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68注意事項システムの構成構成材料共通編木造編鉄骨造編部材の施工方法防水テープ・透湿防水シート張り付け施工のポイント透湿防水シート・防水テープによる下地防水処理は、建物内部への水の浸入を防ぐ重要なポイントとなりますので、透湿防水シート・防水テープの施工は確実に行ってください。90以上90以上防水テープ透湿防水シート透湿防水シート1スパン以上50以上防水テープ防水テープ50以上50以上50以上2321●開口部周り●入隅部● 防水テープはF-T50NNまたはNYG協会推奨品で幅50mm以上の両面粘着タイプのものを使用してください。● 開口部周りや設備配管周りでは、透湿防水シートを張る前にサッシ枠や設備配管などに防水テープを貼り、透湿防水シートを密着させてください。防水テープは右図の順で貼り付けます。● 開口左右の防水テープは、開口上部の防水テープより突出しないように貼り付けてください。● 防水テープはローラーなどで圧着してください。特に、四隅の重ね部は入念に圧着してください。● 透湿防水シートは、F-WまたはNYG協会推奨品を使用してください。● 透湿防水シートの張り方は横張りを原則とし、下から順に張り上げてください。透湿防水シートの上下の重なりは90mm以上としてください。● 透湿防水シートは、胴縁(C型鋼・角型鋼)の上に防水テープで留め付けてください。● 左右の透湿防水シートを継ぐ際は、防水テープを使用してそれぞれの透湿防水シートを密着させてください。または、1スパン以上重ね代を取ってください。● 入隅部では、特にすき間、破れなどの防水上の欠陥を生じさせないように二重張りとし、1スパン以上両方に重ねてください。● 出隅部では通しで張ってもかまいませんが、透湿防水シートを継ぐ場合は右図のように100mm以上両方に重ねてください。● 透湿防水シートは水切りの立ち上がりに被せてください。その際、透湿防水シートの下端が水切りの立ち上がり下端の上方15mm程度の位置にくるようにしてください。● 透湿防水シートの下端は、風によるばたつき防止のため、防水テープを介して固定してください。(長尺スターターなどの長尺部材で押さえられる場合は必要なし。ただし、下屋部では防水上必要。)●透湿防水シートはたるみのないように張り、万一破損した場合はその箇所から雨水が入り込まないように重ね張り、または防水テープで補修するなどの処置を行ってください。 ベルパーチシステムでは、通常の風雨ではベースサイディングの合じゃくり部およびシーリングで雨水の浸入を防ぐことができます。 しかし、暴風時には壁面の内外で圧力差が生じるため、合じゃくり部や他部材との取り合い部等よりベースサイディング裏面に水が浸入することも考えられます。浸入した水が室内に入り込まないようにするのが透湿防水シ ート、防水テープです。 ベルパーチシステムでは上記のように“二重防水システム”を取り入れておりますので、漏水事故を避けるため、透湿防水シートおよび防水テープ工事は確実に行ってください。また、開口上部や土台水切り部等の水の溜まりやすい部分では、浸入した水が直ちに外部へ排出されるような構造としております。500mm幅以上の開口上部でシーリングを行う場合は、開口水抜き部材を使用してください。6.鉄骨造編-5施工手順●出隅部 <継ぐ場合>□-100×100×2.3100以上透湿防水シート90以上606606胴縁取付用金具透湿防水シート透湿防水シート1スパン以上1スパン以上●出隅部 <継がない場合>透湿防水シート□-100×100×2.3透湿防水シート1スパン以上1スパン以上●一般部防水テープサッシ防水テープ1スパン以上透湿防水シート透湿防水シート透湿防水シート
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69注意事項システムの構成構成材料共通編木造編鉄骨造編部材の施工方法6.鉄骨造編-5施工手順各種金物(捨て入隅・見切り縁等)の取り付け●入隅部には、捨て入隅50をビスで留め付けてください。(P.77参照)● 軒天部では通気見切り縁等を取り付け、通気を確保してください。*)他にも各種金物を用意しています。各種金物の取り付 け方法・使用方法等の詳細は、「部材の施工方法(P.87〜)」を参照ください。ベースサイディングの加工■切断について● ベースサイディングの切断には必ず防塵マルノコと切断定規を使用してください。● 切断機は使用される電圧が低下すると十分な能力が発揮できません。電圧が低下している場合は、100Vに補正する昇圧機をご使用ください。● 専用の切断刃をご使用ください。34.1●パネル裏面84.2φ120●切り欠き部板幅板幅の1/2以下開口部■小幅物・切り欠きについて●切断箇所が小幅物になると折れやすくなりますので、 100mm以下とならないようにしてください。100mm以下の小幅物がでる場合は、切断して継ぎ張りをし、継ぎ手箇所は、通気ハットジョイナーを介してシーリング処理をしてください。● 複雑な小幅物ができますと、施工能率も悪くなり、雨仕舞いも不完全になりやすいので、考慮して割り付けてください。●開口部周りの切り欠き部が、板幅の1/2以下になるようにしてください。切り欠きが1/2以上となる場合は切断して、継ぎ張りし、継ぎ手箇所は通気ハットジョイナーを介してシーリング処理をしてください。● 給排水管の取り出し孔にはダイヤモンドコアドリルを使用してください。● 排気口などの大きな円の場合はベースサイディングの裏側から何回かに分けて切り込みを入れ、孔開けを行ってください。孔開けの際には端材などで確認してからおこなってください。■切断面の処理について● ベースサイディングの切断面でシーリング処理をおこな わない部分については吸水止めのため小口シーラー(F- SL)を塗布してください。●ダイヤモンドコアドリル切断刃ダイヤモンドチップソーFK-TIP100●小幅物100mm以上ベースサイディングFK-TIP100
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