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SHAREDSPACEINTRODUCTION共用エリア共用トイレ空間の施設内配置、空間の共通特徴共用トイレには、居室フロアにあり、主に入居者が居室外で共同で利用するためのトイレと、食堂や機能訓練室などがあるフロアで、施設の多くの入居者が共同で使用したり、併設されているデイサービス(通所介護)やデイケア(通所リハビリテーション)などを利用する近隣地域の方と共同で利用するためのトイレがあります。【共用トイレの配慮事項】●共用トイレには、入居者の多くが利用したり、設置フロアによってはデイサービスやデイケアなどでの地域からの高齢者が利用することを考慮して、軽度から重度の多様な身体状況の方に対応できるための配慮が必要です。●日常生活で利用する各諸室からアクセスがしやすいように、配置やレイアウトの検討が必要です。●入浴前後の浴室・脱衣室からの利用や汚れ物が出たときの処理のしやすさを考慮し、浴室や汚物処理室など他の水まわりとの行き来のしやすさに配慮が必要です。居室居室居室汚物処理室洗濯室ダイニング個室トイレ個別浴室個別浴室スタッフルーム脱衣室居室居室居室居室居室居室居室居室居室居室居室居室居室居室居室会議室職員トイレ更衣室オフィス厨房食堂機能訓練室トイレ一般浴室脱衣室エントランスデイルーム居室フロアの入居者が主に利用する共用トイレ施設内の多くの入居者・地域からの施設利用者が利用する共用トイレ居室フロアに設置され、そのフロアの入居者が居室外で共同で使用する共用トイレ施設に入居している多くの利用者やデイサービス・デイケアなど、地域からの利用者と共同で使用する共用トイレ52
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利用者の多様な身体状況に配慮し、歩行での利用、車椅子での利用など、対応する身体状況を想定して、トイレの広さや設置する機器のバリエーションを設定する。大便器ブースは、右麻痺・左麻痺の方の利用に対応できるよう、左右対称レイアウトのブースを設置。男性の立位での小用に配慮し、小便器を設置したプランもバリエーションの一つとして設置を検討。大便器横は、車椅子からの移乗に配慮し、はね上げ式手すりを設置。共用トイレでは多様な使用方法を想定して、パブリック仕様の機器を選定。車椅子使用者用のブースも設置し、入り口は引き戸(有効開口が確保できない場合は、カーテンなどで対応)とし、ブース内は車椅子で入れる大きさと介助スペースを確保する。大便器横の壁に設置する「紙巻器」「洗浄ボタン」などの操作器具の配置は「公共トイレJIS配列」に準じ、統一した配置として、利用者が使いやすく認識しやすいように配慮する。歩行、車椅子、自立、介助が必要など、利用者の多様な身体状況に合ったブースを選べるよう、背もたれ、手すりの様々な種類のバリエーションを持たせたブースを配置。車椅子使用者用トイレの洗面器は、車椅子使用者が使用できる形状の洗面器を設置。トイレ内の洗面器は車椅子使用者に対応できる形状とする。■集中型トイレの特徴■個室型トイレの特徴【共用トイレの特徴】車椅子使用者用トイレ共用エリア53PLANNINGBOOKELDERLYFACILITY高齢者施設
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