マンションドアカタログ 130-131(132-133)

概要

  1. 巻末資料
  2. TECHNICAL DATA
  3. 遮音性/面内変形追随性
  4. 巻末資料
  5. TECHNICAL DATA
  6. 断熱性/ドアクローザ使用区分/当社防錆塗装と仕上塗装の適合性
  1. 130
  2. 131

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遮音性とは、室外から室内へ侵入する音、室内から室外へ漏れる音をどれくらい遮ることができるかを表す性能です。室外の騒音レベルから、サッシ、ドアの遮音性能値を差し引いたものがおよその室内の騒音の大きさとなります。(人間の耳が感ずる音の大きさとほぼ同じ大きさで表示される騒音計で測定した場合。)遮音性は、周波数ごとにどれくらい音を遮ることができるかを基準とした等級で表わし、周波数ごとの測定値はdB(デシベル)で表されます。なお、等級や判定基準については、JISに規定されています。面内変形追随性(対震性)とは、地震等の外力によりドア枠に変形が生じても戸の開放が可能であるかを表す機能です。面内変形追随性(対震性)は、ドアの高さ寸法に対する上下枠の面内変位の度合いで表します。JISA4702のスイングドアセットのうち対震ドアセットにのみ適用され、等級と性能(判定基準)が右記のように規定されています。(2)評価の基準日本住宅性能表示基準(告示第1652号)に従って表示すべき住宅の性能に関する評価の方法の基準が、告示第1654号に定められている。その中で、8-4透過損失等級(外壁開口部)(3)評価基準で以下の通り示されている。(イ)等級3:サッシ及びドアセットが、次の①又は②のいずれかに該当するもの。①JISA4706(ドアセットにあってはA4702)に規定する試験方法により確かめられた透過損失の平均値(ただし、1/3オクターブバンドで100Hzから2,500Hzにおける測定値の平均とする。)が、25dB以上であるもの。②JISA4706に規定するサッシ又はJISA4702に規定するドアセットで、その遮音等級がT-4、T-3又はT-2に区分され表示されたもの。(ロ)等級2:サッシ及びドアセットが、次の①又は②のいずれかに該当するもの。①JISA4706(ドアセットにあってはA4702)に規定する試験方法により確かめられた透過損失の平均値(ただし、1/3オクターブバンドで100Hzから2,500Hzにおける測定値の平均とする。)が、20dB以上であるもの。②JISA4706に規定するサッシ又はJISA4702に規定するドアセットで、その遮音等級がT-4、T-3又はT-2又はT-1に区分され表示されたもの。遮音性とは面内変形追随性とは面内変形追随性(対震性)の等級と性能(判定基準)■遮音性■面内変形追随性等 級D-1D-2D-3面内変形1/300rad1/150rad1/120rad性 能開放ができること。(1)等級表示「品確法」第5条第1項に基づく「設計住宅性能評価書」および「建設住宅性能評価書」の中では、共同住宅(各住戸)における、居室の外壁に設けられた開口部に方位別に使用するサッシによる空気伝搬音の遮断の過程が、透過損失等級で表されている。「品確法」による性能表示について「建設省告示第1652号の抜粋」表示事項表示項目・等級の説明透過損失等級(外壁開口部)等級3特に優れた空気伝搬音の遮断性能(JISのRm(1/3)−25相当以上)が確保されている程度等級2優れた空気伝搬音の遮断性能(JISのRm(1/3)−20相当以上)が確保されている程度等級1その他注)各方位毎に設置されるサッシの透過損失のうち、最も低いものを確認する。注)「RM(1/3)」とは、JISA1419-1に規定する1/3オクターブバンド測定による平均音響透過損失をいう。JISA4706・JISA4702に遮音性による等級と性能(判定基準)が右表のように規定されています。サッシの音響透過損失試験の結果を右下のグラフに書き込み、曲線が全測定バンド(16周波数バンド)において、それぞれの等級線を下まわらない遮音等級線(ただし、各周波数で該当する遮音等級線を下回る換算値の合計が3dB以下の場合は、その遮音等級とする)を読み判定します。JIS遮音等級と性能(判定基準)注)本カタログのサッシ、ドアセットに示されている遮音性能は、JISで定められた方法により実験室で求められた測定値です。実際の建物の現場で測定した時は、実験室と音場が異なるので両者の測定値に差異が生じます。性能項目等級等級との対応値性 能遮音性遮音等級線該当する等級についてJISA4706・4702に規定する遮音等級線に適合すること。注)T-1T-1等級線T-2T-2等級線T-3T-3等級線T-4T-4等級線音響透過損失T-4等級線T-3等級線T-2等級線T-1等級線50403020100TL(dB)125250500100020004000遮音等級線中心周波数(Hz)2520151040353025130
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断熱性とは、熱が移動するのをどれくらい抑えることができるかを表す性能です。また、熱の移動が少ないことを断熱性が高いといいます。熱は、高温側から低温側に移動し、両側が同じ温度になったとき、移動が停止します。建築物でいえば、天井、壁、床などの材料の中でも熱を通しやすいものと通しにくいものがあり、これらの材料の選択によって熱移動を最小限に抑えることが大切です。快適な住生活のために用いられる冷房や暖房の熱は、外気との間にある窓、壁、天井などを通して、対流、ふく射、伝導によって常に移動が行われています。その中でも窓からの熱の移動は、夏は約70%の割合で入り、冬は約50%の割合で流出すると言われ、窓を通しての移動が大きなウエイトを占めます。従って省エネルギー効果を高める上で、サッシの断熱性の向上は最も重要な要素となります。なお、等級や判定基準については、JISに規定されています。断熱性とはポリウレタン塗料 アクリルラッカー 長油性フタル酸樹脂塗料 合成樹脂調合ペイントフタル酸樹脂塗料 エポキシ樹脂塗料 フッ素樹脂塗料適合する塗料適合しない塗料■当社防錆塗装と仕上塗装の適合性■断熱性断熱性の等級玄関ドア用ドアクローザ性能区分■ドアクローザ使用区分区 分呼 称規格型Ⅰ型BL玄関ドアまたは、これと同程度の大きさ、重さの鋼製の玄関ドアに用いるものです。Ⅱ型BL玄関ドアまたは、これと同程度の大きさ、重さの鋼製の玄関ドアに用いるドアクローザで、Ⅰ型より制御力、閉じ力等が高く、バックチェック機能を有するものです。※バックチェック機能:ドアの開き方向に風の外力が加わっても急激に開かないようブレーキがかかるようにした機能。(あおり防止)1階∼5階はⅠ型、6階以上はⅡ型を使用することをおすすめします。90制限付きドアクローザであっても、強風等によりドアや付属金物に負荷をかける恐れがあるため、戸当りとの併用をおすすめします。●断熱性の等級と判定基準JISA4706・JISA4702に断熱性による等級と判定基準が下表のように規定されています。●建具の断熱性試験方法JISA4710に、建具の断熱性試験方法が規定されています。試験方法は下図のように高温室と低温室の間に試験体と加熱箱を設置し、測定を行ない熱貫流抵抗及び熱貫流率を求めます。[断熱性の等級と判定基準]等級熱貫流率性 能H-14.7W/(㎡・K)熱貫流率が等級との対応値以下でなければならない。H-24.1W/(㎡・K)H-33.5W/(㎡・K)H-42.9W/(㎡・K)H-52.3W/(㎡・K)H-61.9W/(㎡・K)H-71.5W/(㎡・K)H-81.1W/(㎡・K)※熱貫流率は建具の仕様やガラスの仕様等条件によって異なります。 詳しくは、窓・ドアの熱貫流率と日射熱取得率についての頁を確認してください。[試験状態図]ヒーターファンパッフル熱箱取付パネル試験体バッフル低温室高温室気流吹出装置131

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