左ページから抽出された内容
ROOMSPACE居室エリア居室内浴室・洗面脱衣室の共通特徴浴室は水濡れした空間に裸で入るため、他より転倒の危険性が高い空間です。より安全な動作が行えるよう、手すりの設置やスペースの確保などの配慮を行います。介護度の高い方は、共用浴室で介助されながら入ることが想定されるので、居室内にある浴室は、自立度の高い方が主に使われるケースが多いです。浴室・洗面脱衣室浴槽への出入りは、縁をまたぐため危険が伴います。安全に出入りできるよう、洗い場と浴槽の間に手すりを設置。また、一旦腰かけられるベンチがあるとより安全な出入りができます。手すり(浴槽への出入り)出入り口の床は水仕舞の良いグレーチングを設置するなどして、フラットとします。出入りのしやすい引き戸とし、有効開口は800mm程度以上を確保。扉の開閉動作の際、姿勢のふらつきによる転倒防止のための縦手すりを浴室側と脱衣室側の両方に設置。出入り口入り口から洗い場、浴槽への移動の際に歩行姿勢をサポートする手すりを動線上に設置。手すり(浴室内での移動)シャワーチェアに腰かけて洗体できるためのスペースの確保。洗髪など、一部の介助が必要な場合を想定し、洗い場は幅800mm、奥行1200mm程度は確保。洗い場ベンチや椅子などに腰かけて脱衣ができるためのスペースを確保。脱衣室内での歩行や立ち座りにも配慮し、手すりの設置。脱衣室車椅子での使用にも想定して、膝とフットサポートに載せた足が入るスペースのある形状の車椅子使用者用の洗面化粧台を設置。脱衣室内の洗面化粧台44
右ページから抽出された内容
PLAN対象身体状況介護レベル特徴対象高齢者施設自立歩行自立歩行が可能でトイレ内動作や浴室内動作を自立してできる自立歩行での利用を想定した広さで、一人で入浴ができ、もしくは、見守り程度の介助で入浴できる浴室。有料⽼⼈ホーム(健康型)有料⽼⼈ホーム(介護付)有料⽼⼈ホーム(住宅型)サービス付き高齢者向け住宅認知症対応型共同⽣活介護(グループホーム)自立歩行介助歩行歩行や立ち座りに介助が必要で、トイレ内動作や入浴動作の一部で介助が必要介助者と一緒に入るための入り口間口、洗い場スペースを確保。浴室内での一連動作を手すりに掴まりながらできるよう、動線に沿って水平手すりを設置。有料⽼⼈ホーム(住宅型)有料⽼⼈ホーム(介護付)サービス付き高齢者向け住宅介護老人保健施設(老人保健施設)認知症対応型共同⽣活介護(グループホーム)▼P.46〜01▼P.48〜02移動能力と介助の度合いに応じたプラン■居室内浴室プランニング一覧居室エリア浴室・洗面脱衣室45PLANNINGBOOKELDERLYFACILITY高齢者施設
お探しのページは「カタログビュー」でごらんいただけます。カタログビューではweb上でパラパラめくりながらカタログをごらんになれます。