公共エクステリア総合カタログ2025-2026(土木・建築) 1064-1065(1066-1067)

概要

  1. 資料
  2. 技術資料
  3. 金属素材比較/溶剤系塗料比較
  4. 資料
  5. 技術資料
  6. 平成14年 国土交通省告示の概要
  1. 1064
  2. 1065

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金属素材比較LIXILのアルミ、ステンレス、スチール製品については、P.1060をご覧下さい。技術資料2素材の種類一般特性耐久性(耐候性・耐食性)アルミニウム比重が鉄の約1/3と軽量で成形性も良好である。鋼材に比べ強度が弱いため、用途に応じた強度を確保できる部材の選定が必要である。スクラップの再生が他の金属に比べ容易であり、資源の有効活用、廃棄物公害防止にも役立っている。空気中の酸素と反応して、自然に耐食性の良い酸化皮膜を形成する。このより安定した酸化皮膜により素材の腐食を防止することができる。電解着色や塗装により種々の色調を与える事ができ、意匠表現の多様性を実現できる。スチール材十分な強度を有し、品質が安定している。加工性、成形性、経済性に優れ、初期コストを抑えて景観材料に適用できる。腐食することが最大の欠点であり、塗装やめっき、被覆等の表面処理で耐久性を確保する。耐候性は塗料等の表面処理に依存する。ステンレス他の鋼材に比べ錆びにくいが、環境によっては錆びることがあり注意が必要。普通鋼・アルミニウムに比べ高価であり、加工性は劣る。表面処理なしで使用する事が多いが、もらい錆等で当初の景観性が損なわれる可能性もある。防錆のため塗装して使用する事もあるが、塗料が定着しにくい材料でもある。代表的塗料名称・種類特  徴用  途塗料の価格※合成樹脂調合ペイント複数の樹脂を混合したもの。酸化重合を主とした常温乾燥タイプである。高耐候性、高耐久性を必要としない対象物。10~15メラミン樹脂系アルキド樹脂をメラミン樹脂で硬化させる。焼付タイプ塗料としてはやや脆い。耐候性、耐久性をあまり必要としない対象物。10~15アクリル樹脂系アクリル樹脂を主樹脂とする塗料で、熱可塑性の塗料と熱硬貨性塗料の2タイプがある。耐候性、耐久性は良く、外装材に使用される。15~20ウレタン樹脂系1液性と2液性があり、1液性は油変性、湿気硬化及び焼付型のものがある。2液型はポリオール樹脂をイソシアネートで硬化させる。耐候性、耐久性は良好で、外装材が対象物。20~25エポキシ樹脂系エポキシ樹脂を主体とする塗料。アミン硬化(常温)、メラミン硬化(焼付)タイプがある。密着性良好。耐候性は劣るが、付着性は良好で、下塗用途に使用される。20~25アクリル・シリコン樹脂系シロキサン結合からなる主鎖(−O−Si−O−)を含有する。アクリル樹脂で補強したタイプ。高耐候性を必要とする外装建材。50~60フッ素樹脂系フッ素樹脂を主体とする塗料。炭素(C)とフッ素(F)の結合力が高いため、対候性が最も良好である。高級外装建材用途に適用。100※フッ素樹脂の価格を100とした時の、相対的塗料価格としての表示。〈出典:「鋼材を使用した景観事例」鋼材倶く楽ら部ぶより抜粋〉溶剤系塗料比較技術資料3新商品技術資料使用上・施工上のご注意エクステリアのお手入れ材質別色見本販売終了商品について資 料1064
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 アルミニウム建築構造に関する告示が公布された。 これまでアルミニウムはサッシやカーテンウォール等の仕上げ材として使用されていたが、柱や梁など構造部材に用いる材料としては、建築基準法令上認められていなかった。 そのためアルミニウムを構造部材に使用する場合は、従来から構造材料とされていた鋼材や木材等とは違い、通常の建築確認申請による認可ではなく建設大臣(現国土交通大臣)の認定を要したため、時間と費用を伴う特別な手続きが必要であった。 上記告示により、アルミニウムが鋼材等と同様、構造部材に使用できる材料として認められ、また構造計算に必要な各種許容応力度、及びアルミニウム建築物の構造方法に関する技術基準が定められたことによって、通常の確認申請で容易に建築が可能となった。技術資料4 建築物の基礎、主要構造部等に使用する建築材料、またその適合すべき品質に関する規格及び技術基準を定めた規定のなかに「アルミニウム合金材」が加えられた。 また、その品質が適合すべき規格としてJIS(H4000、4040、4100、4140、5202、Z3263)が規定された。 即ち、アルミニウム合金材が柱、梁、床版、屋根版等の構造耐力上主要な部分に使用できる「指定建築材料」として認められた。アルミ使用材料の品質規定とされるものである。 建築物の構造計算において安全性を検討・確認する上で重要な指標として必要不可欠である使用構造材料に関する「許容応力度」および「材料強度」、またそれらの算出に当たって基準となる「基準強度」がアルミニウム合金について規定された。 これにより、圧縮、引張り、曲げ、せん断の基本的な「許容応力度」、「材料強度」及び座屈等に関する「特殊な許容応力度」、「特殊な材料強度」が定められたため構造計算が可能となった。 アルミニウム構造の構造方法に関し構造計算では代替できない原則的な仕様規定が定められた。 即ち、(面積)規模に対する規定、接合部、圧縮材の細長比、柱の脚部形式、水平力対策その他細部の規定及び構造計算によって安全が確認できる部分に対し適用する構造計算の方法等、アルミニウム構造の構造方法に関し安全を確保するため、構造計算による確認と併せ適合要件とされる技術基準が定められた。平成14年国土交通省告示の概要〈国土交通省告示第408号〉により〈国土交通省告示第409号〉により〈国土交通省告示第410号(第750号)〉により第410号(第750号)の「仕様規定」については、P.1066をご覧下さい。新商品技術資料使用上・施工上のご注意エクステリアのお手入れ材質別色見本販売終了商品について資 料1065

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