ビルサッシ 開口部の性能、基準 26-27(28-29)

概要

  1. 住宅・建築物の省エネルギー基準
  1. 26
  2. 27

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26住宅・建築物の省エネルギー基準ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスについてZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)…広義のZEH外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギー等を導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支が概ねゼロ以下とすることを目指した住宅。集合住宅におけるZEHの省エネ性能の判断基準は住棟単位(ZEH-M)と住戸単位(ZEH)の2つがあり、いづれの場合にも、強化外皮基準と一次エネルギー消費量の削減率(省エネ率)の双方の基準を満たす必要があります。定性的な定義定義定量的な定義①④②③強化外皮基準(1~8地域の省エネルギー基準(ηA値、気密・防露性能の確保等の留意事項)を満たした上で、各地域区分で下表の基準を満たす地域毎のZEH外皮基準UA値[W/㎡k]地域区分1,2地域3地域4~7地域UA値0.4以下0.5以下0.6以下再生可能エネルギー等を除き、基準一次エネルギー消費量から20%以上の一次エネルギー消費量削減再生可能エネルギー等を加えて、基準一次エネルギー消費量から100%以上の一次エネルギー消費量削減再生可能エネルギーを導入(容量不問)具体的にはネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)についてネット・ゼロ・エネルギー・マンション(ZEH-M)について『ZEH』(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)…狭義のZEH外皮の高断熱化及び高効率な省エネルギー設備を備え、再生可能エネルギー等により、年間の一次エネルギー消費量が正味ゼロまたはマイナスの住宅。NearlyZEH(ニアリー・ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)『ZEH』を見据えた先進住宅として、外皮の高断熱化及び、高効率な省エネルギー設備を備え、再生可能エネルギー等により、年間の一次エネルギー消費量をゼロに近づけた住宅。ZEHOriented(ゼロ・エネルギー・ハウス指向型住宅)『ZEH』を指向した先進的な住宅として、外皮の高断熱化及び、高効率な省エネルギー設備を備えた住宅(都市狭小地に建築された住宅に限る)。●『ZEH』は、以下の①〜④のすべてに適合した住宅●NearlyZEHは、左記①〜③に下記を加え適合した住宅再生可能エネルギー等を加えて、基準一次エネルギー消費量から75%以上100%未満の一次エネルギー消費量削減●ZEHOrientedは、左記①に下記を加え適合した住宅再生可能エネルギー等を除き、基準一次エネルギー消費量から20%以上の一次エネルギー消費量削減住棟での評価外皮断熱性能※全住戸で以下を達成省エネ率※共用部を含む住棟全体で以下を達成目指すべき水準再エネ除く再エネ含む『ZEH-M』強化外皮基準(ZEH基準)20%以上100%以上3階建て以下NearlyZEH-M75%以上ZEH-MReady50%以上4・5階建てZEH-MOriented(再エネ不要)6階建て以上住棟単位での評価を行う場合には、全住戸において強化外皮基準を満たした上で、共用部を含む住棟全体での一次エネルギー消費量の削減率(省エネ率)の基準を満たす必要がある。
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27住宅・建築物の省エネルギー基準省エネに関する表示制度について▋法第7条に基づく建築物の省エネ性能の表示▋法第36条に基づく建築物の省エネ性能の表示(1)自己評価ラベル自己評価は、「エネルギー消費性能計算プログラム(住宅版)」(国立研究開発法人建築研究所)のWebプログラムから算出された計算結果を用いて、(一社)住宅性能評価・表示協会(以下、評価協)のホームページから自己評価ラベルの出力ができます。誘導基準省エネ基準少ない0多い一次エネルギー消費量基準適合外皮基準適合○○様邸201○年○月○日自己評価12%削減433MJ/(㎡・年)495MJ/(㎡・年)(10%削減)この住宅の設計一次エネルギー消費量(2)BELS(ベルス)BELSとは、Building-HousingEnergy-efficiencyLabelingSystem(建築物省エネルギー性能表示制度)の略称で、新築・既存の建築物において、評価協が省エネルギー性能を評価し認定する第三者認証制度です。★数BEI値適合する基準★★★★★ BEI ≦ 0.8 ★★★★ 0.8 < BEI ≦ 0.85 ★★★ 0.85 < BEI ≦ 0.9 誘導基準★★ 0.9 < BEI ≦ 1.0 省エネ基準★ 1.0 < BEI ≦ 1.1 既存の省エネ基準(3)eマーク本制度は、既存建物が省エネ基準に適合しているか否かを分かりやすく伝えることを目的として、既存住宅や既存建築物の改修時等において、所管行政庁がエネルギー消費性能基準に適合している旨を示す制度です。通称eマークといいます。省エネに関する表示制度は、省エネ基準への適合認定を受けると、その旨を建築物や広告等でアピールできるという制度です。これは性能の優れた建築物が市場で適切に評価され、消費者に選択されやすくするためのものです。販売・賃貸業者は省エネ性能の表示の努力義務が課され、新築時等の表示では自己評価か第三者認証(BELS)のいずれかで省エネ性能をアピールできます。なお既存住宅では改修時等で省エネ基準適合認定マーク(eマーク)による省エネ基準適合をアピールできます。表示制度には、「建築物の省エネ性能の表示(法7条)」と「省エネ基準適合認定・表示制度(法36条)」があり、「建築物の省エネ性能の表示(法7条)」には自己評価と第三者評価(BELS)があります。※住宅性能表示制度とは異なりますので、混同しないように注意してください。一次エネルギー消費量の基準値からの削減率や、一次エネルギー消費量基準と外皮基準への適合可否等と、性能に応じた5段階の★マーク(★〜★★★★★)で表示されます。法7条法36条評価者自己第三者所管行政庁ラベル自己評価ラベルBELSeマーク対 象新築・既存新築・既存既存建築物エネルギー消費性能基準適合認定建築物 この建築物は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律第36条第2項の規定に基づき、建築物エネルギー消費性能基準に適合していると認められます。建築物の名称 Aビル建築物の位置 ○県○市○○3-5認定番号 23認定年月日 2017年5月17日認定行政庁 ○市適用基準 一次エネルギー消費量基準(新築建築物)適合省エネに関する表示制度について

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