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洋風便器選定のポイント洗浄方式中水仕様品について■中水のご使用にあたっては、必ず中水仕様品をご使用ください。■中水はシャワートイレには使用しないでください。■水アカやスライムの付着による止水不良やピストン部、ダイアフラム部の小穴詰まりに対しては中水仕様品でも効果はありません。あらかじめ定期的なお手入れやメンテナンスをご計画ください。■使用できる水質は以下のとおりです。水質項目水質範囲塩素イオン濃度600mg/L以下pH5.8~8.6遊離炭酸50mg/L以下電気伝導率250mS/m以下硝酸イオン濃度(NO3)60mg/L以下水質項目水質範囲硫酸イオン濃度(SO4)100mg/L以下残留塩素濃度※2mg/L以下硫化水素ガス存在しないことSS(浮遊物質)5mg/L以下ランゲリア指数-3.00以上給水金具への影響について中水の水質は広範囲にわたっており、給水金具へも様々な影響をおよぼし、トラブルを引き起こす恐れがあります。代表例を下記に示します。水質による現象給水金具への影響腐食(脱亜鉛現象)金属部品が腐食して肉厚が減り、最終的には穴が貫通し漏水や作動不良の原因になる。緑青の付着※1緑青が給水金具のすきま部分や小穴部等に詰まり、固着、作動不良の原因になる。水アカやスライム※2の付着水アカやスライムが、給水金具のすきま部分や小穴部等に詰まり、固着、作動不良の原因になる。※1緑青:銅合金(給水金具部品の主要材質)の表面にできる緑色の生成物。※2スライム:水中の有機物がヘドロ状になったもの。■以下の水質項目は、その値が高くなるほどスケールやスライムが発生しやすくなり、お手入れの頻度が高くなります。以下の数値で管理することをおすすめします。 ・カルシウム、マグネシウムなど(硬度):50mg/L以下 ・蒸発残留物:300mg/L以下 ・過マンガン酸カリウム消費量:10mg/L以下 ・Mアルカリ度:50mg/L以下「中水」とは、一度使用した水や雨水等を再生処理した水であり、便器洗浄水、庭散水、環境用水(水空間)のように必ずしも飲料用と同等の水質が必要でない用途に利用されます。水資源の有効活用を促進するものとして近年使用量が増えており、上水(水道水)と下水との中間に位置する水として、一般的に中水と呼ばれています。水のリサイクルシステム「中水」中水仕様品上水排水給水中水雨水浄化プラント下水再利用※残留塩素濃度とは、遊離残留塩素と結合残留塩素とを合わせたものです。商品サティスXタイプサティスGタイプサティスSタイプフロートトイレ、Jフィット、プレアスLSタイプ、アメージュシャワートイレ、アメージュ便器ほか洗浄方式極みトリプル水流パワーストリーム洗浄特 長パワードライブ式ダイレクトバルブ式―便器鉢内を3方向の水流で、後方や上部までしっかり洗い流します。強力な水流を実現する秘密は「パワードライブユニット」。強力かつ安定した水流を生み出し短時間でしっかりと便器鉢内を洗い流します。タンク式便器と同条件の、低い水圧でも設置できます。便器鉢内手前のカーブを緩やかにし最適なフチ形状を設けることで、吐出時の強力な水の勢いそのまま、鉢内のすみずみまで、しっかりと洗い流します。強力な水流を実現する秘密は「パワードライブユニット」。強力かつ安定した水流を生み出し短時間でしっかりと便器鉢内を洗い流します。タンク式便器と同条件の、低い水圧でも設置できます。強力な水流が便器鉢内のすみずみまで回り、少ない水でもしっかり汚れを洗い流します。サティスSタイプは水道の圧力だけで便器が洗浄できる「ダイレクトバルブ式」。タンクへの給水の必要が無いので連続で使用することが可能です。強力な水流が便器鉢内のすみずみまで回り、少ない水でもしっかり汚れを洗い流します。パワードライブユニット※イメージですパワードライブユニット※イメージです※イメージですイメージイメージトイレ内の結露対策に、健康建材エコカラットプラス優れた吸放湿性能でトイレ内を快適な湿度状態に保ち、結露も軽減します。※エコカラットプラスの専用カタログを用意しております。結露対策結露の発生を抑える防露便器・防露タンク防露層断熱材により「防露」を施したタンク防露便器断面図防露便器・防露タンクは、高い防露効果を持ち結露の発生を大幅に軽減させます。便器・タンクの結露限界図100%90%80%70%60%50%40%0℃5℃10℃15℃20℃25℃相対湿度室温と水温との差結露結露防露普通※2※1■曲線が高い位置にあるほど、結露しにくいことを示します。※1冬期の暖房を行った室内(室温24℃・水温3℃)相対湿度62%の場合…普通便器・タンクは結露しますが、防露便器・タンクは結露しません。※2夏期の高温多湿時(室温30℃・水温20℃)相対湿度75%の場合…普通便器・タンクは結露しますが、防露便器・タンクは結露しません。(注)上記表については、気象状況により多少誤差があります。 防露便器、防露タンクでも室温と水温の温度差が15℃以上で、湿度が80%に達しますと結露することがあります。室温と水温の温度差によって便器周辺やタンク表面に生じる「結露現象」。これを放置すると、床に落ちた結露水が建物に損傷を与えることがあります。結露しにくい防露便器、防露タンクをお選びください。防露便器・防露タンクでも室温と水温の温度差や湿度の条件により結露し、床をぬらすことがあります。結露に備えた床材(クッションフロア・タイルなど)のご使用をおすすめします。なお、結露した場合はすぐふき取るようにしてください。また、換気扇を回したり、窓を開けたりしてトイレの換気をしていただくと結露を軽減できます。エコカラットプラス※イメージイメージ30住宅トイレ
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寒冷地専用便器選定のポイント使用環境に適した最も有効なシステムの選択を。■凍結防止システムの組合せ便器側給水装置側水抜方式流動方式室内暖房方式①③ヒーター付便器方式②※流動方式組合せ不可④水抜方式(不凍帯トラップ)⑤—※印は組み合わせることは可能ですが、ランニングコストの面からおすすめしておりません。 表中①〜⑤は、下記イラスト番号に対応しています。凍結防止対策●●●●●●●●寒冷地では便器と給水装置それぞれで凍結防止が必要です。便器と給水装置それぞれで気候条件などに合わせた方式を選び、双方を組み合わせた対策を取ってください。■便器の凍結防止水抜方式、流動方式、ヒーター付便器方式、室内暖房方式およびこれらを組み合わせた方法が選べます。■給水装置の凍結防止水抜方式と流動方式があります。流動方式は水を流す方式のため、流水量により、節水の面で問題があります。ご購入の前に手配について■水抜栓、室内暖房器は当社製品ではありません。別途手配が必要です。使用限界室温について■使用限界室温とは、以下の処理を実施した場合に設備が使用できる温度のことです。便器:ヒーター付便器の場合は通電タンク:水抜(N)仕様は水抜 流動(W)仕様は流動シャワートイレ:給水部の水抜・通電■使用限界室温(実験値)は給水温度が1℃程度の限界温度ですので、給水温度の高低により値は多少異なります。■止水栓の開度によっては、止水栓内の残水が凍結し、タンク内が満水になるまでに時間がかかる場合があります。寒冷地専用便器の凍結防止システム方式不凍帯暖房水抜栓不凍帯ヒーター水抜栓不凍帯暖房不凍帯不凍帯水抜栓給水管内の水を水抜栓で抜いた後、タンク内の水を水抜ハンドルで抜き、トラップの溜水は室内暖房で凍結を防ぐ方式です。※1使用場面一般住宅等で室内を暖房し、室内が0℃以下にならない寒冷地で使用します。使用限界室温室内暖房により室内を0℃以上に保ってください。給水管内の水を水抜栓で抜いた後、タンク内の水を水抜ハンドルで抜き、トラップの溜水は内蔵ヒーターの熱で凍結を防ぐ方式です。⑤の水抜方式に比べ便器内に水がたまっているので鉢や排水管が汚れにくくにおいが発散しにくい利点があります。※1使用場面室内が0℃以下になる寒冷地で使用します。排水勾配を確保する際に不凍帯にトラップが埋設できないところでも使用できます。使用限界室温便器・タンク:−15℃ シャワートイレ:0℃給水管から便器内へ常に一定量の水を流し、水を動かすことでタンク、給水管、トラップの水の凍結を防ぐ方式です。室内暖房で、シャワートイレが使用できます。使用場面一般住宅等、室内を暖房する寒冷地で使用します。暖房を切って0℃以下になると便器は使用できますが、シャワートイレが使用できなくなります。(便器の使用限界室温は−10℃です)使用限界室温室内暖房により室内を0℃以上に保ってください。給水管から便器内へ常に一定量の水を流し、水を動かすことでタンク、給水管、トラップの水の凍結を防ぐ方式です。使用場面室内が0℃以下になる寒冷地で使用します。使用限界室温便器・タンク:流動水量60L/hで−10℃シャワートイレ:0℃■サティスGタイプ・Sタイプは流動水量40L/h■サティスXタイプは流動水量60L/h■フロートトイレ・Jフィット・アメージュシャワートイレ・アメージュ便器は流動水量90L/h■水圧により流動水量は変動します。給水管内の水を水抜栓で抜いた後、タンク内の水を水抜ハンドルで抜き、トラップの溜水は地中の不凍帯に埋設して凍結を防ぐ方式です。※1使用場面室内が0℃以下になる厳寒冷地で使用します。使用限界室温便器・タンク:−15℃シャワートイレ:0℃施工性▲▲●●×操作性▲▲●●▲光熱費×▲×●●水道代●●××●※1フロートトイレ、Jフィット、アメージュシャワートイレ、アメージュ便器、一般洋風便器(BL認定品)の水抜方式(例:DT-Z381N)の場合には、配管内の水を抜く際、ダイヤル操作も必要です。⑤水抜方式④流動方式③室内暖房/流動併用方式②ヒーター付便器/水抜併用方式①室内暖房/水抜併用方式寒冷地の大便器選定のポイント■小便器についてはP.300参照。トラップヒーター断熱材機種ヒーター容量サティスXタイプ、Sタイプ37WサティスGタイプ、Jフィット、プレアスLSタイプ、アメージュシャワートイレ、アメージュ便器、一般洋風便器(BL認定品)27W(ヒーター付便器の場合)■バスルームなどの水のかかる所や、表面に水滴を生じるような湿気が多い場所では使用しないでください。火災や感電の恐れがあります。■電源プラグやヒーターコントローラーに水や洗剤をかけないでください。火災や感電の恐れがあります。■電源はAC100V以外では使用しないでください。破損や結露などの問題に効果的な凍結防止ヒーター方式(ヒーター付便器/水抜併用方式)より確実な凍結防止を可能にする流動方式・水抜方式ロータンク式の場合、簡単なダイヤル操作で凍結防止対策が可能です。■製品によりダイヤルの位置が異なる場合があります。■サティスXタイプ・Gタイプ・Sタイプ、プレアスLSタイプは間欠流動方式を採用しております。トラップ部分にヒーターを組み込み、便器の溜水の凍結を防ぎます。アメージュ便器のヒーター付便器・水抜併用方式サティスSタイプのヒーター付便器・水抜併用方式ロータンク内の水を抜く、水抜方式との併用で、より優れた凍結防止対策になります。■写真中の水抜栓は当社では販売していません。市販のものをご利用ください。[水抜栓:(株)光合金製作所製(参考商品)]31住宅トイレ
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