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2項目単位アルミニウム(合金6063)樹脂(PVC)ガラス樹脂の特性熱伝導率(熱の伝わりやすさ)(W/m・K)2090.171熱を伝えにくい=断熱性に優れている※アルミに比べて約1/200の伝えにくさ線膨張係数(温度による伸び縮みのしやすさ)(10ー6/℃)23708.5∼9.0温度変化で伸びたり縮んだりしにくい※アルミに比べて約2.5倍伸縮しない軟化温度(変形が始まる温度)(℃)120程度70程度720∼730ガラスは温度による変形がしにくい※アルミに比べて6倍強い比重(N/㎟)2.71.452.5(ガラス重量算出方法)ガラス重量(㎏/㎡)=ガラス厚(㎜)×2.5(比重)■ガラス・樹脂・アルミの特性比較■ガラスの特長ガラスは、雨風を防ぎつつ、光を採り入れることができます。また、組合わせで、省エネ、防犯、安全、目隠しなどの機能をもった商品となります。■原材料けい砂や石灰石、ソーダ灰など地殻に多く存在する天然資源を原材料を主原料としています。ガラスの特性1CHAPTER
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3ガラスの透明性について一般的な天然の固体物質は結晶構造を持っていますが、ガラスは結晶のような規則的な構造ではありません。結晶構造を持った物質の場合、その結晶の境目である粒界により光を乱反射させてしまいます。光(可視光線)は、物体に当たると反射・吸収・透過のいずれかをします。ガラスの場合、表面で光を反射することが少ないこと、主成分である珪砂などは光を吸収する性質が少ないこと、さらに結晶構造でないため、光の乱反射が無いことにより、まっすぐ光が透過します。このため、ガラスは「透明」なのです。ガラスの強度ガラスの強度の特徴として、バラつきが大きいことが挙げられます。負荷の加わり方(荷重速度、時間、サイズ、荷重位置など)によっても変わりますが、ガラス表面の微小なキズにも関係します。このキズは、大きさだけでなく、その方向・分布・深さ・形状によっても影響の度合いが変わり、微小なものであっても設計上の強度以下でも破損することがあります。微小なキズのことは「グリフィスのキズ」と言われることがあります。ガラス博士豆知識 グリフィスの傷画像提供AGC株式会社化学処理法による表面欠陥の検出イオン交換法によるGriffithcrackの分布の検出(ひびわれの数を減少させるために適当にHF処理を行った表面)
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