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12212.タイル、ラグナロック張り工事補足1注意事項2設計・施工条件3構成材料施工手順各部の納まり9チェックリスト10部材の施工方法11特殊部位の施工12タイル工事補足13ブロック、ラスモル14薄型ALC4木造5鉄骨造6タイル張7木造8鉄骨造タイル、ラグナロック張り仕上げ1はるかべ工法は、タイルごとに接着剤の塗布量や接着剤の塗布方法が異なり、複雑化しています。多岐にわたる理由は、様々な大きさのタイルを施工するときに、安全な接着面積を確保するための工夫で、接着材の塗布量や方法を変えています。以下に、タイル・ラグナロックの違いによる接着剤の塗布方法の概要をまとめます。使用するタイルに合わせて接着剤を塗布し、確実に接着面積を確保してください。本編「6.施工手順(タイル・ラグナロック張り工事)」の「6タイル・ラグナロック張り付け」を合わせてご確認ください。接着剤塗布方法の違いによるタイルの分類タイルの分類 (形状名や特徴)商品名の例二丁掛タイルやボーダータイルの場合三丁掛平、二丁掛平、小口平、ボーダーなど火色音、セラハツリ 他バックジョイントタイルの場合ネット張り、BJユニット、BJSユニットのタイル細割ボーダー、千陶彩 他ラグナロックの場合モデリッサ、デラノクリフⅡ、シェラスコット、シャトーランドⅡタイルの分類による接着剤塗布方法●二丁掛タイルやボーダータイルの場合 二丁掛けやボーダータイルは、目地を詰める場合と、目地を詰めずに空目地で仕上げる場合とで施工方法が異なります。具体的な商品は「接着剤塗布方法一覧(P.125)」を参照してください。〈はるかべ工法(目地詰)〉①5mmのくし目コテでくし目を立てて接着剤を均一に広げてください。接着剤の使用量の目安は、2.0kg/㎡です。②接着剤のくし目が立ったままの状態でタイルを揉み込んで張り付けてください。③目地を詰めて仕上げます。〈はるかべ工法(空目地)〉①5mmのくし目コテでくし目を立てて接着剤を均一に広げてください。接着剤の使用量の目安は、2.0kg/㎡です。②コテの平らな部分で接着剤を掻きとらないように平滑に仕上げてください。③タイルを割付に従って揉み込んで張り付けます。
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12312.タイル、ラグナロック張り工事補足1注意事項2設計・施工条件3構成材料4木造5鉄骨造6タイル張7木造8鉄骨造9チェックリスト10部材の施工方法11特殊部位の施工12タイル工事補足13ブロック、ラスモル14薄型ALC施工手順各部の納まり●バックジョイントタイルの場合具体的な商品は、「接着剤塗布方法一覧(P.125)」を参照ください。〈はるかべ工法〉①くし目コテでくし目を立てて接着剤を均一に広げてください。使用するくし目コテは商品によって異なります。接着剤の使用量の目安は、3mmくし目で1.5kg/㎡、5mmくし目で2.0kg/㎡です。②接着剤のくし目が立ったままの状態でタイルを張り付けます。タイル1枚ずつ接着剤に揉み込むように押さえつけて施工してください。施工のポイント●目地調整 開口部等で目地調整を行う場合は連結材を切断して行ってください。連結材はカッター等で切断できます。商品ごとに設置されている目地幅を守って施工してください。タイルの目地幅を細くしたり、突き付けに近い状態で施工されるとタイルの寸法バラツキが目立ち、目地通りが悪く見えます。またユニット間の目地幅を広くしすぎると、ユニットごとのグリットが目立ち、仕上がりは悪くなります。●使用する接着剤 空目地の場合は、連結材を目立ちにくくするため、ネットの色と接着剤の色を合わせる仕様になっています。 連結材の色はG3色になっていますので、接着剤もG3をご使用ください。●タイル施工時の注意 バックジョイントタイルは接着剤張り専用です。モルタル施工はできません。 また、連結材は施工時の作業性を確保するもので、施工後の安全を保証するものでもありません。 タイルと接着剤が直接付くように各タイルを十分圧着してください。
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