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より多くの人に識別しやすい手すりを「サポートレールUD」をさらに使いやすくするために、色弱の方にとっても見えやすい色使いの配慮「カラーUD」を取り入れることにしました。サポートレールUD〈カラーUDタイプ〉C型色覚(一般色覚)の見え方電光掲示板の例人間は網膜にある3種類の視細胞を通して、「光の3原色」の合成で色を認識します。このうち一部の視細胞の感度が異なると、一般の人とは異なった色の見え方になります。これが色弱です。日本国内には、300万人近く存在するといわれています。◀C型色覚◀P型色覚◀D型色覚(Vischeck使用画像)※P型色覚・D型色覚の画像は、Vischeckによるシミュレーション画像であり、実際に見えている世界を再現しているものではありません。また、見え方には個人差があります。◀C型色覚(一般色覚)◀P型色覚◀D型色覚◀C型色覚(一般色覚)◀P型色覚◀D型色覚※赤系、緑系の色は、色覚のタイプによって色の識別が困難な場合があります。※青系、黄系の色は、色覚のタイプによらず、比較的に色の識別がしやすいとされています。色弱による色の見え方の違い(Vischeck使用)色弱とは…▼点字ブロックの例D型色覚の見え方C型色覚(一般色覚)P型色覚D型色覚C型色覚(一般色覚)P型色覚D型色覚(一般色覚)公共空間には調和(景観性)が重視される場所と、強調(視認性)が重視される場所があります。歩行が不自由な方が利用する歩行補助手すりには、視認性への配慮が望まれます。私たちが普段目にしている当たり前の色は、色弱の方にとっては識別しにくい色である場合があります。色覚のタイプに関わらず、だれにとっても見間違うことのないような色使いの配慮を「カラーUD」といいます。文字が消えて読めない!どこが点字ブロックかわからない!(Vischeckシミュレーション画像)カラーUDとは公共空間に求められる色とは▶▶12376新商品ラインアップ公園ガイドライン対応サポートレールUDサポートレール1〜3型歩行者補助手すりサポートレールFA型商品の色は印刷の性質上実物と多少違うことがあります。
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弱視・色弱の方々に実際に手すりの色の見やすさを体験していただき、最も評価の高い2色を選定しました。また、NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)にも検証を依頼。2008年3月にサポートレールUD〈カラーUDタイプ〉はカラーユニバーサルデザインを満たしていると認められ、認証マークを取得しています。コンクリートの壁など、高明度の背景に赤レンガや植栽など、低明度の背景に手すりを周辺環境に調和させたいときにユーザー評価会を実施し、利用者の意見を取り入れる設置する周辺環境とニーズに合わせて選べるカラーリング調和性高明度低明度アースネイビーライムライトイエローシャイングレー視認性(コンクリート・高明度のタイル等)(赤レンガ・植栽等)アースネイビーライムライトイエロー色の嗜好性アンケート・インタビュー手すりの色と背景の検証グループインタビューライムライトイエローウッズグリーンアイスグレーアースネイビーハートレッドHRENWGIGLYアクセントカラーACCENTCOLOR手すりとして“識別しやすい色”とはどんな色なのか。また単に目立つということではなく、景観の一部として“心地よい色”とはどんな色なのか。弱視や色弱の方々にも実際に評価をいただきながら、さまざまな検討や検証を行ないました。背景に応じて手すりビームの色を使い分けることによって、より多くの人にとって見えやすい手すりに生まれ変わります。識別しやすく心地よい色。「サポートレールUD」にカラーUDタイプ誕生。シャイングレーLIXILの基準のひとつ、「ヒューマンカラー理論」手すりの色の選定を行なうにあたって、ヒューマンカラー理論の中のアクセントカラーに着目。アクセントカラーには、全体の印象を引き締めたり、視線を集中させたりする効果があります。「ヒューマンカラー理論(フィットモア色彩研究所)」とは…自然界の美しい色を分類・体系化したもの。LIXILでは、多くの人にとって心地よい色を商品づくりに活かしています。HUMANCOLORSCALE次のページへ識別しやすく、心地よい色とは手すりのカラーUDポイント▶▶34377新商品ラインアップ公園ガイドライン対応サポートレールUDサポートレール1〜3型歩行者補助手すりサポートレールFA型
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