LHT SDGsハンドブック 6-7(6-7)

概要

  1. SDGs 13 気候変動と住まい
  1. 6
  2. 7

このページのトップへ

このページに含まれるテキストデータ(PDFから抽出された内容)

左ページから抽出された内容
CHECK気候変動とその影響に対し、緊急対策を講じるOUTLINE目下、深刻化する「地球温暖化」。化石燃料の使用などにより生じた温室効果ガス(主に二酸化炭素=CO2)が大気中で濃度を増し、大気や地表の温度を上昇させています。その影響で、干ばつや洪水、海面上昇をはじめ、世界各地で異常気象が発生。2015年に国連で採択された「パリ協定」の下、世界各国が温暖化対策に全力で取り組んでいます。地球の平均気温は、2011〜2020年の10年間に、1850〜1900年と比べて約1.1℃上昇しました。(※1)日本の平均気温は、この100年間で約1.35℃上昇。何も対策をしないと次の100年で、最悪の場合は約4.5℃上昇するという予測も。(※2)1901~2018年の間には、雪氷の減少により、海水面が平均20㎝上昇。さらに上昇すると土地を失う国や地域が増えていきます。(※3)SDGs目標13私たちは「気候」とともに暮らしています。私たちの住まいと「気候変動」の関わりは、まず生活する上でエネルギーを消費し、温室効果ガスであるCO2を排出していることがあります。一方で、健康被害や災害など、温暖化から直接影響を受けることも。そこで「緩和策」と「適応策」、2つの対策を並行して取り組むことが大切です。温暖化に影響を与え、温暖化から影響を受ける。地球温暖化と対策緩和策適応策ココに対策ココに対策温室効果ガスの排出を減らす気候変動による影響に備える気候変動と住まいSDGs目標13住まいの課題ISSUE温室効果ガスの発生気候要素の変化温暖化による影響CLOSEUP“緩和策”につながる、窓やドア出典:※1IPCC「第6次評価報告書統合報告書」 ※2気象庁「日本の年平均気温」 ※3IPCC「第6次評価報告書第1作業部会報告書」「未来ルーペ」で窓やドア、シェードなどを拡大してみたら、「気候変動」の問題や対策が見えてきたよ。リプラス【リフォーム向け】今ある窓枠の上から、新しい窓枠を取り付けるだけだから、壁を壊さず、1日でリフォームが完了。トリプルガラス仕様の高断熱窓もご用意。断熱性向上により、節電とCO2排出量削減につながります。TW【新築向け】強度・耐久性に優れるアルミを室外側に、断熱性に優れた樹脂を室内側に採用した高性能ハイブリッド構造とトリプルガラスによる高い断熱性能に加え、スリムフレームにより冬の日射熱を有効活用することができ、冷暖房の負荷を軽減し省エネにつながります。リシェント玄関ドア3【リフォーム向け】北から南まで、お住まいの地域環境に合わせて断熱性能レベルを選ぶことができ、快適な室内空間と、電力消費やCO2排出量の削減を実現します。今あるドア枠の上に、1日(目安)で取り付けることが可能です。6
右ページから抽出された内容
私たちが最も多く使用しているエネルギーといえば“電力”です。中でも、家庭のエネルギー消費量の4分の1以上を占めるのが冷暖房。その消費を減らす対策とは?特に、外からの熱が出入りしやすいのが窓やドア。その断熱性を高めると、熱の移動が少なくなるため、冷暖房のエネルギー効率がぐっと向上します。南面に大きな窓を設ければ、冬は低い位置から入ってくる日差しを採り込め、暖房利用の削減につながります。夏の猛暑、短時間の激しい雨、台風など、私たちの暮らしにも影響をおよぼす気候変動。その対策は?外から熱が入ってくる外へ熱が逃げていくたとえば飛来物で窓ガラスが割れたり、割れた窓から強風が吹き込めば屋根が飛ぶ恐れも。そんなとき窓にシャッターや雨戸があれば、防げる可能性が高まります。強い雨風に負けない家をつくる詳しくは“おうち減災”の情報を発信しているWEBサイト『減災プロジェクト』へhttps://www.lixil.co.jp/reform/gensai/出典:(一社)日本建材・住宅設備産業協会省エネルギー建材普及促進センター「省エネ建材で、快適な家、健康な家」※東京で1月に南側垂直窓における12時の平均全天日射量約600w/㎡。窓はサーモスII-H単体引違い窓Low-E透明複層ガラス(クリア)の場合、日射熱取得率46~47%にて試算窓の面積を約10㎡から約20㎡にした場合、約3,000W分(一般的な電気ストーブ3台分)※の熱量を得られます課題への取り組み電気ストーブ約3台分暖かさUPACTION住まいの中でできる“緩和策”温暖化対策1住まいの中でできる“適応策”温暖化対策2夏冬屋根11%屋根5%床3%床7%73%窓・ドア58%窓・ドア換気15%外壁15%換気6%外壁7%屋根11%屋根5%床3%床7%73窓・ドア58窓・ドア換気15%外壁15%換気6%外壁7%熱中症の発生場所として最も多いのが、実は「住居」。風通しの悪い部屋で、知らず知らずのうちに上昇した気温と湿度が室内熱中症を引き起こします。「室内熱中症」を予防する「熱中症の発生場所」のグラフ▶▶▶出典:総務省消防庁令和5年10月報道発表資料*「住居」は、「住居(敷地内全ての場所を含む)」の数値を使用道路屋外その他39.9%16.6%12.8%住居室内熱中症の対策室温28℃以下で室内熱中症のリスクが低減します。●エアコンを上手に活用するシェードなどの日よけは、日射や紫外線をカットします。●窓に日よけを追加するCLOSEUP“適応策”への備えに、日よけやシャッター外付日よけは太陽の熱を窓の外でカットし、室内温度の上昇を抑えます。熱中症の約4割を占める室内熱中症対策につながるとともに、節電とCO2排出量の削減を実現しています。スタイルシェード台風時、飛来物で窓ガラスが割れるリスクを軽減するのに役立つ電動シャッター。悪天候でも窓を開けずにお部屋のシャッターをスマートフォンで操作ができ、防災性が高まります。住宅用窓シャッター電動住宅への熱の出入りを少なくする冬は日差しを活用する7

このページのトップへ

  • キーワード検索

    • 全てを含む
    • いずれかを含む
    • 全て
    • 現在のカタログから
  • マイバインダー

    マイバインダーは空です。