開口部c)aおよびbに挙げるもの以外のもの住宅性能表示制度においては防犯性の等級区分はありません。官民合同会議では、建物部品の防犯性能試験を実施し、試験合格品など適合性が認められたものを「防犯性能の高い建物部品目録」として公表し、共通標章ラベル(CPラベル)が現段階で貼付されています。防犯性 侵入行為に対し、侵入を防ぐことができる抵抗力の性能54321住宅性能表示制度等級区分有効開口幅(幅員)玄 関勝手口ドア対応基準800mm以上750mm以上−−−800mm以上750mm以上−−−長寿社会対応住宅設計指針の推奨基準長寿社会対応住宅設計指針の基本基準建築基準法−−54321住宅性能表示制度等級区分玄関の沓ずり段差室外側土 間対応基準20mm以下−5mm以下−長寿社会対応住宅設計指針の推奨基準長寿社会対応住宅設計指針の基本基準建築基準法−−段差の解消手すりの設置CPラベルCrimePrevention(防犯)十分なスペースの確保安全な形状バリアフリー住宅265

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