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ポイント解説浴室浴室は、足元が濡れてすべりやすい空間です。いつまでも安心して入れるように、「手すりの設置」「介助に必要な出入り口の有効幅」「広めのスペース」などの配慮が定められています。等級5等級4等級3等級2等級1出入り口段差段差なし(5㎜以下の段差含む)20㎜以下の単純段差20㎜以下の単純段差(出入り口部に手すりを設置する場合は、浴室内外の高低差120㎜以下 かつ またぎ高さ180㎜以下 でも可)基準なし出入り口の有効幅800㎜以上650㎜以上600㎜以上基準なしスペース短辺1400㎜以上かつスペース2.5㎡以上(1418サイズ以上)【戸建住宅】短辺1300㎜以上かつスペース2.0㎡以上(1316サイズ以上)【共同住宅】短辺1200㎜以上かつスペース1.8㎡以上(1216サイズ以上)基準なし手すり以下の用途の手すりを設置・浴室出入り用・浴槽出入り用・浴槽内での立ち座り用・浴槽内での姿勢保持用・洗い場での立ち座り用浴槽出入り用を設置基準なし部屋の配置特定寝室と同じ階にあること。(ホームエレベーターを設置する場合を除く ※1)基準なし※1:ホームエレベーターは、出入り口有効幅750㎜以上 (通路から直進できる場合は650㎜以上)など、 車椅子で利用できるもの。※手すり位置は目安です。 詳細は、現場の状況やお客さまへの配慮を 検討した、個別の設計に委ねられています。出入り口段差手すり足元がすべりやすい浴室では、浴槽出入り・立ち座りなど、それぞれの動作にあった位置に手すりを設置すると安心です。等級2∼4等級2・3▶ポイント解説へ▶ポイント解説へ出入り口段差スペース手すり①③①②③④B面E面①浴室出入り②洗い場立ち座り③浴槽出入り④浴槽内立ち座り 浴槽内姿勢保持20㎜以下の単純段差浴室の外20mm以下浴室下以mm081下以mm021手すりを設置する場合はまたぎ段差でも良い浴室の外浴室▶単純段差・またぎ段差についてP.14へ※1:ホームエレベーターは、出入り口有効幅750㎜以上(通路から直進できる場合は650㎜以上)など、車椅子で利用できるもの。食堂食事は日々の楽しみのひとつです。出入り口段差をなくすなど、食堂に行きやすい配慮が定められています。等級5等級4等級3等級2等級1出入り口段差段差なし(5mm以下の段差を含む)基準なし部屋の配置特定寝室と同じ階にあること。(ホームエレベーターを設置する場合を除く※1)基準なし出入り口の有効幅介護保険介護保険の基本活用例福祉用具と住宅改修FAQ︻フラット35︼S・高齢者配慮等級制度解説・資料142
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等級5等級4等級3等級2・1出入り口の有効幅特定寝室・トイレ・脱衣室工事を伴わない撤去による確保可(丁番ごとドアを取り外すなど)軽微な改造による確保可(ドア枠を取り去るなど)基準なしスペーストイレ工事を伴わない撤去による確保可可動間仕切り壁を撤去・移動するなど軽微な改造による確保可カウンターを撤去する、隣接していた収納空間との間仕切りを撤去して面積を広げるなど基準なし洗面所・脱衣室身だしなみを整える、顔を洗う、お風呂に入るために服を脱ぐ、など洗面所や脱衣室では様々な動作を行います。出入り口の段差を小さくしたり、手すりを設置するなどの配慮が定められています。洗面所等級5等級4等級3等級2等級1出入り口段差段差なし(5㎜以下の段差含む)基準なし部屋の配置特定寝室と同じ階にあること。(ホームエレベーターを設置する場合を除く ※1)基準なし※1:ホームエレベーターは、出入り口有効幅750㎜以上(通路から直進できる場合は650㎜以上)など、車椅子で利用できるもの。脱衣室等級5等級4等級3等級2等級1出入り口段差段差なし(5㎜以下の段差含む)基準なし出入り口の有効幅800㎜以上 ※1750㎜以上 ※1(脱衣室-浴室間の出入り口は650㎜以上)750㎜以上 ※2(脱衣室-浴室間の出入り口は600㎜以上)基準なし手すり衣服の着脱用を設置衣服の着脱用を設置(設置準備を含む)基準なし部屋の配置特定寝室と同じ階にあること。(ホームエレベーターを設置する場合を除く ※3)基準なし“工事を伴わない撤去”はドライバーで釘やネジを外す程度。“軽微な改造”は大工道具を必要とし、造作や仕上げなどを伴うイメージです。2つの違いは、「作業の難易度」の差です。将来、介助が必要になった時や車椅子を使用する時は、出入り口の有効幅やスペースがとても重要です。初めから基準を満たしておけると一番良いですが、それが難しい場合でも、将来、ドアやドア枠を外すなどの改造で広くできるようにあらかじめ考慮した設計にしておきましょう。そうすれば、後に大掛かりな工事をしなくても済みます。※ただし、浴室や玄関は、水処理や防犯の面からこの考え方は適用されません。A出入り口段差の有効幅とスペースについて、「“工事を伴わない撤去”や“軽微な改造”による確保可」とありますが、具体的にどのようなことですか? Q教えて!( )( )車椅子で通るには広くする必要がありますドアが付いていると狭い!ドアを取れば広くできる!ドア枠の内寸が基準を満たしていないと後で工事が必要になります。(躯体に影響を及ぼさない範囲)ドア枠が付いているとまだ狭い!ドア枠を取れば広くできる!※1:工事を伴わない撤去等による確保可。(→本頁下段)※2:軽微な改造による確保可。(→本頁下段)※3:ホームエレベーターは、出入り口有効幅750㎜以上 (通路から直進できる場合は650㎜以上)など、 車椅子で利用できるもの。 介護保険介護保険の基本活用例福祉用具と住宅改修FAQ︻フラット35︼S・高齢者配慮等級制度解説・資料143ドア枠の内寸が基準を満たしていれば、釘・ネジをドライバーで外す程度で済みます。
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