Water&Kitchenテクノロジーブックvol.5 58-59(60-61)

概要

  1. LIXIL CR
  2. ユニバーサルデザインひとりにいい、みんなにいい、ずっといい。
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トイレが世界を救う!ひとりにいい、みんなにいい、ずっといいユニバーサルデザイン家の中の安全を考えよう安全教育授業プログラム水から学ぶ健康と環境によい住まい方ユニバーサルデザインひとりにいい、みんなにいい、ずっといい。未来世代への取り組みLIXILでは、2010年より従業員が各地の小学校で出前授業を行っています。実際の授業のコマをお借りして、「水から学ぶ」「トイレが世界を救う!」「家の中の安全を考えよう∼安全教育授業プログラム∼」といったテーマで、未来を担う子どもたちに、自ら考え、行動を起こすことを目的にした教育活動です。これはまた、地域社会との交流を通じて、従業員の社会への責任や貢献を啓蒙する機会ともなっています。これまで500回以上の授業を行い、参加した子どもたちは延べ2万人を超えています(2019年3月期現在)。グローバルな衛生課題の解決3つの優先取り組み分野基盤となる倫理的な事業活動出前授業のテーマ水の保全と環境保護多様性の尊重人びと、特に女性や女児が、安全な衛生施設を利用できるようにすると同時に子どもにとって危険な病気感染を防ぐ。調達から生産、流通、製品の使用・廃棄やサービスの利用に至るまで、すべてのプロセスにおいて、水、エネルギー、およびその他の天然資源の保全に努める。ガバナンス公正な事業慣行人権労働慣行サプライチェーン品質・顧客多様な従業員の英知や視点を活かし、成長とイノベーションの原動力とする。製品やサービスを通じて、年齢や性別、障がいの有無を問わず、すべての人の生活の質向上に貢献する。ステークホルダーエンゲージメント多機能トイレ。段差のない十分な開口幅の確保と開閉しやすい引き戸を設置しています。58
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持続可能な社会に向けた課題LIXILのユニバーサルデザインのコンセプトは、「わかりやすい」「使いやすい」「安全が安心に」「愛着がわく」という4つの軸からなります。具体的には、直感的に正しく認識できること。操作が簡単でスムーズ、またフレキシブルであること。人のミスやエラーを許容できる設計や、永く使用できる品質、使うたびに心地よさのあるデザインなどです。LIXILでは2030年までに日本国内のすべての製品・サービスをこのコンセプトに基づいたものとします。 日本では、2030年には65歳以上の高齢者が3700万人に増え、人口での割合は30%を超えると推計されます。またインバウンドに加え、国内に在留・定住する外国人も増えることが予測され、さまざまな文化的背景を持つ人びとが日本で暮らすことになります。 人びとの持つ個性や特徴によらず、誰もが同じように快適に暮らせる社会づくりに向けて、LIXILは今後も多角的な視点から製品やサービスの開発に努めます。多様性とユニバーサルデザイン出前授業のテーマは、LIXILがコーポレート・レスポンシビリティ戦略の重要課題として掲げる、「グローバルな衛生課題の解決」「水の保全と環境保護」そして「多様性の尊重」に対応しています。これらの世界的な社会課題を自分ごととして捉え、身近なところから実践できる意識や環境を育むことを目指しています。 2017年4月からは新たなテーマとして、「ひとりにいい、みんなにいい、ずっといい∼ユニバーサルデザイン∼」を展開しています。年齢、性別、国籍、障がいの有無などにかかわらず、一人ひとりが快適に暮らしていくためのユニバーサルデザイン。街や家の身近なところから、さまざまな人たちに対して、それぞれどのような工夫がされているかを知ることから始まります。これは東京2020公認教育プログラム(ようい、ドン!)の一つでもあります。 ユニバーサルデザインは、LIXILの「多様性の尊重」に向けた取り組みの根幹です。ユーザーにとって意味のある製品づくりとともに、多様性への理解を広める活動を推し進めています。未来世代のために。LIXIL社員が講師となる出前授業。59

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