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全て取り出す22リフォームでトラブルが発生する原因のほとんどが、現場調査時の確認不足にあります。いざ施工を始めてみると、配管などが予想外の状況で、「対応できる工具がない」「用意していた部材が使えない」「シンク位置の移動などお施主さまが希望していたリフォームができない」など、工事が遅れてしまうだけでなく、信用を失う結果になりかねません。とくに、排水管と排気口は、現場調査で確認しにくい場合があるので、正確にチェックしておきましょう。●排水管は、時代や施工会社、建築方式によってさまざまなタイプがあります。大きくは樹脂管と金属管に分かれますが、多様な材質があり、それぞれ専用の工具が必要になるので、現調時に必ず確認しておきましょう。その場で判断できない場合は、写真撮影をして設備業者に確認してください。●配管の継手の場所も、工事の準備を行う上で大切なポイントです。継手が適当な位置にない場合は、管を切断してつなぐ必要があり、必要な工具、部材が変わってきます。●お施主さまは、現場調査を「キッチンの下見をするだけ」と考えていることが多く、キッチンは普段使っている状態のままのことがほとんどです。排水管を確認するには、シンク下の収納を開け、中の収納物を全て取り出す必要があります。長年使用された収納内部は汚れていることも多く、大変な作業になることもありますが、取り返しのつかないトラブルを避けるためにも、しっかりと調査をしましょう。排水管の素材や継手の場所をしっかりと確認。念のために写真を撮り設備業者への確認も忘れずに。排気口への接続方法、排気口の形状、サイズ、継口形状などを確認。●レンジフードまわりの確認も、現調時の大切なポイントです。排気ダクトがどのように排気口につながっているか、排気口の形・大きさ、つなぎ口の形などをチェックしてください。●幕板がコーキングされていて外せない場合は、換気扇のフィルタやファンを取り外し、内側から排気ダクトを確認しましょう。どうしても確認が難しい場合は、外壁の排気口の場所を調べてダクトのルートを推測したり、換気扇の品番を確認し製品情報を調べてみましょう。●連動線や同時給排気の有無についても確認を忘れないでください。レンジフードによっては、連動線に対応できないものがあるので、機器手配の際に留意してください。排水管は材質、継手の位置までしっかり確認排水管の確認排気口の位置の確認排気ダクトのルートとつなぎ方をチェック最初の一歩でつまづかない!リフォーム成功のカギは現調にあり!キッチンリフォーム成功のコツ
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