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4感染症予防には感染源を排除し、感染経路を遮断することが重要です。 感染源感染症の原因となる微生物(細菌、ウイルスなど)を含んでいるものを感染源といい、次のものは感染源となる可能性があります。①嘔吐物・排泄物(便・尿など)③使用した器具・器材(注射針、ガーゼなど)②血液・体液・分泌物(喀痰※・膿みなど)④①、②、③に触れた手指で取り扱った食品など①、②、③は、素手で触らず、必ず手袋を着用して取り扱います。また、手袋を脱いだ後は、手洗い、手指消毒が必要です。1 感染経路の遮断感染経路には、「接触感染」、「飛沫感染」、「空気感染」、「針刺しなどによる血液媒介感染」などがあります。感染経路の遮断とは、①感染源を持ち込まないこと、②感染源を持ち出さないこと、③感染源を拡げないことです。そのためには、手洗いの励行、うがいの励行、環境の清掃が重要となります。また、血液・体液・分泌物・嘔吐物・排泄物などを扱うときは、手袋を着用するとともに、これらが飛び散る可能性のある場合に備えて、マスクやエプロン・ガウンの着用についても検討しておくことが必要です。2「高齢者介護施設における感染対策マニュアル(平成25年3月)」(厚生労働省)(http://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/osirase/tp0628-1/)を加工して作成感染症予防高齢者居住施設は、感染症に対する抵抗力の弱い高齢者が集団で生活する場所です。感染症を蔓延させないような対策が必要です。安全が安心に※喀痰とは吐いた痰のこと。▶施設内の衛生管理として自動水栓等、手に触れない器具が推奨されています。外部環境高齢者介護施設医療処置・看護介護・リハビリ食事・入浴・排泄感染経路出勤・帰宅清掃・給食面会・介助入居利用委託業者面会者ボランティア実習生入居予定者短期入所及び通所サービス利用予定者職員・医師・看護職員・介護職員等持ち込まない入所者職員持ち出さない拡げない設備・物品主な感染経路・空気感染 ・接触感染(経口感染含む)・飛沫感染 ・血液媒介感染
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手洗いは感染症対策の基本。非接触設備が有効。5自動水栓感染症予防詳細P.75水まわり自動水栓高齢者施設では、医療機関と行き来されている入居者もおりますので、外から感染症が持ち込まれる場合が少なくありません。インフルエンザウイルスは咳やくしゃみなどの飛沫によって、嘔吐物や排泄物に存在しているノロウイルスは手指・器具等を介して感染が広がっていきます。その他にも高齢者施設では特に疥癬(かいせん)、結核などの発生にも、注意が必要です。スタッフは複数の入居者をケアする立場ですから、嘔吐物・排泄物を扱う際の手袋着用はもちろん、作業の合間のアルコール手指消毒や手洗いがとても大事です。これらのルーチンワーク化を徹底するためには、スタッフ専用の手洗い器が各所に設備されていることが望ましいです。自動水洗や抗菌等の機能性だけではなく、掃除のしやすさも重要。いつも清潔な手洗いスペースで、手洗い・消毒を繰り返すことは入居者の感染症予防につながります。スタッフが手洗い・消毒を徹底しやすい環境整備をINFORMATION水ハネが少なく優しい洗い心地の泡沫吐水で、節水性と手洗性を兼ね備えています。手首までしっかり洗える大型手洗器。深くて広い鉢なので衛生的に利用できます。細菌の繁殖を抑えるハイパーキラミックを採用。詳細P.80スタッフルームスタッフ用手洗器汚れがたまりにくく清掃しやすいフランジレス排水口を採用。表面にキズがつきにくい陶器製。ハイパーキラミックの銀イオンパワーで細菌の繁殖を抑制。水栓まわりが汚れにくい壁付水栓。清掃しやすいお掃除ラクラク台座を採用。陶器製で汚れにくく、清掃しやすいフランジレス&壁付水栓スタッフ用手洗器感染症予防手首までしっかり洗えて飛び散らない斜めからも腕を差し入れやすい形状オートマージュAサーモスタット付自動水栓オートマージュA 手動スイッチ付サーモスタット付自動水栓
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