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〈納入時〉●積み降ろしの際には、ものに当てたり、落としたりして角などを損傷しないように十分注意してください。●持ち運びは、垂直に小端立てにして運んでください。●積みの際は平積みにしてください。●車両運搬時には、急ブレーキの時などの損傷を防ぐため、ロープを掛け、角は必ず当て板をしてください。7.作業上のご注意「安全は全てに優先する」という言葉の通り、施工工事においても安全を第一に考えた施工でなければなりません。施工工事に当たり災害発生を未然に防止し、安全でかつ快適な作業環境を作るために安全衛生心得、規則を守ってください。外装材の性能を長期間維持し、美観を保つためには建築時の標準施工法による施工はもちろんのこと、入居後も適切なメンテナンスを進めていただくことが重要です。もし、適切な維持管理がなされず放置されますと、外装材のみならず建物自体の寿命を縮める結果にもなります。正しい施工と適切な維持管理をぜひとも実施していただくようお願いいたします。1-1安全衛生心得●安全第一に徹すること。●作業服は上下共に正しく着用すること。●作業場の整理整頓を行うこと。●作業者相互の安全確認を十分行うこと。●健康状態を十分確認すること。●電動工具、空気圧工具の安全チェックを行うこと。1-2安全衛生規則●安全ヘルメット(墜落保護用)を着用すること。 (労働安全衛生規則第539条)●すべりやすい履物を使用しないこと。 (建設業労働災害防止規定第25条)●墜落の恐れのあるときは、安全帯を着用すること。 (労働安全衛生規則第520条)●足場の安全性を確認すること。●切断作業の際、長時間多量の粉塵を吸入すると健康を損なう恐れがあります。集塵装置付カッター並びに局所排気装置、防塵マスクの着用、うがい・手洗いの励行、切断片の安全な処分等に留意してください。〈保管時〉●屋内の平らな場所に置いてください。やむを得ず屋外に置く場合は、風雨を避けるため、ポリエチレンなどの防水シートを被せ、シートが飛ばないように養生してください。●地面に直接置かないでください。やむを得ない場合は、パネルや角材を用いて飼木をしてください。(飼木は外壁材1枚につき5本以上敷いてください)●現場に保管する場合は、なるべく施工場所に近い屋内の安全な場所を選び、注意して積み重ねてください。1.日常の維持管理とお手入れ方法●ホコリや汚れの清掃の際には、布や柔らかいブラシを使用し水洗いで清掃してください。 ※金属タワシ・金属ブラシなどの硬いものは使用しないでください。 ※シンナー・塩素系洗剤などの薬品は使用しないでください。 ※高圧洗浄機(家庭用含む)などの機器は使用しないでください。2.点検・メンテナンスについて●メンテナンス工事は家を建築された住宅会社様を通じて専門業者に より対処してください。●シーリング材は当社純正品又は日本窯業外装材協会の推奨商品をご使用ください。●メンテナンス時には、窯業系の破風板・鼻隠し・幕板及び金属部材の点検、塗り替えをお薦めします。2.部材納入・保管時の注意1.安全衛生作業8.維持管理のポイント2-1 点検時期●建築後3年後を初回の目安とし、それ以降も1年ごと程度で点検を行ってください。●地震・台風などの後には、その都度点検を行ってください。 ※外装材は、建築物の立地(地域、環境条件)や、使用条件により経年変化の速度が異なりますので、点検・メンテナンス時期も一様ではありません。点検・メンテナンス時期はあくまでも目安としてください。2-2 点検ポイント外装材●外装材を外部からの衝撃など何らかの理由により破損した場合には、住宅会社様を通じ専門業者により補修してください。破損した外装材を取り外して新しい外装材を施工してください。また、地震等により釘(ビス)部のクラックが発生した場合は、破損した外装材を張り替えてください。シーリング部●シーリング部にクラック、肌わかれ、切れ等が入った場合は、住宅会社様を通じ専門業者により補修してください(3〜5年を目安に点検してください)。クラック、肌わかれ、切れ等の部分のシーリングを除去し、プライマーを塗り、同種のシーリング材で充填してください。(*シーリングの材質等が問題となってクラックが入ったり切れたりした場合は、シーリングの材質を検討してから補修を行ってください)金属製役物等●水切り、見切り材等の金属製役物が錆びたり塗膜がはがれてきた場合は、住宅会社様を通じ専門業者により再塗装をしてください。住宅のメンテナンス時等に合わせて同時に塗り替えを行ってください。破損した外壁材の補修シーリング部の補修設計・施工資料166資料作業上のご注意/維持管理のポイント
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3.増改築の際は●既存の建物の増改築によって新築の建物を接続する場合、必ずエキスパンションジョイントなどで縁を切って施工してください。●建物の挙動の違いによって問題が起こりやすいので、既存の建物が同じ外装材を使用している場合も同様にエキスパンションジョイントを使用してください。●その他、増改築・メンテナンス等については、住宅会社様・施工業者様など専門業者により行ってください。4.設備機器や後付け部材などを取り付けるときは●看板、設備機器、サンルーム、風除室などを外装材施工後に取り付ける場合は、必要に応じて一旦外装材を取り外すなど、適切な工事を行ってください。取り付けの際は、外装材に直接固定することは避けて、必ず取り付け下地に固定してください。必要に応じて補強を行ってください。下地防水について適切な処理が必要です。住宅会社様・施工業者様により行ってください。重いものの直接固定は避けてください。5.その他●外装材が破損する場合がありますので、外壁面にボールをぶつけるなどの衝撃を与えないようにしてください。●土台部、大屋根等で積雪が外装材にかぶるところや入隅部の吹きだまりのできるところは、早急に積雪を除去するようにしてください。●屋根からの雨だれ等により、外装材に常時雨水のはね上がりが起きないように工夫してください。はね上がりに注意9.免責事項住宅外壁商品は、住宅等の外装材として十分満足しうる品質を備えていますが、正しい施工と維持管理が行われることによって、はじめて耐久性や耐候性、その他の諸性能が発揮されるものです。正しい施工と適切な維持管理をぜひとも実施していただくようお願いします。なお、万一製品に不具合が生じた場合は、次の免責事項を踏まえたうえで対応いたしますのでご相談ください。詳しくは、資料ページの各商品別免責事項をご確認ください。●「商品本体10年保証」詳細商品名掲載ページはるかべ工法用タイルP.172~P.173ラグナロックベルパーチ外壁リフォーム リタイルP.174167資料維持管理のポイント/免責事項
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