ガラス取扱いポイントブック 36-37(38-39)

概要

  1. CHAPTER 8 ガラスの現象
  2. 熱割れ
  3. CHAPTER 8 ガラスの現象
  4. ヘルツコーン/ヤケ
  1. 36
  2. 37

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36●ガラスに、飛散防止や遮熱・遮光などの機能を有するフィルムまたはそれに準じる物を貼る。●カーテンやブラインドなどをガラスの全面もしくは、一部に密接させる。(束ねたときも同様)●冷暖房の吹き出し空気や熱を直接ガラス面にあてたり、強い照明を当てる。●窓ガラスの内側に紙などを貼ったり、ペンキなどを塗る。●窓ガラスに特殊な影を落とす事。(設計段階で考慮されたものを除く)熱割れの防止下記の行為は、室内側に熱だまりができて、熱割れの原因となりますのでご注意ください。●ガラス面に密接して物を置く、立てかける、衣類やクッション、布団を干すなど。●段ボール箱、衣装ケースなどガラス面に密接して物を置く。(仮置きを含む)●キャビネット、ロッカーやパーテンションなど、家具をガラス面に近づけて設置する。ガラスの現象8CHAPTER
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37■ヘルツコーン=中空層側からガラスにヒビが入っている先の尖ったもので、衝撃速度が速い場合に、発生しやすい割れ方です。車のフロントガラスに飛び石がはねた場合などに起こりやすい現象となります。これを一般的にヘルツ破壊と言われています。ヘルツ破壊により生じた孔をヘルツコーンといいます。衝撃物ガラスガラス破片が衝撃面と反対側に落ちる破すり鉢状の割れすガ■ヤケ(風化)板ガラスの表面に水分が長期にわたって付着すると、大気中物質と反応し板ガラスの表面状態が化学変化を起こすことがあります。これによりガラスの光沢がなくなり曇ったような状態になり、薄膜が形成され光の干渉を起こし虹色に見えることもあります。これらの現象をガラスのヤケ(風化)と呼んでいます。浴室などの高温多湿の場所、大気汚染物質が多い場所(都市部や工業地帯)、海岸や湖の近くで潮風やモヤにさらされる建物など、湿潤の繰り返しが多い場所に比較的発生しやすくなります。一度この現象が生じてしまうと除去することは非常に困難となります。ヤケを防止するにはこまめなお掃除をおすすめします。特徴ガラスの光沢がなくなって、曇ったような状態に見える。(虹色に見えることもあります)ガラスの表面がざらざらしている。入居時にはなかったのに気が付いたら発生していた。実例

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