はるかべ工法住宅編設計・施工マニュアル2025 136-137(138-139)

概要

  1. 薄型ALC下地
  2. 施工上のポイント
  1. 136
  2. 137

このページのトップへ

このページに含まれるテキストデータ(PDFから抽出された内容)

左ページから抽出された内容
13614.薄型ALC下地1注意事項2設計・施工条件3構成材料施工手順各部の納まり9チェックリスト10部材の施工方法11特殊部位の施工12タイル工事補足13ブロック、ラスモル14薄型ALC4木造5鉄骨造6タイル張7木造8鉄骨造3.ALCジョイント部の下地調整パテ塗布●下地調整パテの塗布にあたっては、使用するタイルの種類と張り付け方向を事前に確認の上、施工を行ってください。●パテの塗布は、Rプライマーが乾燥してから(夏場20分、冬場30分程度)行って下さい。●ALCの縦横ジョイント部に金コテを使用して、ALCの目地部および使用するジョイントテープ幅以上の部分にパテを塗布します。●パテの塗り厚は約0.5mm程度です。●パテの使用量は表2を目安としてください。表2 下地調整パテの使用量の例幅100,150,220までのタイル1kg/㎡程度300角タイル1.4kg/㎡程度ラグナロック1.2kg/㎡程度●パネル目地間へのパテ充填は、目地底のシーリング部分まで確実に充填するようにしてください。●必要に応じて、ALC下地の面段差を下地調整パテで調整します。その際、下地調整パテを塗布する箇所にも必ず事前にRプライマーを塗布してください。●下地調整パテの塗布厚は、一度に5mmまでとしてください。5mm以上塗布すると硬化が遅くなります。5mm以上塗布する場合は2度塗りとしてください。1度塗り後、1日以上養生してください。塗り厚は最大7mmまでとしてください。●次工程に進む前に、下地調整パテが硬化した事を必ず確認してください。タイル接着剤の塗布前に、千枚通し等を、塗布したパテの最も深いところに数箇所差し込んでみて、未硬化樹脂が付着してきた場合は、さらに養生期間をとってください。施工のポイント●ALCジョイント部の下地調整パテは、ジョイントテープ貼り付け部分の前処理と、ALCパネルの段差を調整する2つの目的のために塗布します。●下地調整パテの使用に際しては、パテの缶に記載してある注意書きをよく読んでください。●雨降り時には作業を中止してください。表面に皮膜が張る前(約3時間/20℃)に雨や水がかかると流れ落ちたり、硬化が遅れることがあります。●作業時の気温は5℃以上で施工してください。●パテの可使時間は、夏場は約20分、冬場は約40分を目安としてください。いずれの場合も、気温などの環境条件により若干時間が変化します。この時間内に面調整を終えてください。●下地調整パテは、乾燥硬化型ですので、開封後はすみやかに使い切ってください。●作業時に缶のフタを開け放しにしておくと、パテの表面の硬化が進みますので、フタをしてください。●万一、残った場合には必ず冷暗所でかつ凍結の心配のないところで密閉して保管してください。注意●作業時には、直接人体に触れないよう保護具を着用してください。●蒸気を吸引しないよう換気のよい場所で作業し、必要に応じてマスクを着用してください。●下地調整パテは、体質によっては、まれにかぶれる場合があります。断面図■横ジョイント部■出隅部ジョイントテープの幅以上Rプライマー塗布下地調整パテ塗り金コテRプライマー塗布下地調整パテ塗り金コテジョイントテープの幅以上ジョイントテープの幅以上ジョイントテープの幅以上下地調整パテRプライマー金コテ下地調整パテ薄型ALC■縦ジョイント部
右ページから抽出された内容
13714.薄型ALC下地1注意事項2設計・施工条件3構成材料4木造5鉄骨造6タイル張7木造8鉄骨造9チェックリスト10部材の施工方法11特殊部位の施工12タイル工事補足13ブロック、ラスモル14薄型ALC施工手順各部の納まり4.ジョイントテープの貼り付け以降●「ジョイントテープの貼り付け」以降の工事は、「6章施工手順(タイル・ラグナロック工事)」に従ってください。ただし、下記の薄型ALC下地の特有の事項はこれに従ってください。ジョイントテープ施工位置施工のポイント(薄型ALC下地)材料●ジョイントテープALC横ジョイント部にも使用します。〈横ジョイント部〉タイルの幅(縦方向)ジョイントテープ品 番100mm以下100幅FATAPE-100N150mm以下150幅FATAPE-150N235mm以下235幅FATAPE-235N300mm以下300幅FATAPE-300N●接着剤:ワンパックボーイR-V2スーパー(一液型接着剤)(ワンパックボーイV1(ライト)は使用できません。)●仕上げ材:外装壁タイル[はるかべ工法用](300角以下、目地詰め不要のタイル限定)ラグナロック工事〈ジョイントテープの貼り付け〉●ジョイントテープは、ALC横ジョイントにも必ず貼りつけてください。横ジョイント部ではタイルの幅(縦方向)以上のテープ幅としてください。●出隅に使用するジョイントテープは、ALCコーナーパネル横の縦ジョイント部をおおうように貼ってください。●ジョイントテープのビス補強が必要な場合は、ALC用ビス(品番:(JR)R-ALCB35)を使用してください。〈タイル・ラグナロック張り付け〉●接着剤塗布の前に、下地表面に付着している塵埃、白華等をブラシで除去してください。〈目地詰め〉●目地詰めはできません。目地を詰めると、目地割れ、タイル割れの原因になります。下地調整パテジョイントテープRプライマー〈出隅ジョイントテープ納まり〉〈縦ジョイントテープ納まり〉ALC横ジョイント部ALC縦ジョイント部出隅部シーリングジョイントテープジョイントテープ〈ALC縦・横ジョイント部、出隅部、その他ALC継ぎ手部〉ジョイントテープシーリング透湿防水シート薄形ALC適用タイル接着剤下地調整パテ柱

このページのトップへ

  • キーワード検索

    • 全てを含む
    • いずれかを含む
    • 全て
    • 現在のカタログから
  • マイバインダー

    マイバインダーは空です。