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図記号名 称意 味一般禁止商品の取り扱いにおいて、その行為を禁止する図記号です。本カタログでは記号右の欄に記載している内容を禁止しています。禁止図記号一般注意商品の取り扱いにおいて、発火、破裂、高温などに対し、注意を喚起するための図記号です。本カタログでは記号右の欄に記載している内容の注意を喚起しています。注意図記号一般指示商品の取り扱いにおいて、指示に基づく行為を守っていただく図記号です。本カタログでは記号右の欄に記載している内容を指示しています。指示図記号労働安全について商品の施工工事にあたっては、安全に施工を行ってください。●作業服および保護具(保護帽、安全帯、眼、耳、手、足の保護具)を正しく使用してください。●作業場所の整理整頓を行うとともに、安全確保を行ってください。 とくに高所作業での安全確保、倒壊防止、照明による照度の確保など。●器具、工具、保護具などの機能を確認し、使用してください。●作業は、相互の作業と各工程を考慮して進めてください。免許、技能講習、特別教育が必要な作業は、有資格者が行ってください。●作業者が相互に安全確認を行ってください。健康状態を十分確認し、健康管理を実施してください。●万が一、事故が発生した際には、直ちに手当てを行い、救助を第一に心がけてください。LIXIL商品を安全にご使用いただくために、施工にあたっては次の点については、十分にご注意いただきますようお願いいたします。組み立てに際しては、次の項目を守ってください。●製品腐食のおそれがありますので、アルミ商品と銅板やラスなどの異種金属が接触しないようにしてください。接触する場合には、ビニールテープなどを貼るか塗料などで絶縁処理をしてください。●基礎部の埋込深さは製品ごとに決めてありますが、現場によって(堅牢な地盤、軟弱な地盤など)、基礎部のコンクリートの量(体積)に十分配慮してください。●埋込柱内部にモルタルやコンクリートなどが入ったり、水が溜まらないようにしてください。柱内部の異常腐食や柱の凍結破損の原因になります。●カーポートの強度確保のために、水勾配がある場合には、低い場所の柱の埋込深さを基準通りに確保してください。●腐食のおそれのある接着剤や化学薬品を使用する場合には、商品と接触しないようにするか、接触する部分を完全に養生してください。●塩分を含む砂は使用しないでください。 モルタルに使用する砂は、塩分を含まないものにしてください。やむを得ず海砂を使う場合は、洗浄して塩分(NaCl)が国土交通省基準値(0.04%)以下になった砂を使用してください。塩分のチェックは塩分試験紙などで簡便にできます。また、市販の塩分を含まないプレミックスモルタルは、異常腐食防止に有効です。●塩素系および強アルカリ系のコンクリート用混和剤は使用しないでください。凍結防止剤や凝固促進剤を用いる場合、塩化カルシウムなどの塩素系化合物を含む混和剤や強アルカリ化合物を含む混和剤を使用すると、異常腐食の原因になります。非塩素系・非アルカリ系の混和剤を使用してください。●モルタルやコンクリートの抽出液が、工事中に商品に付着しないように注意してください。抽出液は強アルカリ性で、シミやムラなどの外観不良や腐食の原因となります。●使用上の不具合や、事故を引き起こさないよう、商品の組み立てについては、備え付けの取付説明書を十分読んで、その指示を守ってください。●組み立ての際、ボルト・ビスは、規定本数を確実に締め付け固定してください。●取付けの際は、所定の部品を使用し、取付説明書に従い取り付けてください。取付け不良は落下の原因となり、事故(人損・物損)につながります。●取付け開口部の水平・垂直、対角寸法およびねじれのないことを確認してください。取付け開口部の精度が悪いと商品本来の機能を発揮できず、家屋の損害の原因となります。●みだりに改造しないでください。●弊社商品設置以降のエクステリア施工の際には、商品をビニールなどで養生してください。飛散してくる粉塵や溶剤などで表面が侵され、塗装面等の劣化の原因になります。また、養生用のシートは商品に直接粘着テープなどで固定しないでください。剥がす際に塗装面を傷つけたり、粘性樹脂の残留物で侵される可能性があります。●施工時に商品の表面に付着したモルタルやコンクリートなどは、速やかにふき取ってください。●商品の運搬・組み立て時に、傷を付けないように注意してください。●商品周辺の防水処理と商品本体のシーリングは取付説明書に従って必ず行ってください。雨水の浸入は、家屋や家財を傷める原因になります。点検・掃除について●組み立て・施工完了後にボルト・ねじ類に緩みがないかを点検し、施工時の汚れを取り除いてください。 また、組み立て・施工中に誤って付けた傷は腐食の原因になりますので、必ず補修塗装を行ってください。●可動部品につきましては、作動チェックを行い不具合箇所がないか確認してください。寒冷地についてエクステリア商品は常に屋外で設置されていますので、気象条件によって作動に影響を受ける場合があります。とくに寒冷地では、低温や凍結によって機能が低下する場合があります。設置の際には注意してください。また、低温や凍結が原因と思われる場合には、無理な操作を控えてください。その他施工・使用について錠金具の機構は、バネを使用したり、複雑な構造となっていますので、絶対に分解しないでください。思わぬケガをするおそれや故障の原因となります。●商品の施工には、危険を伴う場合がありますので、必ず専門の工事業者による施工をお願いします。●電気配線工事は電気工事店様に依頼してください。電気工事士等の免許がない人が工事をすると違法となります。通電中の裸電線に触れると感電事故の原因になります。●電気配線は、折り曲げたり、はさんだり、傷つけたりしないでください。漏電や感電の原因となり、火事や人身事故につながります。●エクステリア商品は、夏場などに長時間直射日光にさらされると、商品が非常に熱くなる場合がありますので注意してください。●給湯器、暖房器などの排気熱が、商品に直接当たる場所には施工しないでください。 また、商品にたき火などの火気を近づけないでください。熱による部材の変形・劣化のおそれがあります。●弊社商品以外の商品の取り付けに関しては、責任を負いかねます。使用方法およびメンテナンスの説明について●取扱説明書を施主様にお渡しするとともに、使用方法およびメンテナンスについて説明を行ってください。●商品内の「取扱説明書」をよくお読みになり、正しくご使用ください。●通常の使用には十分耐えられる構造になっていますが、部分的に衝撃を与えますと、破損するおそれがありますので乱暴な取扱いは避けるようにしてください。●火気および高温物・高熱源の器具(給湯器等)を接触したり、近づけないように十分注意してください。腐食する場合があります。●定期的にビスやボルトの緩みがないか確認してください。●商品の可動部は、特性上作動音が発生する場合があります。 「取付・取扱説明書」記載の内容を参照の上、注油するなどのメンテナンスを行ってください。●商品の上に乗ったり、はしごをかけないでください。商品の変形だけでなく落下事故の原因となります。LIXIL商品を安全に使用していただくために、禁止および注意・指示などを図記号によって示しています。施工の前、使用の前には必ず、次頁以降の使用上・施工上のご注意をよくお読みの上、正しくお使いください。この表示を無視して、誤った取り扱いをされますと身体の損傷などの危険がありますので、十分ご注意ください。〈LIXIL商品使用上・施工上のご注意の図記号について〉LIXIL商品使用上・施工上のご注意136
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施工上のご注意 *商品の施工については、必ず取付説明書に従ってください。また、施工完了後に取扱説明書を施主様にお渡しください。 *みだりに改造・変更をしないでください。 *当社の製品性能を十分ご理解の上、使用環境に合わせた適切な商品選定をしてください。 *崖縁などの高低差のある場所には設置しないでください。また、片支持タイプの場合、風当たりの強い場所ではサポート柱を取り付けるとともに、風にあおられない向きに取り付けてください。(例1)丘陵地(例2)田畑・野原・風を防げる物のない平地に隣接した場所 *風などにより揺れる頻度が高い場所では、サポート柱を取付けてください。 *給湯器やFF暖房器などの室外器の上に、カーポートなどの屋根商品を施工しないでください。排気ガスによる中毒、塗装劣化のおそれがあります。 *カーポートの強度確保のために、水勾配がある場合には、低い場所の柱の埋込深さを基準通りに確保してください。 *普通コンクリート、ボルトランドセメント(N)を使用、コンクリート強度は18N/m㎡以上で施工してください。 *積雪の多い環境で「一般地域用」をご使用になると、積雪による損壊のおそれがあります。「積雪地用」をご使用いただいた場合でも、限度外の積雪荷重による損壊のおそれがありますので、積雪が限度を超過する前に、必ず雪下ろしが必要です。 *暴風にさらされる地域・季節においては、想定外の風速が記録されます。さらに、敷地・立地条件によって、気象台観測風速以上の風速になります。屋根の飛散・躯体の損壊のおそれがあります。 *本製品は地上階に取り付けられる設計となっております。2階以上の高所に取り付けると強風により製品が破損するおそれがあります。 *柱の移動範囲及び屋根の切詰は当社の指定範囲内にしてください。屋根部のバランスが崩れ、積雪時や暴風時に商品が破損するおそれがあります。 *海岸地帯での塩害や火山灰による影響により腐食が発生する可能性がありますので、施工取り付けの業者様と十分にご検討ください。 *土間の仕上げについては、雨水が入り込むことがありますので施工取付の業者様と土間仕上げ高さなど十分にご検討ください。(スタイルコート) *設置する場所の条件により、基礎サイズが変わります。性能を発揮するためには、下記の現地の条件に応じた判断と施工が必要です。施工取付の業者様と十分にご検討ください。①地盤の堅牢/軟弱さ(地耐力等) (粘性のある土では、シャベルで容易に掘れる緩い地盤が地耐力50kN/㎡、シャベルに力を入れて掘れる程度の硬さの地盤が地耐力100kN/㎡に相当します。)②地盤内の埋設物の有無③隣地境界線近くの設置④別の構造物の基礎近くの設置 *カタログ記載の基礎寸法は長期地耐力100kN/㎡相当(側面地耐力も100kN/㎡相当)の場合の寸法になります。次ページへつづく↓使用上のご注意商品の破損などによる物の落下・人の転落・建物の損傷などのおそれがありますので、以下の使い方を守ってください。 *屋根に物を載せないでください。 *屋根に乗ったり、または柱に登ったり、ぶら下がったりしないでください。 *落下物による破損は防止できません。地震時の避難や待機場所には、落下物による危険が伴い不適切です。 *雪の重さは雪の状態によって大きく変化しますので、安心してお使いいただくために、次ページ(P.138)の積雪量になる前に、必ず雪下ろしを行ってください。 *雪下ろしの際、絶対に水をかけないでください。雪が氷状になり、さらに重くなります。 *片支持タイプの場合、積雪時・強風時には製品の補強のため、サポートを使用してください。 *当社指定の付属品以外は取り付けないでください。 *ボルト・ナット・ねじ等は絶対にゆるめないでください。 *熱による膨張・収縮により屋根材がこすれる音が発生しますが、性能上問題はありません。 *太陽光のあたり方により、アルミニウムを曲げている商品については、色ムラが見える場合がありますが、使用上は問題ありません。 *アルミ形材の部材ごとの色のばらつきは、色調限度範囲内ですが、光の反射などにより、見え方にばらつくことがあります。 *設置直後は屋根材の撥水性が高いため、雨水が水玉状に残る場合があります。時間とともに雨水は均等に広がります。 *雨樋のたわみにより雨樋の中に雨水が少し溜まってしまうことがありますが、性能上問題はありません。 *屋根自身の重みにより柱がたわむことがありますが、性能上は問題ありません。 *FRP板はポリカーボネートに比べ割れやすい素材ですので、落としたりぶつけたりしないでください。 *カーポートの近くで殺虫剤(農薬)・ガラスクリーナーなどの化学薬品を噴霧しないでください。ポリカーボネート板やFRP板にひび割れが発生する場合があります。 *片支持タイプのカーポートは、積雪後や強風が吹いた後に屋根が下がることがあります。着脱式サポートをご使用の際は、穴位置を調整して取り付けてください。 *物干しの制限荷重は総重量50kgです。これ以上の重さをかけないでください。また、積雪時、強風時はご使用を控えてください。商品が破損するおそれがあります。 *屋根材が太陽の反射により、眩しい場合があります。 *地域・気候・使用状況などによっては、屋根やパネルに結露が発生し、結露水が落ちる場合があります。ぬれると困るものは置かないでください。 *折板から結露水と一緒に白や黄色の水滴が落ちることがあります。お車の取扱い説明書をご確認のうえ、シャンプー・汚れ落とし剤などで早めの除去をお願いします。 *現場調達品のスチール折板は、品質にばらつきが生じることもあります。(折板の細部形状等) *スチール折板のペフは早期に劣化するおそれがあります。 *雪下ろしの際、金属製スコップ等を使用すると屋根材が割れたり傷つく原因になります。プラスチック製のスコップ等で静かに行ってください。 *安全に雪下ろしができない場合は、雪下ろし業者に依頼してください。 *降雪時期に凍結により竪樋が破損するおそれがある場合は、竪樋の排水口が、雪や氷でふさがらないようにしてください。また、ドレンエルボのキャップを取り外すことをおすすめします。 *日光が反射しやすい面材(パネルなど)をご使用の場合、面材のゆがみで太陽光が集光し、光の反射が強くなる場合があります。ごくまれに、反射光が当たった個所の状況や環境により、庭の植物や人工芝などの設置物に焦げ付きや溶融が生じることがあります。 *ブラックマット色の屋根材は、熱による膨張・収縮に伴う面材のゆがみが目立ちやすいおそれがあります。弊社のカーポートは、「簡易型車庫」です。車の乗降時に人が直接雨にぬれないことや、冬場の霜対策と、紫外線による車の塗装の劣化を緩和する目的にご利用いただくものです。屋根に乗ったり、暴風にさらされたり、限度超過の積雪などでは、極端な荷重を受け損壊するおそれがあります。物置・遊び場あるいは住居の一部などへの転用を目的として、みだりに改造・変更をしないでください。|カーポート137
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