鳥の海公園・荒浜漁港公園現状復旧を超えた未来のまちの再建。東日本大震災による津波で被害を受けた宮城県荒浜地区の、復興のシンボルとなる海岸公園再整備事業。町民や観光客の憩いの場としてだけでなく防災対策にも配慮し、緊急時の一時避難場所となる「避難の丘」を併せて整備しています。高齢者やお子様など、より多くの人がスムーズに避難できるようバリアフリーにも配慮し、周囲の環境と馴染むデザインで耐久性にも優れたサポートレール（手すり）を設置しています。宮城県荒浜地区の海岸公園は、防災機能を備えた新しい観光拠点として再整備が進んでいます。2018年4月に開園した鳥の海公園には、津波時の避難場所として「避難の丘」を建設。海抜9mの頂上は100人程が避難できる広さで、2カ所の階段とスロープから登ることが可能です。スロープは車椅子の方でもスムーズに避難できるよう、道幅は広く勾配は緩やか。階段の手すりは錆びにくいアルミ製を採用し、天然木の風合いを持つ木目調のラッピングを施すことで公園の景観と調和しました。また、2017年11月には荒浜漁港公園の復旧が完了。水辺の観光資源として新たに設けられた展望台や釣りデッキには、景観になじむ機能的な高欄と防護柵を採用しました。今ではどちらの公園も、憩いの場所として多くの人に親しまれています。亘理町都市建設課 都市整備班ARCHITECT’SVOICE設計者の声1324荒浜漁港公園詳細はこちら鳥の海公園詳細はこちら1鳥の海公園（荒浜防災公園）内の「避難の丘」。高齢者や子どもに配慮し、階段には手すりが設けられている。2公園の景観に配慮し、木目調のラッピングを施した手すりを採用。3荒浜漁港公園内の展望台。景観に配慮し、シンプルなデザインの防護柵を採用。4荒浜漁港公園内の釣りデッキは、耐久性に優れた高欄を設け安全性を向上。【鳥の海公園（荒浜防災公園）】DATA施主亘理町設計コンサル株式会社三菱地所設計施工八木工務店・芦名組・丸福建設 復旧・復興建設工事共同企業体所在地宮城県亘理郡亘理町荒浜竣工2018年4月 商品情報［手すり］サポートレール3型【荒浜漁港公園】DATA施主宮城県仙台地方振興事務所設計三井共同建設コンサルタント株式会社施工株式会社橋本店所在地宮城県亘理郡亘理町荒浜竣工 2017年11月商品情報［防護柵］PN-I-T［高欄］KIC設計コラムはこちらPickup/Exterior7