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床構造の確認1●HOTひといきは捨て張り合板上に施工する床暖房システムです。根太や、コンクリートスラブへの直接施工はできません。 詳しくは施工説明書をご覧ください。床構造の確認2●地域、工法にかかわらず、床下に断熱材が必要です。 床下に断熱材が入っていないと、パネルからの熱が床下に逃げてしまい、暖房の効率が著しく低下します。●住宅の断熱工事は地域条件にあわせ、新省エネ基準以上(次世代型省エネ基準推奨)の断熱工事を行ってください。 断熱材が不足しますと、部屋が暖まらない、ランニングコストが高いなどの不具合が生じます。パネル敷設位置、コントローラー取付位置の確認3●部屋の間取り、家具の配置を考慮の上、床暖房パネルの敷設位置、コントローラーの取付位置を決定します。コントローラーは直射日光が当たる壁面や、エアコンの吹き出し口のそば、他の電子機器の近くを避けて配置してください。●ひとつの部屋の中で床暖房部分を複数設け、独立して運転する場合は、1台のコントローラーで2チャンネルまで切替え可能です。(2チャンネルコントローラー使用)(図A)●床暖房を主暖房として使用する場合は、パネルの面積が部屋の床面積の60%以上となるように割り付けてください。(図B) 床暖房パネルの面積が少ないと、部屋の温度が上がりません。60%に満たない場合は、エアコン、ファンヒーターなどの補助暖房の使用をご検討ください。床暖房パネルの割り付け4●3で決定した範囲に床暖房パネルを割り付けします。床暖房パネルは6サイズありますので、範囲にあうように組合せてお使いください。また、割り付けにはいくつかの制限があります。以下の制限事項を守り、割り付けを行ってください。①床暖房パネルの長辺方向はフローリングの長辺方向と直交するように割り付けします。(図C) 平行に割り付けしますと床材施工時に釘打ち固定ができなくなります。②原則として隣り合うパネルの配線収納部(コネクタのある側)はそろえて配置します。(図D) 配線収納部がそろっていないと、コネクタの結線や釘打ち固定に支障をきたします。③床暖房パネルの配線収納部は発熱しません。パネルを長辺方向に並べて施工する場合は、配線収納部を外側に向けて配置してください。(図E)④床暖房パネルを離したり、長辺方向にずらす場合、パネルの間隔・ずらし幅は303mmの整数倍(303mm、606mm、…)としてください。 それ以外の寸法で割り付けしますと床材施工時に釘打ち固定ができなくなります。(図F)コントローラーパネルパネル部屋面積の60%以上図B図A外側内側外側外側内側外側303、606455コントローラーパネルパネル部屋面積の60%以上図C図D図E図F電気式床暖房システム HOTひといき—拾い出し方法商品の色は、印刷の特性上実物とは多少異なる場合がありますのでご了承ください。掲載価格には、消費税、組立費、工事費、運賃等は含まれていません。
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最大電流(電力)の確認5●割り付けたパネルの最大電流を合計します。 各パネルの最大電流は次表の通りです。パネルサイズ180618031206120309060903最大消費電力390W200W250W130W180W90W最大電流3.9A2.0A2.5A1.3A1.8A0.9A※電力〔W:ワット〕は電流〔A:アンペア〕×100〔V:ボルト〕で計算されます。コネクタ付き電源線の拾い出し7●コネクタ付き電源線は床暖房パネルと制御機器の接続時に使用します。長さ10mの電線にコネクタのオス、メスがひとつずつ取り付けてあります。基本的にはコントローラー・リレースイッチの出力側1回路につき1本が必要となります。<床暖房パネル側の接続方法>・パネルのコネクタに合わせ、電源線のコネクタのオス・メスどちらか一方を選んではめあわせます。(図J)※床暖房パネル末端(反対側のコネクタ)は何もつなぐ必要はありません。(パネルは全て並列接続となります)<コントローラー・リレースイッチ側の接続方法>・コントローラー等の接続端子は即結端子です。・電源線についているコネクタは不要となりますので、コネクタを切り落とし、Fケーブル(VVFφ2.0-3C、現場手配)を継ぎ足したうえ、端子に差込みしてください。(図K)※コネクタ中央の電線(赤又は黄色)は検査線です。検査線はアースに接続しないでください。パネルの電流合計〜30A30〜55A55〜95Aコントローラー必要数111リレースイッチ必要数012出力回路の内訳15A×2回路15A×1回路+20A×2回路15A×1回路+20A×4回路(例)パネルの電流合計と、リレースイッチ必要数(例1)最大電流の計算●1806×2枚+0906×3枚のとき 3.9[A]×2+1.8[A]×3=13.2[A](例2)消費電力の計算●パネルの最大電流合計が13.2Aのとき 13.2[A]×100[V]=1320[W]制御機器の拾い出し6●パネルの枚数(最大電流・回路数)に応じてコントローラー、リレースイッチの必要数が決まります。●床暖房の運転には必ずコントローラーが必要です。 コントローラー1台で15A×2回路(合計30A)までのパネルが接続できます。コントローラーの各出力端子に接続される床暖房パネルの電流合計が15A以下となるように、パネルの配置・配線を調整してください。(図G)●リレースイッチはコントローラーに接続して使用する機器です。パネルの電流合計がコントローラーの容量を超えた場合に使用します。 リレースイッチ1台で20A×2回路(合計40A)までのパネルが接続できます。リレースイッチを並列接続で追加することにより、大面積の床暖房パネルを一度に制御できます。(図H)15A15A20A10A入力入力出力出力入力入力出力出力図G入力入力入力入力入力入力信号線(VVFケーブル、現場手配)出力出力出力出力出力20A20A20A出力20A入力入力出力出力20A20A(例3)図Hにおいて必要なコネクタ付電源線本数●図Hの回路数は、 20A×6回路→合計6回路 よって図Hの場合、電源線は6本必要です。パネル側VVFφ2.0-3Cカットコントローラー・リレースイッチに差し込み圧着接続(電気工事)図H図J図K
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