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526.施工手順(タイル・ラグナロック張り工事)1注意事項2設計・施工条件3構成材料施工手順各部の納まり9チェックリスト10部材の施工方法11特殊部位の施工12タイル工事補足13ブロック、ラスモル14薄型ALC4木造5鉄骨造6タイル張7木造8鉄骨造タイル・ラグナロック張り付け6気象の条件について●ワンパックボーイV1(ライト)は一液型で湿気硬化タイプの接着剤です。空気中の湿気分により硬化が進行しますので、夏場の高温多湿状態では硬化が早くなり、冬場の低温低湿状態では硬化が遅くなります。●ワンパックボーイV1(ライト)の可使時間は、夏場は約15~30分、冬場は約30~60分を目安としてください。いずれの場合も、気温などの環境条件により若干時間が変化します。この時間内にタイル・ラグナロック張りと目地直しを終えてください。●夏場において、下地面に直射日光が当たる等表面温度が高い等の条件によっては、30分よりも早く硬化することがありますので注意してください。●寒冷期の施工では、気温が日中5℃を上回ればワンパックボーイV1(ライト)の硬化は進行しますが、昼夜を通して5℃を下回る環境下では硬化が遅くなります。やむを得ず作業を行う場合には、保温・採暖等の処置を行ってください。●タイル・ラグナロック張り付け後、ワンパックボーイV1(ライト)の硬化前に雨掛りが予想される場合には、シート養生するなどして雨掛りしないようにしてください。材料●接着剤:ワンパックボーイV1(一液型接着剤)ワンパックボーイV1ライト(一液型接着剤)※1●タイル:外装壁タイル[はるかべ工法用] 外装壁タイル[はるかべ工法・モルタル張り共用]●ラグナロック:外装壁タイル[はるかべ工法用]※1ワンパックボーイV1ライトは使用できるタイルが限られています。詳細についてはカタログをご確認ください。工事接着剤の塗布警告●モルタル施工はしないでください。裏あし形状はあり状ではないので、タイルの剥離の原因となることがあります。●ワンパックボーイV1(ライト)の点付け(だんご)施工はしないでください。接着剤の硬化が遅くなり、剥離の原因となることがあります。●ワンパックボーイV1(ライト)は、使用するタイル・ラグナロックによって、塗布の仕方・使用量が異なります。適切に塗布してください。タイルの種類標準使用量※2コテの種類塗布方法二丁掛タイルやボーダータイル(空目地)2.0kg/㎡2.2kg/㎡5mmくし目コテ下地に平滑に塗布二丁掛タイルやボーダータイル2.0kg/㎡2.2kg/㎡5mmくし目コテ下地にくし目状に塗布バックジョイントタイル(空目地)1.5kg/㎡1.7kg/㎡3mmくし目コテ下地にくし目状に塗布2.0kg/㎡2.2kg/㎡5mmくし目コテ下地にくし目状に塗布ラグナロック3.5kg/㎡3.7kg/㎡ラグナロック専用10mmくし目コテくし目状に塗布※2上段はSAIDIX下地、下段はSAIDIX-LT下地の場合(SAIDIX-LT下地の場合は、不陸調整分の使用量が増加します。)接着剤塗布方法の詳細を12章の「1タイル、ラグナロック張り仕上げ」(P.122)に記載しています。合わせてご確認ください。
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536.施工手順(タイル・ラグナロック張り工事)1注意事項2設計・施工条件3構成材料4木造5鉄骨造6タイル張7木造8鉄骨造9チェックリスト10部材の施工方法11特殊部位の施工12タイル工事補足13ブロック、ラスモル14薄型ALC施工手順各部の納まり注意●作業時には、手袋・長袖等を着用して皮膚を保護してください。※ワンパックボーイV1(ライト)は、体質によっては、まれにかぶれる場合があります。●ワンパックボーイV1(ライト)を下地に良くなじませるように塗り付けた後、かき取るようにしてくし目を立ててください。かき取りはコテを下地面に対し60°程度に傾けて下地が透けないようにかき取ってください。●ワンパックボーイV1(ライト)をかき取る際は下地が透けないようにしてください。●SAIDIX(-LT)の水平ジョイント部の溝部分には、ワンパックボーイV1(ライト)を塗り込んでください。●接着剤を塗り継ぐときは、接着剤による段差・凹凸ができないように注意してください。●樹脂サッシが取り付いている場合は、接着剤がサッシに付着しないように養生と塗り方に十分注意してください。付着すると、樹脂サッシ枠の表面にひび割れやはがれが生じる恐れがあります。〈二丁掛タイルやボーダータイル(空目地)〉●コテは、5mmのくし目コテを使用してください。●塗り厚は、くし目を立てた後の山部の高さが3∼5mm程度が目安となります。また塗布量は2.0kg/㎡程度が標準使用量です。●くし目を立てた部分をコテなどで押さえて、くし目をつぶして平滑にしてください。●平滑にした後の塗り厚が1.5mm程度となるようにしてください。〈二丁掛タイルやボーダータイル(目地詰め)〉●コテは、5mmのくし目コテを使用してください。●塗り厚は、くし目を立てた後の山部の高さが3∼5mmが目安となります。また塗布量は2.0kg/㎡程度が標準使用量です。●ワンパックボーイV1(ライト)をかき取る際は下地が透けないようにしてください。●くし目の方向はタイル裏足方向に対して斜め45°になるように立てると、タイル張り時のズレ防止に有効です。施工のポイント●ワンパックボーイV1(ライト)の使用に際しては、梱包に記載してある注意書きをよく読んでください。●ワンパックボーイV1(ライト)塗布の際には、他部材(土台水切り、屋根材、サッシ等)を汚さないように事前に養生してください。ワンパックボーイV1(ライト)が他部材に付着したまま放置すると、硬化した後は除去できません。●入隅やサッシ廻りで、下地面でシーリング処理した部分は、シーリングの色が見えないように細部までワンパックボーイV1(ライト)で塗りつぶしてください。下地やシーリングの色が目地部から見えると壁面の美観を損ねます。3∼5mm程度くし目くし目をつぶすSAIDIXSAIDIX1.5mm程度3∼5mm程度くし目SAIDIX
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