接着剤張り技術資料 28-29(30-31)

概要

  1. 4 接着剤張りの特徴
  2. 4.3 剥離防止効果
  3. 4 接着剤張りの特徴
  4. 4.4 ひび割れ防止効果
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③環境条件の影響温度、風等の環境条件が接着性能に及ぼす影響を調べるために、下記の条件でモルタル張り(モザイクタイル張り)とはるかべ工法によりタイル張りを行い、接着強さを調べました。 ⿟0℃でタイル張り、0℃で2週間養生、5℃で2週間養生 ⿟20℃でタイル張り、20℃で4週間養生 ⿟35℃でタイル張り、35℃で4週間養生 ⿟35℃・風速2m/sでタイル張り、35℃・風速1m/sで4週間養生試験結果を図4.21に示します。モルタル張りはモルタルが凍結するような条件では接着強さが著しく低くなるか、剥離が発生します。また、高温時、特に風がある場合には接着強さが低下する傾向が見られます。これは張付けモルタル中の水分の蒸発が早く、モルタルの強度が十分に発現しないためと考えられます。これに対してはるかべ工法は、施工時及び養生時の環境条件の影響を受けにくく、安定した性能が得られます。接着強さ(N/mm2)0℃2週+5℃2週20℃4週35℃4週(35℃+風速1m)4週1.21.41.00.80.60.40.20モルタル張りはるかべ工法図4.21 環境条件の影響00.10.20.30.40.50.60.70.80.907142128養生期間(日)5℃0℃23℃接着強さ(N/mm2)図4.22 はるかべ工法の低温時の強度発現はるかべ工法の低温時の接着強さを図4.22に示します。はるかべ工法は、5℃以上で施工することを標準としていますが、氷点下になっても凍ることはなく、凍結による不具合は発生しません。低温の場合は強度発現が遅いため、養生を行う期間を長くする必要があります。284■接着剤張りの特徴
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4.4 ひび割れ防止効果(1)実建物での検証結果タイルのひび割れは、ほとんどがコンクリートやモルタル下地のひび割れに起因するものです。接着剤張りは、ゴム弾性のある接着剤層でひび割れにより発生する下地の動きを緩和して、タイルのひび割れを防止する効果があります。下記は実際の建物でタイルのひび割れの発生状況を調査した結果です。 ⿟物件用途:独身寮 ⿟所在地 :大阪府摂津市 ⿟構造規模:RC造、地上5階建て、延床面積 3806m2 ⿟外壁仕上げ:コンクリート打放し、はつり仕上防水化粧材吹付(1F)… コンクリート+下地モルタル塗り、50mm角タイル張り(2F~5F) ⿟タイル張付け材料:南面接着剤(変成シリコーン樹脂系) 西面張付けモルタル(既調合モルタル) ⿟外壁施工:1991年11月施工後、20年経過後にひび割れの調査を行った結果を表4.7及び図4.23に示します。接着剤張り部分のひび割れ率はモルタル張り部分のひび割れ率の約1/100であり、ひび割れの抑制効果が確認されました。表4.7 ひび割れの調査結果タイル張り工法調査枚数ひび割れ枚数ひび割れ率モルタル張り41,182枚1002枚2.4%接着剤張り20,194枚5枚0.024%図4.23 ひび割れ率の比較ひび割れ率(%)モルタル張り接着剤張り00.511.522.53図4.24モルタル張り部分のひび割れ291387.1.26.1.2.3.45.1.2.3.4.5.6.7.82.1.2.3.44.1.2.3.4.5.6.7.8.9.104.3 剥離防止効果/4.4 ひび割れ防止効果

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