24高齢者施設プランニングブック 18-19(20-21)

概要

  1. コンセプト・序章
  2. 高齢者施設の水まわり空間に求められること
  3. 介助負担への配慮
  1. 18
  2. 19

このページのトップへ

このページに含まれるテキストデータ(PDFから抽出された内容)

左ページから抽出された内容
CONCEPTINTRODUCTION介助負担への配慮スタッフによる入居者への介護を安全に行うためにも、さまざまな介助動作の負担を軽減させることも重要です。介助スペースの十分な寸法の確保、介助しながら楽に操作できる機器の選定など、入居者への安全な介助の視点からも介助者の負担を軽減させる工夫が求められます。介助者が付き添いながらの入居者のすれ違いや、介助者が押しながらの車椅子同士のすれ違いに配慮し、幅員2000mm以上を確保します。通路(廊下など)入り口を出入りする際、一人での通過、介助されながらの通過、車椅子での通過など、入居者の身体状況に応じた有効開口寸法の確保が必要です。入り口入居者の動作をサポートするための介助スペースが必要です。介助の動作範囲を考慮し、動線上や機器周りには十分な介助するためのスペースを確保します。介助スペース【主な配慮ポイント】18
右ページから抽出された内容
コンセプト・序章高齢者施設の水まわり空間に求められることトイレでのおむつやパットの交換、脱衣室でのタオルの交換など、介助しながら必要なものがすぐに届く場所にあることで、介助の負担が軽減できます。収納の充実介助がより楽になったり、介助時に簡単に操作できる設備機器を選定し、適正に配置することで介助の負担を軽減できます。介助しやすい機器の選定重度の方の場合、トイレでの座位が不安定になり常に支えが必要な場合があります。介助者の支えがなくても安定して座位が保てるよう、手すりや前方ボード、背もたれなどの設置により、介助負担が軽減できます。座位の安定座位の安定ができない重度の高齢者の脱衣の際、大型ベッドに寝かせて行うことで介助の負担を軽減できます。大型ベッドの設置トイレ内の収納例脱衣室内の収納例「前方ボード」での座位の安定「L型手すり」「はね上げ手すり」「背もたれ」での座位の安定カチッタッチ水栓片手で簡単に操作ができる水栓スイッチシャワー手元でON・OFF切り替えができるシャワー19PLANNINGBOOKELDERLYFACILITY高齢者施設

このページのトップへ

  • キーワード検索

    • 全てを含む
    • いずれかを含む
    • 全て
    • 現在のカタログから
  • マイバインダー

    マイバインダーは空です。