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トップランナー制度はエネルギーを消費する機械器具が対象でしたが、住宅・建築物の断熱性能の底上げを図ることを目的に、2014年、サッシおよび複層ガラスが対象に追加されました。従来の制度では2022年度が目標年度となっていましたが、カーボンニュートラルの実現に向けた基準の強化等を目的に見直され、新たな目標年度や目標基準値等が設定されました。目標基準値は、2030年以降に新築される住宅に求められる省エネルギー性能から逆算して、2030年に窓に求められる断熱性能(2.08W/(m2・K))をベースに算出されています。≪参考≫建材トップランナー制度が見直されました2023年4月1日施行■サッシの目標基準値(目標年度:2030年度)目標基準値は開閉形式毎に決まっています。■サッシの性能サッシの性能は、①もしくは②の方法により、ガラスを入れた窓として求めますが、規定された範囲内の試験体※にて代表させて評価することができます。※建築研究所「技術情報」に記載の試験体と同等の性能を有すると認められる範囲を定める基準 ①測定(JISA4710:2015) ②計算(JISA2102-1:2015及びJISA2102-2:2011)評価に用いる標準ガラス(熱貫流率)が予め設定されていますが、ガラスが特定できる場合はそのガラス(熱貫流率)にて評価することも認められています。■建材トップランナー制度の対象 主に戸建・低層共同住宅等に用いられる ○断熱材 ○複層ガラス ○サッシ※窓は「複層ガラス」と 「サッシ」に分かれています■標準ガラス○対象となるサッシの構造 ・アルミ製 ・アルミ樹脂複合製 ・樹脂製 ・木製 ・引違い ・FIX●対象とならない形式 上記開閉形式、構造にかかわらず、以下の形式については対象となりません。 ・透湿防水シートとの接合を考慮していないサッシ(RC造用サッシ等)・防火設備(防火戸) ・シャッター付一体枠、雨戸付一体枠、面格子付一体枠区分名目標基準値[W/(m2・K)]引違い2.16上げ下げ2.30FIX1.87たてすべり出し2.06すべり出し2.04サッシの種類ガラスの熱貫流率三層ガラス0.82複層ガラス1.60単板ガラス6.00■該当するサッシ開閉形式○対象となる開閉形式 ・上げ下げ ・たてすべり出し ・すべり出し目標基準値の考え方建材トップランナー制度について242商品の色は、印刷の特性上実物とは多少異なる場合がございますのでご了承ください。掲載価格には、消費税、ガラス代(ガラス組込商品を除く)、組立代、取付費、運賃等は含まれておりません。
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