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住宅高性能化のカギは「開口部」窓やドアなど「開口部」の性能向上「これからの家」づくりの必須要件実は、住宅の中で最も熱の出入りが多いのが窓やドアなどの「開口部」。これからの省エネ基準・断熱等級への対応はもちろん、より健康・快適・省エネな住まいづくりのためにも、高性能な窓・ドアを選択することが重要となります。自己適合宣言書の活用で、より優れた性能値へ開口部の性能値には、“建具とガラスの組み合わせ”や“代表試験値”等がありますが、その中で最も高い性能値を一覧にしたものが「自己適合宣言書」です。開口部の断熱性能値を最大限に高めることができるため、より優れた性能値で申請や建主さまへのご提案が可能です。※LIXIL省エネ住宅シミュレーションによる、モデル住宅の開口部の性能値のみを変更した場合の試算自己適合宣言書を活用した場合の例建具とガラスの組み合わせUA=0.63W/(m²・K)建具とガラスの組み合わせ2.33W/(m²・K)自己適合宣言書1.62W/(m²・K)自己適合宣言書UA=0.57W/(m²・K)【例】TW単体引違い窓Low-E複層ガラスグリーン(3-Ar16-3)約30%性能UP約10%性能UP住宅一棟だと…(夏の冷房時/昼)熱の流入割合開口部73%屋根11%床3%換気6%外壁7%開口部58%屋根5%床7%換気15%外壁15%(冬の暖房時/昼)※出典:(一社)日本建材・住宅設備産業協会省エネルギー建材普及促進センター「省エネ建材で、快適な家、健康な家」より熱の流出割合8
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冬の「日射熱活用」でさらに省エネ開口部の断熱性能向上と一緒に考えたい窓から上手に日差しを採り込むことで、住まいはより快適になります。冬は低い位置から南面に日差しが入ってくるため、南面に大きな窓を設ければ、効果的に暖房負荷を軽減できます。方位別の窓・ガラスの選び方 北面の窓日差しが入りにくいので、冬の寒さ対策や結露軽減を優先し、断熱効果の高いLow-Eグリーンのガラスがおすすめです。Low-Eグリーン+小さな窓 南面の窓冬にたっぷり日差しを採り込めるLow-Eクリアのガラスを選ぶのがポイント。夏はひさしやシェードで日差しをカットしましょう。大きな窓Low-Eクリア+北南西東 東面の窓朝に日射量が多いため、ダイニングに最適。光とともに風を効果的に採り込めるウインドキャッチの窓もおすすめです。+Low-Eグリーン小~中窓 西面の窓夏は西日が差し込むため対策が必要。西面が隣家と接している場合、日差し対策と視線対策のために地窓を配置するのもおすすめです。+Low-Eグリーン小さな窓※東京で1月に南側垂直窓における12時の平均全天日射量約600w/m²。 窓はサーモスⅡ-H単体引違い窓Low-E透明複層ガラス(クリア)の場合、日射熱取得率46~47%にて試算。電気ストーブ約3台分暖かさUP例えば約10㎡の窓の面積を約20㎡まで大きくすると約3,000W分※の熱量を得ることが可能に。一般的な電気ストーブが1,000W程度なので、約3台分に相当します。窓面積アップ10m2➡20m29
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