ビルサッシ 開口部の性能、基準 10-11(12-13)

概要

  1. 気密性
  2. 水密性
  1. 10
  2. 11

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気密性気密性に関するJIS規定気密性とは開閉確認加圧103050501003010500時間(S)予備加圧310圧力差Pa10305010012358101030501203005001000圧力差ΔΡ(Pa)通気量 圧力箱圧力記録計送風機圧力調節機流速測定装置サッシ・ドア気密箱qA 4706JIS JIS A 1516に、建具の気密性試験方法が規定されています。A−1等級線A−2等級線A−3等級線A−4等級線A 4702た気密等級線を超えていないか確認します。30Pa、50Pa、100Paの圧力差をかけ気密箱の方に漏れた空気の量を試験方法は下図のように圧力箱と気密箱の間に建具を取付け、10Pa、測定し、計算した数値を気密等級グラフに表わし、あらかじめ決められ・JIS に、気密性による等級と判定基準が下表のように規定されています。●気密性の等級と判定基準●建具の気密性試験方法[気密等級線]〈図1〉(m3/h・m2)[試験状態図][気密性試験手順(加圧線図)]等級等級との対応値性 能該当する等級について、通気量A−1A−2A−3A−4気密等級線A-1等級線A-2等級線A-3等級線A-4等級線が図1に規定する気密等級線を上回らないこと。[気密性の等級と判定基準]:1998:2015:2015気密性とは、サッシ・ドアセットの枠と戸のすきまから空気(すきま風)が漏れにくい性能をいいます。空気がもれる度合いが少ないことを気密性が高いといいます。冷暖房時の熱損失を少なくしたり、騒音の侵入を防いだり、また砂やほこりの侵入を抑えたりするために、気密性の高いサッシ・ドアセットが求められています。気密性は、面積1平方メートルあたりどれくらいの空気が漏れるかを基準とした等級で表わします。なお、空気の漏れは㎥/(h・㎡)の単位で表わされます。等級や判定基準については、JISに規定されています。気密性が良いと、1.冷暖房における熱負荷が少ない → 省エネルギーにつながります。2.屋内・屋外の騒音に対する遮音性能が良くなる → 静けさにつながります。3.外部からの塵埃、粉雪の吹込みが少ない → 快適な環境につながります。気密性必要等級の目安サッシ・ドアセットの気密性は、求める居住環境により選定します。①公共建築物に用いるサッシ・ドアセットの選定の際は、管轄する各官 公庁の仕様として、性能を定めている場合がありますので、確認す ることが必要です。②建築物の高気密化により、酸欠や結露の被害が発生することがあり ます。 適切な計画換気ができるシステムと併用してください。注意事項③火山灰地域や粉雪が降雪する寒冷地域等の特殊な環境条件下に おいては、気密性の高いサッシ・ドアセットや、二重サッシを使用する などによって、実生活上の不都合を防ぐ配慮が必要です。気密性による等級A-1A-2A-3A-4該当品の目安気密性気密性に関するJIS規定気密性とは開閉確認加圧103050501003010500時間(S)予備加圧310圧力差Pa103050100123581010305012030501000圧力差ΔΡ(Pa)通気量 圧力箱圧力記録計送風機圧力調節機流速測定装置サッシ・ドア気密箱qA 4706JIS JIS A 1516に、建具の気密性試験方法が規定されています。A−1等級線A−2等級線A−3等級線A−4等級線A 4702た気密等級線を超えていないか確認します。30Pa、50Pa、100Paの圧力差をかけ気密箱の方に漏れた空気の量を験方法は下図のように圧力箱と気密箱の間に建具を取付け、10Pa、測定し、計算した数値を気密等級グラフに表わし、あらかじめ決められ・JIS に、気密性による等級と判定基準が下表のように規定されています。●気密性の等級と判定基準●建具の気密性試験方法[気密等級線]〈図1〉(m3/h・m2)[試験状態図][気密性試験手順(加圧線図)]等級級との対応値性 能該当する等級について、通気量A−1A−2A−3A−4気密等級線A-1等級線A-2等級線A-3等級線A-4等級線が図1に規定する気密等級線を上回らないこと。[気密性の等級と判定基準]:1998:2015:2015性とは、サッシ・ドアセットの枠と戸のすきまから空気(すきま風)が漏れにくい性能をいいます。空気がもれる度合いが少ないことを気密性が高いといいます。冷暖房時の熱損失を少なくしたり、騒音の侵入を防いだり、また砂やほこりの侵入を抑えたりするために、気密性の高いサッシ・ドアセットが求められています。気密性は、面積1平方メートルあたりどれくらいの空気が漏れるかを基準とした等級で表わします。なお、空気の漏れは㎥/(h・㎡)の単位で表わされます。等級や判定基準については、JISに規定されています。気密性が良いと、1.冷暖房における熱負荷が少ない → 省エネルギーにつながります。2.屋内・屋外の騒音に対する遮音性能が良くなる → 静けさにつながります。3.外部からの塵埃、粉雪の吹込みが少ない → 快適な環境につながります。気密性必要等級の目安サッシ・ドアセットの気密性は、求める居住環境により選定します。①公共建築物に用いるサッシ・ドアセットの選定の際は、管轄する各官公庁 の仕様として、性能を定めている場合がありますので、確認することが必 要です。②建築物の高気密化により、酸欠や結露の被害が発生することがあります。 適切な計画換気ができるシステムと併用してください。注意事項③火山灰地域や粉雪が降雪する寒冷地域等の特殊な環境条件下におい ては、気密性の高いサッシ・ドアセットや、二重サッシを使用するなどによ って、実生活上の不都合を防ぐ配慮が必要です。室内用建具普通サッシ・ドアセット防音サッシ・ドアセット断熱サッシ・ドアセット気密性気密性に関するJIS規定気密性とは開閉確認加圧103050501003010500時間(S)予備加圧310圧力差Pa10305010012358101030512030501000圧力差ΔΡ(Pa)通気量 圧力箱圧力記録計送風機圧力調節機流速測定装置サッシ・ドア気密箱qA 4706JIS JIS A 1516に、建具の気密性試験方法が規定されています。A−1等級線A−2等級線A−3等級線A−4等級線A 4702た気密等級線を超えていないか確認します。30Pa、50Pa、100Paの圧力差をかけ気密箱の方に漏れた空気の量を試験方法は下図のように圧力箱と気密箱の間に建具を取付け、10Pa、測定し、計算した数値を気密等級グラフに表わし、あらかじめ決められ・JIS に、気密性による等級と判定基準が下表のように規定されています。●気密性の等級と判定基準[気密等級線]〈図1〉(m3/h・m2)[試験状態図][気密性試験手順(加圧線図)]等級級との対応値性 能該当する等級について、通気量A−1A−2A−3A−4気密等級線A-1等級線A-2等級線A-3等級線A-4等級線が図1に規定する気密等級線を上回らないこと。[気密性の等級と判定基準]:1998:2015:2015枠と戸のすきまから空気(すきま風)が漏れにくい性能をいいます。空気がもれる度合いが少ないことを気密性が高いといいます。音の侵入を防いだり、また砂やほこりの侵入を抑えたりするために、気密性の高いサッシ・ドアセットが求められています。どれくらいの空気が漏れるかを基準とした等級で表わします。なお、空気の漏れは㎥/(h・㎡)の単位で表わされます。等級や判定基準については、JISに規定されています。.→ 省エネルギーにつながります。.能が良くなる → 静けさにつながります。.少ない → 快適な環境につながります。気密性必要等級の目安サッシ・ドアセットの気密性は、求める居住環境により選定します。①公共建築物に用いるサッシ・ドアセットの選定の際は、管轄する各官公庁 の仕様として、性能を定めている場合がありますので、確認することが必 要です。②建築物の高気密化により、酸欠や結露の被害が発生することがあります。 適切な計画換気ができるシステムと併用してください。注意事項③火山灰地域や粉雪が降雪する寒冷地域等の特殊な環境条件下におい ては、気密性の高いサッシ・ドアセットや、二重サッシを使用するなどによ って、実生活上の不都合を防ぐ配慮が必要です。008気密性気密性に関するJIS規定密性とは開閉確認加圧103050501003010500時間(S)予備加圧30圧力差Pa1030501001235811030501235001圧力差ΔΡ(Pa)通気量 圧力箱圧力記録計送風機圧力調節機流速測定装置サッシ・ドア気密箱qA 4706JIS JIS A 1516に、建具の気密性試験方法が規定されています。A−1等級線A−2等級線A−3等級線A−4等級線A 4702た気密等級線を超えていないか確認します。30Pa、50Pa、100Paの圧力差をかけ気密箱の方に漏れた空気の量を試験方法は下図のように圧力箱と気密箱の間に建具を取付け、10Pa、測定し、計算した数値を気密等級グラフに表わし、あらかじめ決められ・JIS に、気密性による等級と判定基準が下表のように規定されています。●気密性の等級と判定基準●建具の気密性試験方法[気密等級線]〈図1〉(m3/h・m2)[試験状態図][気密性試験手順(加圧線図)]等級等級との対応値性 能該当する等級について、通気量12A−3A−4気密-1-2A-3等級線A-4等級線が図1に規定する気密等級線を上回らないこと。[気密性の等級と判定基準]:1998:2015:2015気密性とは、サッシ・ドアセットの枠と戸のすきまから空気(すきま風)が漏れにくい性能をいいます。空気がもれる度合いが少ないことを気密性が高いといいます。冷暖房時の熱損失を少なくしたり、騒音の侵入を防いだり、また砂やほこりの侵入を抑えたりするために、気密性の高いサッシ・ドアセットが求められて気密性は、面積1平方メートルあたりどれくらいの空気が漏れるかを基準とした等級で表わします。なお、空気の漏れは㎥/(h・㎡)の単位で表わされ等級や判定基準については、JISに規定されています。性が良いと、1.冷暖房における熱負荷が少ない → 省エネルギーにつながります。2.屋内・屋外の騒音に対する遮音性能が良くなる → 静けさにつながります。3.外部からの塵埃、粉雪の吹込みが少ない → 快適な環境につながります。気密性必要等級の目安サッシ・ドアセットの気密性は、求める居住環境により選定します。サッシ・ドアセットの選定の際は、管轄する各官 公庁の仕様として、性能を定めている場合がありますので、確認す ることが必要です。り、酸欠や結露の被害が発生することがあり ます。 適切な計画換気ができるシステムと併用してください。注意事項等の特殊な環境条件下に おいては、気密性の高いサッシ・ドアセットや、二重サッシを使用する などによって、実生活上の不都合を防ぐ配慮が必要です。6・JIS A 4702に、気密性による等級と判定基準が下表のように規定されています。S6に、建具の気密性試験方法が規定されています。試験方法は下図のように圧力箱と密箱の間に建具を取付け、10Pa3510Paの圧力差をかけ気密箱の方に漏れた空気の量を測定し、計算した数値を気密等級グラフに表わし、あらかじめ決められた気密等級線を超えていないか確認します。10
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水密性水密性に関するJIS規定等級との対応値圧力差(脈動圧中央値)加圧中JIS A 1517に規定する次の状況が発生圧力記録計圧力調節機圧力検出器圧力箱サッシ・ドア水噴霧装置水ポンプ送風機〈備考〉・建具の開閉を示す。※1.昇降圧の速度は、1秒当り20Pa程度とする。※2.近似正弦波設定の課程は、特に規定しない。上限値  中央値P下限値  2秒周期の近似正弦波1010(Pa)正圧→ 圧 力 差開閉確認観察開始散水開始予備加圧散水終了観察終了加  圧→時間(min)W−1W−2W−3W−4W−5100Pa150Pa250Pa350Pa500Paa)b)c)d)しないこと。等級性 能枠外へのあふれ出し枠外への吹出し枠外へのしぶき枠外への流れ出し●水密性の等級と判定基準●建具の水密性試験方法[水密性の等級と判定基準][水密性試験手順(加圧線図)][試験状態図]JIS A 4706・JIS A 4702に、水密性による等級と判定基準が下表のように規定されています。JIS A 1517に、建具の水密性試験方法が規定されています。試験方法は下図のように圧力箱に試験体を取付け、1分間当たり4ℓ/㎡の水を噴霧し、圧力を10分間加え、その間にサッシ・ドアからの漏水状況を観察します。水密性とは水密性とは、雨を伴った風のときに雨水の浸入をどれくらいの風圧まで防げるかを表す性能です。サッシ・ドアセットが風雨にさらされたとき、室内に雨水が浸入することは好ましくありません。水密性は、雨による浸水を防ぐ上で大切な性能であり、建物の立地条件により、風雨の程度は異なるので、条件にあった性能を持ったサッシ・ドアセットを選ぶ必要があります。水密性は、サッシ・ドアセットが風雨にさらされた状態で面積1㎡あたり、どれくらいの風圧まで雨水の浸入を防げるかを基準とした等級で表し、風圧の単位はPaで表します。なお、等級や判定基準については、JISに規定されています。水密性必要等級の目安サッシ・ドアセットの水密性等級は、建築物の地域性、立地条件、使用条件などから判断し、それぞれに建築設計者が決定することになっています。等級は、過去の気象データを見ると、一般的に風が強いと雨が少なく、雨が多いと風が弱い、という傾向が見られるため(風、雨の同時性の頻度が少ない)、耐風圧性の風圧力より低く設定されています。サッシの等級別出荷比率から見ると、木造用住宅サッシの場合の水密性は、一般的にW-3等級で、ビル用サッシの場合は、一般的にW-5等級です。水密性による等級W-1W-2W-3W-4W-5100Pa150Pa250Pa350Pa500Pa使用場所目安市街地住宅市街地ビル高層・強風地域用水密性の一般知識●脈動圧 圧力差が近似正弦波で周期的に変動する圧力のことです。中央値に50%を加えたものを上限値、50%減じたものを下限値といいます。●ゲリラ豪雨 予測が困難な、積乱雲の発生による突発的で局地的な豪雨を示します。●降水量 雨のほか雪・あられ・ひょうなど固形の降水を融かした水を合わせて、雨と同様に測ったものを降水量といいます。したがって、雨量は降水量の一部です。●雨量 ある時間内に降った雨が地表の水平な平面上にたまったときの水の深さを雨量または降雨量といいます。単位は通常㎜で表わします。※降雨時にはサッシの下枠に雨水が溜まることがありますが、これは商品上の特性であり不具合ではありません。不具合といえる漏水は、サッシ枠を超えて室内に雨水が流れ出たり、あふれ出たりすることです。●集中豪雨 局地的大雨のことをいいます。●漏水 雨水が室内側面の床、壁などの部分へ侵入する現象のこと。サッシ、 ドアセットでは枠外への流れ出し・しぶき・吹出しおよびあふれ出しを言 います。サッシサッシ枠ここまで水が溜まっても漏水にはなりませんサッシ枠を越えて屋内に雨水が入ると漏水になります注意事項①各官公庁及び各地方監督官庁の仕様として、サッシ・ドアセットなどの性能を定めている場合がありますので、確認することが必要です。②風当たりの強い立地条件(超高層の谷間、崖縁、海岸縁など)の建築物については、前述の目安より等級が高いものを使用してください。③暴風雨の多い地域の住宅については、雨戸などを併用してください。④サッシ・ドアセットなどの枠と仕上げ材及び躯体との取り合いは、水密保持のためのシール施工を確実に行ってください。11水密性

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