左ページから抽出された内容
©UNICEF/UN0205847/sokhin62MAKEASPLASHみんなにトイレをINPARTNERSHIPWITH世界2億5千万人の衛生環境の改善に貢献するために、LIXILとユニセフはパートナーシップを結びました。日本企業では初となるユニセフとのシェアードバリュー・パートナーシップ。LIXILとユニセフ(国際連合児童基金)は、世界の衛生環境の改善に向けて、新しいアプローチで取り組む、革新的なグローバルパートナーシップを締結しました。水と衛生の分野でユニセフが結ぶ初のグローバルな「シェアードバリュー・パートナーシップ」であり、日本企業とのこの種のパートナーシップの締結は初となります。「MakeaSplash! みんなにトイレを」は、持続可能な開発目標(SDGs)のターゲット6.2「2030年までに、すべての人々の、適切かつ平等な下水施設・衛生施設へのアクセスを達成し、屋外での排泄をなくす。女性及び女児、ならびに脆弱な立場にある人々のニーズに特に注意を払う」の実現を目指すものです。※ユニセフは特定の企業やブランド、商品、サービスを推奨するものではありません。1日約800人3人に1人約9億人安全で衛生的なトイレを利用できない世界の人々は約3人に1人日常的に屋外で排泄をしている人々は8億9,200万人下痢性疾患で命を落とす5歳未満の子どもは1日約800人
右ページから抽出された内容
63排泄後、水を流す。トイレが未整備の環境で、毎年約29万人の子どもたちが亡くなっている。世界では今でも23億人(約3人に1人)が安全で衛生的なトイレのない生活を送り、そのうち8億9,200万人が日常的に屋外で排泄を行わなければならない環境で暮らしています。安全に管理された飲み水を利用できない、そして、排泄物を安全に処理できないために病原菌が蔓延し、毎日約800人、1年に約29万人の子どもたちが下痢性疾患を患い命を落とし続けています。またトイレが未整備の学校に通う初潮を迎えた女子生徒たちは、学校を休みがちになったり、中退を余儀なくされたりしています。さらに、屋外での排泄では、女性は暴力や嫌がらせの危険にさらされてもいます。子どもたちや女性の健康を守り、病気の感染拡大を予防し、尊厳ある生活を送れるようにするためには、安全で清潔なトイレはなくてはならないものです。2021年までに世界で2億5千万人の衛生環境の改善に貢献する。LIXILとユニセフは、現地で病気の感染の予防や衛生的なトイレの重要さなどに関する教育を行い、行動変容を促します。そして、LIXILは画期的で手頃な価格の簡易式トイレ「SATO」の普及をはじめ、安全で衛生的なトイレの市場確立に取り組みます。「SATO」の設置は簡単で、流す水も少量のため、飲み水の確保も難しい開発途上国での導入が可能です。プラスチック製でシンプルな構造のため、組み立てやすく壊れにくい、汚れも付着しにくいのが特長です。LIXILとユニセフは「MakeaSplash! みんなにトイレを」の活動を通して、2021年までに世界で2億5千万人の衛生環境の改善に貢献すべく、安全で衛生的なトイレの利用・普及を推進し、グローバルな衛生課題の解決に取り組んでいきます。SATOは排泄物を流すとすぐに弁が閉まり、悪臭やハエなどの虫の発生を防ぎます。重みで弁が開き、水と排泄物が流れる。
お探しのページは「カタログビュー」でごらんいただけます。カタログビューではweb上でパラパラめくりながらカタログをごらんになれます。