公共エクステリア総合カタログ2025-2026(土木・建築) 374-375(376-377)

概要

  1. 歩行者補助手すり
  2. サポートレールUD
  3. 開発レポート
  1. 374
  2. 375

このページのトップへ

このページに含まれるテキストデータ(PDFから抽出された内容)

左ページから抽出された内容
サポートレールUD3デザイン改良を行ない商品化へユーザー評価で得られた要望を取り入れて、デザイン改良を行ない「サポートレールUD」は商品化となりました。さまざまな年齢層、身体的特徴を持った方々の協力を得て調査。サポートレールUDフロントビーム2段卵形ビーム断面●評価者属性 20、30、40、50代健常者、高齢者、子供、大柄、小柄、視覚障害者、歩行障害者、車いす利用者の合計26名。●調査内容●分 析●調査対象サポートレールUD(プロトタイプ)丸形ビーム手すり 楕円形ビーム手すりサポートレールUD(プロトタイプ)は全体的に最も高い評価を受けましたが、ユーザーからのさらなる要望や課題も見えてきました。LIXILは、今後もユーザーの視点に立って、多くの人が安心して使うことのできる商品開発を行なっていきます。※サポートレールUDの商品特長は、P.379をご覧下さい。使用感調査(28項目にわたるアンケート)事前アンケート(「手すり」のイメージ把握)グループインタビューPPP(プロダクト・パフォーマンス・プログラム)による検証○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○1○○○○○○○○○○○○○○○○2○○○○○○○○○○○○○○○○3○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○事前アンケート 屋外用手すりにおける調査4○○○○○○○○○○○○○○○○5○○○○○○○○○○○○○○○○6○○○○○○○○○○○○○○○○ふりがなお名前A2ユーザー参加による実際の使用感を調査する「サポートレールUD」のプロトタイプ(試作品)によるユーザー参加型使用感評価を実施し、手すりとしての使いやすさを調査しました。PPP(プロダクト・パフォーマンス・プログラム)とはさまざまな分野で利用されている、製品を形成しているデザインにおけるユニバーサルデザインの達成度評価法。製品を使用するさまざまなユーザーの視点に立って、デザインに関わる意識や認識を判定する。A0平均値35.2pt38.2pt原則2さまざまな使い方ができる34.6pt原則3使い方が簡単で、明解に理解できる34.6pt原則4複数の感覚器官を通して情報を理解できる31.0pt原則5誤った使い方をしても事故を起こさずに現状復帰できる38.2pt原則6なるべく少ない身体的負担で使用できる37.1pt原則7使いやすい大きさや広さが確保されている36.9pt付則1長く使えて経済的である36.7pt原則1誰もが公平に使える29.2pt付則2品質が優れていてかつ美しい40200BC0平均値28.7pt33.6pt原則226.2pt原則332.3pt原則423.1pt原則533.8pt原則634.0pt原則725.4pt付則127.4pt原則122.3pt付則2402000平均値32.4pt35.1pt原則229.2pt原則336.2pt原則430.8pt原則532.3pt原則633.5pt原則730.8pt付則133.3pt原則130.0pt付則240200サポートレールUD(プロトタイプ)丸形ビーム手すり楕円形ビーム手すり374新商品ラインアップ公園ガイドライン対応サポートレールUDサポートレール1〜3型歩行者補助手すりサポートレールFA型商品の色は印刷の性質上実物と多少違うことがあります。
右ページから抽出された内容
握り心地のよさは、ビームの曲面と手指の接触面積の大きさに比例すると考えられます。卵形は丸形に比べて手指の接触面積が大きく、それだけ心地よいグリップ感を実感できます。特に、関節の間隔が短い小指や薬指が、曲率の小さい卵形の曲面に自然にフィットするのが卵形ビームの最大のポイントです。ゴルフクラブなどの握り方では「小指と薬指で支え、中指や人差し指は添えるだけ」と言われます。これは、中指や人差し指に力が入り過ぎると肩までつながった筋が緊張し、腕や手首の動きを妨げてしまうからです。卵形ビームは小指と薬指が曲面に自然と密着するように握れ、手指や手首、そして腕全体を常にリラックスした状態にしてくれます。小指と薬指を支点に握れ、手指と手首をリラックスさせる卵形ビームは、支え歩きの一連の動作をよりスムーズに安心して行なうことができるのです。卵形ビームの開発にあたっては、さまざまな年齢層、身体的特徴を持った方々のご協力のもとにユーザー評価会を実施。多様な使い方の視点から一般的な丸形ビームとの使用実感を比較していただき、高い評価を得られました。歩行補助手すりの利用時には、特有の手指の動きがあります。歩きながら手すりを利用する人は、進行方向の斜め手前に腕をのばして、小指と薬指からビームをつかむのが一般的。その際、それぞれの指は歩きながらビームの曲面に合わせて最も握りやすい角度を自然に探り出します。また、高齢者などに多い支え歩きでは、①手すりをつかみ②移動に合わせて手すりに体を引き寄せ③手すりを放す、という一連の動作のなかで握り方を変化させます。手指にしっくりなじむ。手指と手首をリラックスさせる。「つかむ・引き寄せる・放す」がスムーズに。丸形ビーム:小指と薬指がやや浮いています。卵形ビーム:小指と薬指全体がビームに密着しています。ゴルフクラブを握る時には、左手の小指と薬指に力を入れます。インクの付いたビームを手で握ります(写真は卵形ビーム)。丸形ビーム:小指と薬指の接触面積が少なくなります。卵形ビーム:手のひらと五指にまんべんなく密着します。卵形効果1丸形ビーム卵形ビーム丸形ビーム卵形ビーム卵形ビームは、徹底した使い手目線から生まれた満足実感フォルム。卵形効果3①つかむ②体を引き寄せる ③手すりを放す卵形ビームの場合、5本の指がそれぞれ異なる角度でビームにフィットします。支え歩きの動作卵形効果2375新商品ラインアップ公園ガイドライン対応サポートレールUDサポートレール1〜3型歩行者補助手すりサポートレールFA型

このページのトップへ

  • キーワード検索

    • 全てを含む
    • いずれかを含む
    • 全て
    • 現在のカタログから
  • マイバインダー

    マイバインダーは空です。