はるかべ工法住宅編設計・施工マニュアル2025 50-51(52-53)

概要

  1. 施工手順(タイル・ラグナロック張り工事)
  2. 板間処理(ジョイントテープの貼り付け)
  3. 施工手順(タイル・ラグナロック張り工事)
  4. 不陸調整/タイル・ラグナロックの割り付け/タイル・ラグナロックの墨出し
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506.施工手順(タイル・ラグナロック張り工事)1注意事項2設計・施工条件3構成材料施工手順各部の納まり9チェックリスト10部材の施工方法11特殊部位の施工12タイル工事補足13ブロック、ラスモル14薄型ALC4木造5鉄骨造6タイル張7木造8鉄骨造●タイルを縦張りで使用する場合に、タイル・ラグナロックがSAIDIX(-LT)合じゃくり部に掛かる場合は、その部分にもジョイントテープを貼ってください。その際、ジョイントテープにタイル・ラグナロックが全て乗った状態になる場合は、ズレ・剥離防止のためにテープを補強してください。●通し張りをすると、ジョイントテープにタイル・ラグナロックが全て乗った状態に施工される場合があります。その場合はズレ・剥離防止のためにジョイントテープを補強してください。●柱型など、タイル・ラグナロックを張り付ける面全てがジョイントテープで覆われる場合はズレ・剥離防止のためにジョイントテープを補強してください。タイル縦張りおよび通し張りの場合 ※エアタッカーが使用できるのはSAIDIXの場合です。テープ補強のポイント●タイルを張り付ける面全てがジョイントテープで覆われる場合は、テープ幅に対し2箇所、長さ方向455mmピッチ以下でエアタッカー、またはビスで補強してください。(SAIDIX-LTの場合は、エアタッカーは不可)●エアタッカーの場合は、肩幅7~10mm、足長10~16mm程度のステンレス製の物を、ビスの場合は皿頭のステンレス木ビスで、長さ16~18mm程度の物を使用してください。施工のポイント●貼り付けの妨げになるもの(下地材の水濡れ・凍結・ほこり・汚れ等)を除去してから、乾燥状態においてジョイントテープを施工してください。●シーリング処理した部分は、シーリング材のはみ出しがないかを確認してからジョイントテープを貼ってください。ジョイントテープ面が凹凸だと、タイル・ラグナロック面の精度に影響します。●貼り付けの際には、下地およびシーリング部分とジョイントテープをしっかりと密着させて貼ってください。その際に、空気を巻き込んだり、シワにならないように注意してください。シワになった部分は、新しいジョイントテープで再施工してください。貼り付け時の押さえ方が不十分だと段差、剥がれの原因となります。●ジョイントテープを継ぎ足して貼る場合、すき間を開けたり重ね貼りしないでください。重ね貼りすると、テープが剥がれたり、段差となり仕上がりに影響する場合があります。●貼り付け直前に剥離紙を剥がしてください。剥離紙を剥がしたまま長時間放置すると粘着力が弱くなります。●一度剥がれたジョイントテープは粘着力が低下するため、再使用しないでください。●施工時に裏面の剥離紙は一度にたくさん剥がさずに30~50cm程度としてください。ジョイントテープ自体が薄いため、裏面の剥離紙を一度にたくさん剥がすと、粘着面同士が貼り付いたりシワが寄ったりしやすくなります。合じゃくり部縦ジョイント部ジョイントテープエアタッカーまたはビス(@455以下)ジョイントテープ補強のためエアタッカージョイントテープ柱
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516.施工手順(タイル・ラグナロック張り工事)1注意事項2設計・施工条件3構成材料4木造5鉄骨造6タイル張7木造8鉄骨造9チェックリスト10部材の施工方法11特殊部位の施工12タイル工事補足13ブロック、ラスモル14薄型ALC施工手順各部の納まり不陸調整3●SAIDIX(-LT)下地のチェックの際に不陸と思われる箇所は、ワンパックボーイV1(ライト)を用いて面精度を整えてください。●ジョイントテープ廻りではワンパックボーイV1(ライト)を平滑に塗布し、ワンパックボーイV1(ライト)塗布面およびタイル面で段差がないように注意してください。ワンパックボーイV1(ライト)塗布時にジョイントテープ廻りで段差が生じるとタイル面精度に影響します。●不陸調整は、タイル・ラグナロック張り付け時に同時に行わないでください。ワンパックボーイV1(ライト)が厚塗りとなり、タイル・ラグナロック施工時のずれの原因となります。●塗り重ねる場合は、ワンパックボーイV1(ライト)が硬化した後に行ってください。〈SAIDIX-LT下地の場合の施工ポイント〉●SAIDIX-LTの場合、SAIDIX-LTの特性で垂直方向に対し、板体中央部が面外に出る傾向がありますので、横継ぎ手部は必ず不陸調整を行います。●SAIDIX-LT下地の場合は必ず下記の段差・不陸調整を行います。●SAIDIX-LTの横方向継ぎ手部では、接着剤(ワンパックボーイV1(ライト)を約200mmの幅で塗布し、SAIDIX-LTの段差・不陸を調整してください。塗布する際は厚塗りにならないようにコテをたてて余分な接着剤をかきとってください。●SAIDIX-LTの出隅部では出隅材上に貼ったジョイントテープを覆うように接着剤(ワンパックボーイV1(ライト)を塗布し、段差、不陸を調整してください。特にSAIDIX-LTと出隅材15LTの取り合い部で段差が生じる場合は、隅まで不陸がないように調整してください。●その他、ビス部分や不陸のある部分を接着剤(ワンパックボーイV1(ライト)で調整してください。タイル・ラグナロックの割り付け4●開口部廻り、出隅部、入隅部、換気扇廻り、樋受け金物の位置等に注意して小さな切り物が入らないように割り付けてください●サッシ廻りや他部材とタイル・ラグナロックとの取り合い部で化粧シーリングを行わない場合は、2∼3mm程度のすき間を開けてください。化粧シーリングを行う場合は10mmのすき間を開けてください。タイル・ラグナロックの墨出し5●タイル・ラグナロックの割り付けに従って、墨出しを行ってください。●タイル・ラグナロック張り時には下地全面にワンパックボーイV1(ライト)を塗布しますので、下地に打たれた墨を基準にすることができなくなります。タイル張りの際には水糸を使用してください。水糸張り時の釘孔などは、タイル張り付け後、ワンパックボーイV1(ライト)で確実に塞いでください。施工のポイント油性マジックなどは使用しないでください。接着剤に染み出しが生じます。出隅材15LTSAIDIX-LT不陸調整用接着剤(ワンパックボーイV1)ジョイントテープ不陸調整用接着剤(ワンパックボーイV1)約200mm約200mmSAIDIX-LT

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