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■インプラス取付け時の外部サッシの結露について室内の状態によっては、インプラスを取付けても外部サッシに結露が発生する場合があります。室内の湿気を含んだ空気が、インプラスと外部サッシの間に閉じ込められることで、冷やされた外部サッシ側に結露が発生することがあります。窓の不具合ではないことをご了承ください。外室内拘束拘束拘束中央部膨張サッシ枠ガラス■ガラスの熱割れについて窓にはめ込まれたガラスに、太陽光があたることにより、その熱でごく稀に割れることがあります。この現象が「熱割れ」と呼ばれ、外窓が網入りガラスの時や、内窓のガラスがLow-E複層ガラスの場合に発生することがあります。ガラスは熱によって膨張する性質があるため、ガラス中央部と周辺部の温度差により熱膨張差が生じます。この熱膨張差がガラス自体の強度を超えたときに、ガラスの割れが発生します。熱割れを予防するために、以下の点にご注意ください。●熱割れの防止・カーテンやブラインドなどの遮蔽物を、ガラス面に密着させない・座ぶとんや置物などを、ガラス面に立てかけない・冷暖房の吹き出し空気や熱を、直接ガラスに当てない・ガラス面に紙やフィルムを張ったり、ペンキを塗ったりしない・室内側に熱だまりをつくらない■樹脂表面のべたつきや白い粉状のものの発生について使用状態によっては、まれにインプラスの樹脂表面にべたつきや白い粉状のものが発生することがあります。気になる場合は、以下のいずれかの清掃を行ってください。・エタノールを含んだウェットシートで拭きとる。 ※酸性・アルカリ性のウェットシートは、使用しないでください。・十分に水を含ませたぞうきんで拭いた後、乾いたぞうきんで水分を拭きとる。べたつきや白い粉状のものは、人体には無害な成分です。窓の不具合ではないことをご了承ください。●その他障子が高温になることで起こりうる現象・樹脂形材の変色 ・和紙調シートの収縮■樹脂形材の変形・収縮について製品色が濃い色は、熱を吸収しやすいため、樹脂形材が変形・収縮しやすいのでご注意ください。長時間日射が当たるような環境では室内側ではなく室外側での日差し対策(スタイルシェードやひさしの設置等)をおすすめします。(図1)内窓と外窓を長時間閉めた状態にしておくと外部環境によっては、内窓と外窓の間の空間が高温になる場合がありますので、少し開けて換気を行ってください。※室内側(窓額縁内)で遮蔽すると樹脂形材が高温になり変形・収縮しやすくなります。(図2)外窓が開き窓等で内窓との間に網戸がある場合、網戸を閉じた状態で外窓、内窓共に閉じてご使用になると、外部環境によっては、内窓と外窓の空間が高温になる場合があります。(図3)外窓、内窓を閉じる時には網戸を開けてご使用ください。中間空気層室外側室内側室外側室内側外窓内窓(図1)外窓内窓日差し対策ロールスクリーン等高温(図2)中間空気層中間空気層2室外側室内側外窓内窓網戸(図3)中間空気層中間空気層2高温知っていただきたい現象とその対策156商品の色は、印刷の特性上実物とは多少異なる場合がございますのでご了承ください。掲載価格には、消費税、取付費、運賃等は含まれておりません。
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■引違い窓下枠に発生する気密部品の毛抜けについて下枠には召合部の気密性能を補完するために、黒い部品がついています。この部品は基材に毛を植毛した部品となっており、引違い窓という開閉形式の構造上、障子がこの部品の上を走行するため、ある程度の毛抜けが発生します。使用初期段階ではある程度の抜け毛が発生しますが、開閉を繰り返すうちに抜け毛は少なくなります。157
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