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③タイル張付け時の注意事項 接着剤を下地に塗り付けた後、直ちにタイルを張り付けます。タイルは水湿しをしないで、そのまま接着剤塗付け面にしっかりともみ込むようにして押え付け、叩き板、タイルハンマーの柄、ヴィブラート等で張り付けます。 タイルの突付け施工は避けてください。細い目地にする場合にも1mm程度の隙間を空けます。 タイルが濡れている場合には乾燥させてから張り付けます。 タイルは伸縮目地をまたがって張らないようにします。 サッシ等他部材との取合い部で、化粧シーリングを打たない場合でも、タイルと他部材とは接しないように隙間を空けて施工します。 張付け状態の確認として、タイル張り作業の開始時等に張り付けた直後のタイルを剥がして、タイルと接着剤との接着割合を確認します。接着割合が60%以上、かつ、タイル裏面全体に均等に接着している場合を合格とします。不合格の場合には、接着剤の塗付け方法を再検討して、張り直します。 接着剤がタイル面に付着したまま硬化すると、仕上り後のタイル面の美観を損ないますので、速やかに塗料用シンナー等の溶剤を含ませた布等で拭き取ります。表面が粗いタイルは、接着剤がタイル表面に残り、後に汚れとなる場合があります。このようなタイルは、接着剤が硬化した後に汚れ除去用の発泡樹脂製品、砂消しゴム等で削り取ります。溶剤を使用する場合には、接着剤にかからないように注意します。 気温が日中5℃を上回れば接着剤の硬化は進行しますが、昼夜を通して5℃を下回る環境下では接着剤の硬化が遅くなります。寒冷期に、やむを得ず作業を行う場合には、保温・採暖等の処置を行うか、又は、硬化するまで養生を行います。 タイル張付け後、接着剤の硬化前に雨掛かりが予想される場合には、シート等で雨掛かりしないように養生します。また、強風時は埃が付着しないようにシート等で養生します。 目地直しが必要な場合は、タイル張付け後直ちに行い、修正後にたたき板等で押えます。張付け可能時間を超えて、接着剤の硬化が進んだ状態で目地直しを行うと接着不良を招くことがあるため、注意が必要です。図6.25 接着状態の確認良好な状態(接着率80%) 合格良好な状態(接着率60%) 合格接着面積不足(接着率40%) 不合格接着に偏りがある状況 不合格図6.26 接着割合の合否の判定786■施工上の留意点
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②タイルの張付け タイルを下地面にもみ込むようにして張り付けます。(2)FA-S工法①接着剤の塗布<ビード状塗布の場合> 接着剤はEGR-Bを使用します。 接着剤は垂直に塗布します。水平方向に塗布すると水が滞留するため、凍結膨張による割れの原因となります。 塗布量は直径10mm程度とし、タイル端部と20mm程度の間隔を保ちながら、垂直方向に150mm以下のピッチで塗布します。<点状塗布の場合> 接着剤はEGR-Dを使用します。 接着剤は下図のように間隔をとって配置します。タイル端部から30mm程度の間隔を保ちながら、点と点は180mm程度の間隔で塗布します。接着剤同士が密着すると水が滞留するため、凍結膨張による割れの原因となります。 接着剤厚さや配列、点数の詳細については、専用の施工マニュアルを参照ください。③ビスの下穴あけ 直径3.4mmのコンクリートキリを用いて、ビス長さ+10mm程度の深さで下穴を空けます。 穴あけの際には、タイルの損傷を防止するため、あらかじめキリにクッションゴム(厚さ10mm程度)を差込んでおきます。図6.28 ビスの下穴あけ巻きバネクッションゴム振動ドリルΦ3.4コンクリート用ドリル④ビスの取付け タイルに設置された剥落防止金具(巻きバネ)をコンクリートビスで固定します。押出成形セメント板の場合は、アメラスクリュー(サンコーテクノ製)で固定してください。 留付けは、ねじ回し又はコードレスドライバーを用い、回転数は350rpm、締め込みトルクは10kgf・cmを目安とします。図6.29 ビスの取付け巻きバネクッションゴムコードレスドライバーコンクリートビス150mm以下20mm〈ビード状塗布〉30mm180mm程度30mm180mm程度〈点状塗布〉図6.27 接着剤の塗布791387.1.25.1.2.3.4.5.6.7.82.1.2.3.44.1.2.3.4.5.6.7.8.9.106.3 タイル張り6.1.2.3.4

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