09公園改築一時集合場所その他の衛生器具多くの人が便利に、そして安全に使えるよう手すりなどを積極的に設置しています。男子トイレ内部：1台の小便器には手すりを備えました。2本に力を分散させて体を優しく支え、腰回りをサポートします。女子トイレの洗面器とSK室：ライニングとフックで手荷物に配慮しました。奥はSK室です。多機能トイレ：車椅子ユーザーに配慮した機器に加えベビーキープとおむつ交換台を用意し乳幼児連れの方も安心して利用できるようになっています。女性用トイレ多機能トイレ男性用トイレ震災時の一時集合場所となる公園のトイレを災害に配慮した仕様に一新。キャッチボール場や小さな子どもも安心して遊べる遊具を備えた公園。震災時の一時集合場所として防災設備を整備し、トイレも災害に配慮した仕様に一新。災害時1Lの洗浄水量で洗浄可能なレジリエンストイレを設置し、使い慣れたトイレを普段と同じように使用できるようになっている。入り口外観全景東京都の城北に位置する荒川区は、都電が通り下町の風情を残す街である。しかし、下町特有の密集住宅地も多くあり防災の面で力を入れているところである。平成29年にLIXILの協力のもと、防災トイレの試験設置を2年間実施することになった。設置場所はリニューアルを終えた「藍染公園」。面積2,475m2、児童コーナーやボール遊びができるコーナーを持ち、連日大勢の子供たちで賑わっている公園である。また、防災機能として、マンホールトイレ、防災井戸、ソーラー照明などを備えている。試験運用では、震災時の利用を想定し、洗浄水は震災モードの１L。また、配管洗浄水は循環水という、公衆トイレでは少々過酷とも思える条件で開始した。試験運用期間中においては、不具合の発生、故障もなく順調に稼働することができた。また、便器の形状や操作性についても問題がなかったものと判断している。過去の災害においてもトイレの問題は多く指摘されており、区としても課題のひとつとして認識しておるところではあるが、このトイレがいざという時の区民の支えになればと願っている。荒川区藍染公園施主・設計：東京都荒川区/施工：武元建設株式会社/所在地：東京都荒川区町屋1-34-9/竣工：2019年1月レジリエンストイレ合計3台（男子トイレ1台、女子トイレ2台）のレジリエンストイレを設置しました。全てのトイレに手すりを設置し、利便性に配慮しました。レジリエンストイレ（男子）レジリエンストイレ（女子）2連立平面図「下町特有の密集住宅地の防災力を高めたかった。」荒川区道路公園課澤田係長【一般トイレ】レジリエンストイレ：BC-P112SA・DT-PB150CH/小便器：U-A51AP/洗面器：L-A951AC/掃除流し：S-200【多機能トイレ】多機能トイレパック：PTWC-EC103R1A3BNNW6