家づくり優遇制度ガイド(2025年度版) 10-11(12-13)

概要

  1. 優遇制度の傾向と対応
  2. リフォーム
  3. 優遇制度の傾向と対応
  4. カーボンニュートラルに向けて
  1. 10
  2. 11

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10断熱窓へのリフォームは最大200万円の補助ありリフォーム断熱窓へのリフォームは補助金制度が終わる前に法改正後も充填断熱リフォームは建築確認不要 リフォーム市場は、中古住宅の増加や新築よりも工事費を抑えられることから、新築市場と比べると緩やかな伸びが見られます。断熱や耐震、バリアフリーなど、さまざまな性能向上リフォームに対して優遇制度が用意されていますが、特に「先進的窓リノベ事業2025」は、断熱窓を設置する小規模なリフォームに最大200万円の補助が出る注目の制度です。断熱窓への大型補助金は2025年度で最後になる可能性が高いので、リフォーム工事を迷われているお客様には早めにご提案しましょう。 2025年4月の建築基準法改正により、4号建築物の規定が廃止され、2号建築物と3号建築物の規定が新しくなりました。新2号建築物に該当する階数2以上または延べ面積200m2超の建築物は、新築のみならず大規模な修繕・模様替えでも建築確認と構造審査、省エネ審査が必要です。ただし、屋根葺き材のみ、外装材のみ、または外壁の充填断熱のリフォームは大規模な修繕・模様替えに該当せず(令6国住指第355号)、建築確認や省エネ基準適合の対象外なので、負担が増えることなく取り組むことができます。リフォーム市場規模建築確認の要否充填断熱新2号建築物であっても、充填断熱のリフォームなら大規模な修繕・模様替えに該当しないので、建築確認申請等は不要ですサイディング等胴縁防水シート構造用合板クロス等石膏ボード断熱材改修範囲断面図*構造用合板がない場合も同様です木造外壁の例・実績値は増築・改築工事費および設備等の修繕維持費の合計・野村総合研究所(NRI)「2023~2040年のリフォーム市場規模」推計・予測(2024年6月)を元に作成。実績値は住宅リフォーム・紛争処理支援センター「住宅リフォームの市場規模」より。予測値はNRI工事/構造・規模新築大規模な修繕・模様替えその他のリフォーム新2号建築物(法6条1項2号)木造2階建て、200m2超の木造平屋要要不要新3号建築物(法6条1項3号)200m2以下の木造平屋要不要不要87654321020156.96.87.06.56.16.05.75.85.65.96.16.1202020252035(年)(兆円)実績値予測値←→7.1
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11「すまいのライフサイクルCO2簡易算出」機能世界と日本で加速するLCAへの取組みカーボンニュートラルに向けてこれからはCO2排出量削減を具体的な数字で見る 建築物関係のCO2排出は、建設・維持管理・解体段階における「エンボディドカーボン」と、建築物使用に伴う「オペレーショナルカーボン」に分類されます。後者は省エネ対策により削減が進んでおり、今後は前者の削減対策が求められます。エンボディドカーボンとオペレーショナルカーボンを合わせたものが「ライフサイクルカーボン」です。世界では、建築物のライフサイクル全体における環境負荷を定量的に算出する手法LCA(ライフサイクルアセスメント)の議論が進展しており、日本でもLCA等を検討するゼロカーボンビル(LCCO2ネットゼロ)推進会議が設置されました。2025年度、非住宅・共同住宅に対してLCA補助金が新設されており、数年以内に戸建て住宅への波及が見込まれます。 来るべき日に先立ち、「LIXIL省エネ住宅シミュレーション」では「すまいのライフサイクルCO2簡易算出」機能で住宅をつくるとき・つかうとき・すてるときに排出するライフサイクルCO2を算定できます。LIXILがご提案する環境負荷を低減する、地域に最適な窓『GREENWINDOW』と併せて、ぜひ競合他社との差別化策としてご活用ください。

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