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14ゾーン主に入居者が使用する空間主にスタッフが使用する空間その他居室ゾーン(ユニット)居室、トイレ浴室、リビング、洗面汚物処理室・洗濯室●収納スペースの確保・アクティビティーグッズ・車椅子・各種在庫保管・その他備蓄品 など●バックアップ動線(EV、階段、通路)きれいなモノと汚れモノの動線は各々に分ける。・厨房⇔リビング・デイルーム食堂・各ゾーン汚物処理室・洗濯室同士⇔リネン室共用ゾーンエントランス、デイルーム食堂、トイレ、浴室、洗面汚物処理室・洗濯室スタッフゾーン‒‒‒‒‒‒トイレ、受付・事務室休憩室・更衣室、厨房汚物処理室・洗濯室、リネン室快適性と使いやすさを両立する、空間ゾーニング高齢者居住施設の水まわりを考える際には、施設を構成する空間が、それぞれどう機能し、連携しているのかを把握することが大切です。高齢者居住施設の空間構成高齢者の居住する住宅や施設は、種類が複数あり、規模やサービスの提供の仕方、入居者の身体状況も様々です。しかし、「高齢者の生活の場」を成り立たせるために必要な建物としての機能・構成に大きな違いはありません。必要なのは、居住環境としての快適性と生活を支えるサービス提供のしやすさを考えたゾーニングです。主に入居者が過ごす「居室ゾーン」「共用ゾーン」と、2つのゾーンをバックアップする「スタッフゾーン」に分かれ相互に連携しながら、食事の提供、排泄・入浴ケアなどが行われています。トイレデイルーム浴 室汚物処理室・洗濯室エントランス居 室リビング汚物処理室・洗濯室食 堂トイレ受付等のフロント機能に加え、各リビングや食堂に食事を供給する厨房、各ゾーンで出た汚物や洗濯物を処理する汚物処理室・洗濯室などの機能を持ちます。介護サービスを外部業者が提供する施設では、業者の事務所を併設する場合もあります。スタッフゾーン10名前後で1つのリビングを共有するユニットケアが主流です。入居者の日常生活は居住ゾーンを中心に営まれます。居室ゾーン(ユニット)近隣に居住する要介護高齢者が通いで利用するデイサービスなどを併設していることがあります。共用ゾーン洗 面浴 室洗 面汚物処理室・洗濯室リネン室トイレ受付・事務室休憩室・更衣室厨 房
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◀ 高い自立レベル低い ▶15身体状況・介助の度合いによる、空間プランニング入居時にどのような身体状況の方を受け入れ、その後の変化にどの程度対応するのかは、水まわり空間のプランニング・器具選定で重要です。施設の目的や、入居者の身体状況に応じたプランニング要介護度が高い方のケアが目的の、特別養護老人ホーム、認知症高齢者グループホームなどはスタッフの目が行き届くよう、居室の独立性は低めで、設備の種類も最小限。その分、ユニット内や共用ゾーンの水まわりの機能(スペースや個数・種類)を増やし、相互に補完しています。一方、要介護度が低め、あるいは自立のうちから入居することができる有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅は、居住性重視で居室の独立性が高く、共用ゾーンにレストランや大浴場などを設ける場合もあります。要介護度が高くなったときに備え、デイサービスを併設するなどの対応も考えられています。※有料老人ホームでは、入居者の条件を要介護者に限定し、居室の独立性を低めに設定する場合もあります。共用ゾーン◀ 高い居室の独立性低い ▶生活充実空間併設プラン介護サービス併設プラン居 室居室ゾーン︵ユニット︶・トイレ▶P.22・浴室▶P.36・洗面▶P.61・キッチン▶P.61・トイレ▶P.22・浴室▶P.36・洗面▶P.61・キッチン▶P.61・トイレ▶P.22・洗面▶P.61・洗面▶P.54ABABBAB質の高い食事を提供するレストランや大浴場、クリニック等、毎日の生活を楽しく安心して過ごせるサービスを併設。デイサービスを併設し、要介護度が高くなった時の介護サービスを確保。居室面積約35㎡居室面積約25㎡居室面積約18㎡居室面積約9㎡※大浴場浴室階段階段EVEV汚物処理室汚物処理室汚物処理室汚物処理室リビングリビングリビング浴室浴室浴室トイレトイレトイレトイレ汚物処理室トイレトイレ厨房居住ゾーン居住ゾーン居住ゾーン居住ゾーン居室居室居室デイルームトイレ事務室・休憩室居住施設事務室・休憩室デイサービス事務室・休憩室レストラン(デイルーム)厨房エントランスエントランス■居室 ■トイレ ■浴室 ■汚物処理室・洗濯室 ■厨房■事務室・休憩室 ■レストラン(デイルーム)※有料老人ホームの場合13㎡以上。
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