PASSIVEFIRST 12-13(14-15)

概要

  1. パッシブファーストのポイント
  2. 自然風利用
  1. 12
  2. 13

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パッシブファーストのポイント [自然風利用]風の入口と出口をつくり、通風経路を確保するより効果的に風を通すためには、風の入口と出口を設けることがポイント。風の入口として風上側を、風の出口として風下側に開口部を設けて風を通します。気候の良い季節は、窓を開けて風が通り抜けていくと心地がいいものです。夏も、朝晩の涼しい風を採り込むことで、室内にたまった熱を外に排出することができます。また、換気の観点からも、自然の風を採り込むことはとても重要です。心地よい風を暮らしに採り入れるventilation風の出口がない家入口入口出口風の出口がある家12PASSIVEFIRSTBOOK
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風をいざなう暖かい空気は上に行く性質を利用し、無風状態でも空気の流れをつくる「温度差換気」。風の入口として1階に「地窓」、出口にとして2階に「高窓」を設ければ、視線を気にせず効果的に通風できます。風を捕まえる住まいの脇を通り抜ける風をつかまえる「ウインドキャッチ」。縦すべり出し窓の開閉方向を工夫することで、引違い窓の約10倍風を採り込むことが可能です。風の通り道を確保する風の入口と出口があっても間に遮るものがあると風が通りません。ルーバータイプの室内ドアやランマなどで、風が抜ける工夫を行いましょう。室内建具ラシッサランマ付ドアランマを開くことで、廊下からの風を採り込めます。室内建具ラシッサ通風建具ルーバーを開放すると、扉を閉めたまま風の通り道を確保できます。RECOMMENDおすすめ商品縦すべり出し窓吊元を変えて同じ壁の2ヵ所に設置すれば、外壁に流れる風を効率よく採り込め、同時に排出することができます。MEMOTECHNIQUEプランニングのテクニック[地域の風(卓越風)を知る]自然風を有効活用するためには、卓越風の流れる方向も考慮することが大切です。窓を開けたいのは4~6月&9~10月の昼間と、6~9月の夜(熱帯夜は除く)です。この時期に地域ごとによく吹く風の向きを把握しましょう。高所用横すべり出し窓部屋の上部と下部に設置すれば、温度差換気が可能。電動タイプなら、リモコンで開閉操作もラクラクです。高窓地窓13

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