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①除去しやすい汚れの場合 乾布で乾拭き、または清水拭き→乾布で乾拭き。アルミニウム塗膜と同じ。表面にさびが生じてる場合※中性洗剤または薬液ナイロンパッドを使用する。 清水拭き→洗剤または薬液塗布→ナイロンパッドでこすり洗い(筋目方向に従う)→拭きとり→清水拭き→乾布で乾拭き。 (薬液がアルミ等にかからぬよう注意)①表面にさびが固着し黄褐色に変色してる場合※洗剤(中性か弱アルカリ性)または薬液、炭酸カルシウム(200メッシュ以下)を使用する。洗剤または薬液に炭酸カルシウムを加えナイロンパッドで筋目方向にこする→拭きとり→清水拭き→乾布で乾拭き。②鉄さびが付着してさびが生じてる場合 硝酸(15%∼20%希釈液)で拭きとる。汚れの程度種別ステンレス軽 いひどい著しくひどい(汚れが著しく腐食(点食)を含む)スチールのホーロー塗膜120
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シーリング材とは、各種の部材間の接合部や隙間(総称して目地と呼ぶ)に充てんまたは、装着して目地に水密・気密を付与する外、ガラスなどに対しては固定する働きを有する材料です。シーリング材は、建築物の防水材料である以上、その機能は長期的に維持させなければなりません。また、同時に建築意匠上の観点から、美観を損なうようなことが、生じてはなりません。しかし、特に外装用の場合、紫外線、温度、水分などの影響を直接長期間受けることになり、劣化は免れません。そして、保証期間を過ぎたシーリングを劣化したまま放置すると、カーテンウォールの性能を維持できなくなる可能性があります。シーリング材の劣化判定基準は、下記の「劣化診断のフロー」と「調査項目ごとの劣化の分類」を参考に、シーリングの検査と補修・交換を、お願いいたします。■劣化診断のフロースタート経過年数1次診断の実施2次診断の実施漏水劣化現象の有無3次診断の実施劣化現象の劣化度物性の劣化度中中、小有(大、中、小)無無10年以上10年未満大大小有■調査項目ごとの劣化度の分類調査項目仕上材の浮き、変色劣 化 度大中小−なしあり剥離や変色が認められる深さの1/2以上または深さ5mm以上厚みの1/2以上または深さ5mm以上ひびわれ幅は0.3mm以上凹凸が厚みの1/2以上または深さ5mm以上指先にきわめて多量に付着凹凸の深さ1∼2mm変色がきわめて著しいひびわれ幅は1∼2mm指先に粉末がきわめて多量に付着する漏水またはその痕跡シーリング材の被着面からの剥離シーリング材の破断(口開き)被着体の破損(ひびわれ、欠落)ひびわれ、浮きがあるやや変色している深さの1/4∼1/2または深さ2∼5mm厚みの1/4∼1/2または深さ2∼5mm同左0.1∼0.3mm凹凸が厚みの1/4∼1/2または深さ2∼5mm同左0.5∼1mm同左0.5∼1mm変色がかなり認められる変色がわずかに認められる指先に粉末がかなり付着する深さの1/4未満または深さ2mm未満厚みの1/4未満または深さ2mm未満同左0.1mm未満凹凸が厚みの1/4未満または深さ2mm未満指先にわずかに付着指先かなり付着わずかに波打っている同左0.5mm未満指先に粉末がわずかに付着する左の現象が軽微であるシーリング材の変形(だれ、くびれ)シーリング材の軟化しわ変色ひびわれチョーキングメタルカーテンウォールのシーリングのメンテナンスについて121
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