23パブリックトイレプランニングブック 20-21(22-23)

概要

  1. 設計の考え方
  2. [設計ポイント]個別用途に配慮したトイレ
  3. オストメイトへの配慮ポイント
  1. 20
  2. 21

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CONCEPTINTRODUCTION1.オストメイトに必要な設備 3.装具や⼩物を置くためのスペース2.吐⽔⼝が引き出し式のお湯が出る⽔栓オストメイトへの配慮ポイントオストメイトのストーマ装具の汚物の処理や腹部のケアのための専用の流しを設置。バリアフリー法において、対象となる建築物にオストメイトに配慮した設備を設置することを義務化しています。改修などスペース的に制約のある場合を除いて、オストメイト対応流しを設置し、温水を使える環境を整えることが強く望まれています。ストーマ装具の交換や、腹部の汚れをすすぐ際に、お腹を流しの縁に近づけて作業ができる形状。・水栓は吐水と止水と温度調整をレバー1本で操作できるシングルレバー水栓がおすすめ。流しの縁は腹部のケアがしやすい⾼さ、およそ700~750mm程度が望ましい。オストメイトが排泄物の処理やストーマ装具の交換や装着、汚れた腹部の洗浄ができる設備の設置。腹部の汚れやストーマ装具のすすぎやすさに配慮し、吐⽔⼝が引き出し式のお湯が出る⽔栓を整備する。腹部のケアのための薬品や交換⽤のストーマ装具などを作業中に⼿の届くところに置けるように、⼩物置きのスペースを確保。吐⽔⼝が引き出し式のお湯が出る⽔栓鏡(ストーマ装具の装着状況の確認)⽔石けん⼊れ専用の流し(排泄物の処理やパウチの洗浄)700∼750mm程度オストメイトパックの場合棚設置の場合20
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CONCEPTINTRODUCTION5.腹部と全身を 確認するための鏡4.手荷物やゴミ袋を掛けるためのフック6.着替えをするための台7.オストメイト対応流しを 設置しない場合の水栓設計ポイント個別用途に配慮したトイレ緊急事態の際に汚れた下着などの着替えに配慮して、流しの近くに折り畳み式の着替え台(チェンジングボード)を設置。小規模施設や改修などでオストメイト対応流しの設置が困難な場合、パウチの洗浄が大便器で行えるケアサポート水栓で対応。腹部の状態の確認やストーマ装具の装着の確認のため、全⾝、もしくは上半⾝が映る鏡を流しの近くに設置。身だしなみのチェックとしての姿見としても利用可能。・処理したストーマ装具を⼊れるために⾃⾝で⽤意したゴミ袋を掛けるフックを流しの近くに設置。・⼿荷物などを掛けるフックは作業中に⾶沫などがかからないよう、ゴミ袋用フックとは別に流しから少し離れた位置に設置。1600mm程度開いた状態便座に深く腰掛けてパウチ(ストーマ装具)内の汚物を便鉢に捨てます。ケアサポート水栓便座を上げ、水栓を便鉢側に倒して、パウチ(ストーマ装具)をすすぎます。閉じた状態手荷物に配慮し、入口から大便器への動線上にフックを設置。設置高さは、およそ1,600mm。8.⼿荷物を掛けるフックの設置位置21PUBLICTOILETPLANNINGBOOK

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