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20手すりを設置し、立ち座りや座位の安定をサポート。また、便器の前方と側方に介助スペースを確保。車椅子での使用にも配慮します。手すり壁の手すりは、立ち座りに必要です。また、衣服の着脱に介助が必要な場合、利用者は手すりにつかまり立ち姿勢を安定させます。座っている姿勢が安定しにくい場合は、前方に身体を支える手すり(前方ボード等)を設置します。ブーススペース介助の必要が無い方にとっては、ブースは広すぎない(0.5坪以上)方が手すりや壁に手が届き安定した移動ができます。便器前方スペース〈便器の前に立ち座りのスペースを確保〉500mmの空間があれば立ち座りのために前傾するスペースが確保できます。800mmあれば、衣服の脱ぎ着を介助するスペースが確保できます。1,000mmあれば、車椅子を利用する方の排泄介助が行えます。便器側方スペース〈便器の横に、介助スペースを確保〉500mmの円が理想です。350mmあれば横に立つことができ、後始末の介助が可能です。収納トイレットペーパーや座薬などを収納できるコーナー収納を設置。認知症の方の誤操作を避けるため、リモコンを一時的に収納するといった使い方もできます。はね上げ手すりはね上げ手すりは座っている姿勢の安定のためと、入り口から便器までの距離が離れている(2歩程度以上)場合に、横手すりの様に移動をサポートするために使用します。また、はね上げることにより、便器横のスペースから介助ができます。大便器便器は、座った時にひざが90度程度に曲がり、足が床につく程度の高さだと、立ち座りがしやすく、座っている姿勢が安定します。床・壁材床は汚れにくさや清掃性に配慮した抗菌床タイルをおすすめします。壁はニオイを吸着し、湿度をコントロールする調湿建材がおすすめです。【居室内トイレ】空間プラン、商品選定のポイント500mm1,000mm500mm
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21【居室内・共用】手すりプランニングのポイント出入り(トイレ・洗面脱衣室・浴室)立ち座り動作(トイレ)服の脱ぎ着(洗面脱衣室)歩行動作(トイレ・洗面脱衣室・浴室)横手すりは行く先につながっているので、視覚的なガイドとしても役立ちます。高さ約700∼800mmが使いやすいと言われています。身体の両側に肘掛と、背もたれがあると安心です。服の脱ぎ着は、片足立ちになり、意外とバランスをくずしやすい。手すりがあると安心です。椅子に座って着替えることもできる、ゆとりあるスペースを確保。伝い歩きに便器に安定して座るために手すりの上端が鼻先程度の高さになるように設置すると、手すりが視界に入り利用しやすくなります。縦手すりはバランスを崩さないように、上下の動きをしっかりサポートします。※身体の状態によっては、横手すりを支えにする方もいらっしゃいます。出入口の支えに便器の立ち座りに700mm∼800mm600mm以上750mm程度握り位置800mm∼1500mm程度便座面から250mm前後便器先端から150mm∼300mm前後姿勢保持
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